2012年10月07日

フォークロアという大陸

暗黒大陸と書きそうになったのをかろうじてこらえた。

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Gulebakavali (Tamil - 1955) Dir. Ramanna のポスター。2007年3月、マドゥライにて撮影。この作品のストーリーの原型は『千夜一夜物語』の中にあるとも、『ベナレス巡礼の道行にて語られたる諸物語』(後述)にあるともいう。

前書き

これまでも当網站ではインド映画の独自のジャンル分けの分かりにくさについて愚痴ったりしてきたのだが、ここで再びそれに触れなければならない必要を感じている。ジャンル論というのは、拘泥するとキリがないし、いくら精緻化しても後から例外が出てくる。これにハマると映画を観るための時間が削られてしまうので、研究者でもない一愛好家としては適当にスルーしておきたいところなのだ。とはいえ、共通項を多く持つ一群の作品を目にすると、やはりそれらに妥当なタグをつけてみたくなる、鑑賞するにあたっての心構えとしてこういうタグがあった方が便利なこともある。有名作 Chandralekha [邦題:灼熱の決斗] (Tamil - 1948) Dir. S S Vasan も Aan [邦題:アーン 印度の風雲児] (Hindi - 1952) Dir. Mehboob Khan も観ていない状態で書くのもどうかとは思うのだが、気になるものを全部潰してからとなると数年がかりになりかねない。なので、まとまった論にはならないが、「現時点でとりあえずここまでは分かった」ということを忘れないために書いておこうと思う。ただし、近年にはボリウッドを先頭としてジャンルの多様化も進みつつあるので、ひとまずは2000年以前の映画作品を対象として考えてみる。

インド映画とジャンル

伝統的にインド映画は「ソーシャル」「神話・バクティ」「フォークロア」の3つの大ジャンルに分けて論じられてきたということはこれまでにも書いた。ソーシャルとはともかくテーマが何であれ同時代を舞台にしたもの、神話・バクティは二大叙事詩やプラーナに基づいたものと聖人伝に基づいたもの、いうなれば神懸かった映画全般、そして3つ目がこれから述べるフォークロアである。

なぜこれほどに単純な区分けしかなかったのかということについては、時にインド人自身も不思議と感じるらしい。その主な理由は、実際にこれ以上の細分化を拒むような作品が主流だったからというものでしかないのだが。インド映画の娯楽作品の多くが、ジャンル化され得ない全ての要素が入った幕の内弁当状態のものであるとは、つとに指摘されていることである。コメディ、アクション、ロマンス、ミュージカルなど、他の文化圏では個別のジャンルを成す諸要素が、ソーシャル映画のみならず神話映画にもそっくりセットとして入っていることは珍しくない。ホラー、SFといった特殊性の高いジャンルの作品は絶無ではなかったが、数としてはマイナーなものだったし、それらにすら上記の諸要素が入ってくることもあった。

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フォークロアの定義

映画を離れたところでのフォークロアの一般的な定義は、まあ一言でいえば民間伝承というところに落ち着くだろう。これに従えば、フォークロア映画とは「民衆の間で語り継がれてきた民話や伝説を映画化したもの」となりそうだが、実際にはそう単純なものでもない。その実際については後で述べる。

インド人研究者や評論家、芸能メディアがこのフォークロアをどう定義しているか探してみるのだが、実はほとんどの書き手は自明のこととしてわざわざ字義を説明したりすることもなく、それぞれが勝手に個々の作品に「フォークロア」のタグをつけて論じているのみである。そしてフォークロアの代わりに「ファンタジー」「コスチューム・ドラマ」「ヒストリカル」「フォーク・ドラマ」などという用語が恣意的に使われることもある。

しかしいくら雑文とはいえ、定義がはっきりしないのを放置したままフォークロア映画の特徴についてあれこれを語るのはおかしなことなので、ここでは、インド人による各種の曖昧な記述を考えあわせた上で辿り着いた、我流の乱暴な定義を書いておく(後から訂正することになるかもしれないが)。それは、神話・バクティもの以外で「ここではないどこか」で「今ではないいつか」を背景にした物語は全てフォークロアに分類されうる、ということである。

これまでは「神話・バクティでもフォークロアでもないもの=ソーシャル」という消去法が、ジャンルを考える上で妥当だろうと思っていた。つまり一番雑多な残り物がソーシャルと呼ばれているのではないだろうかと。しかしソーシャルは間口がやたらと広いけれど「同時代が舞台」という定義自体は非常に明快なものである。一方フォークロアは、実際に作品を見ていくと多様さと曖昧さに圧倒される。本当のところは「神話・バクティでもソーシャルでもないもの=フォークロア」がしっくりくるのではないか。

フォークロアの最盛期

インド映画史の中でのフォークロアの発祥というのもはっきりしない。NFDCが編集した Indian Cinema - A Visual Voyage という写真集を眺めると、サイレント時代からそれらしいものが作られていたことがうっすらと分かる。神話・バクティ映画と同じくフォークロアでも、サイレント時代に作られたものがトーキー後の1930-40年代にリメイクされ、さらに第二次大戦+独立の後にスケールアップしてもう一度リメイクされるというサイクルを経ている例が少なくないようだ。

制作本数の観点からは少なくとも南インドでは1940年代後半から60年代までが最盛期となるらしい。この時期の映画に関する文献を読み込めばフォークロアの歴史が掴めるかもしれないとも思ったのだが、たとえばタミル映画史の多くは、1950年代の流れをDMKイデオロギー映画の勃興という側面からしか捉えておらず、ジャンルの生成史という視点はない。

テルグ映画に関しては若干のヒントがある。筆者無記名で、しかも中途半端なところで途絶してはいるものの、History Of Birth And Growth Of Telugu Cinema というエッセイは参考になる。これによれば、1947年がフォークロアの目覚ましいリバイバルの年であったという。具体的な作品名は同エッセイ中に列記されているのでここでは省略するが、戦争が終わりそれまでの生フィルムの供給制限が解除され、また独立を達成したことで反英メッセージを込めた社会派作品を制作することからもいったん解放された映画界が、娯楽大作に走ったことは容易に理解できる。そして、当時の映画人にとって、巨大セットやスタント・アクション、魔術、ファンタジーという娯楽的諸要素を好きなだけ詰め込めるのは、フォークロアというジャンルだけであると考えられたのだ(第7章より)。

しかしこの娯楽性の強いジャンルの再浮上は、進歩主義的なマスコミからは大いに批判され、退嬰・後退現象と蔑まれた。彼らにとっては、社会的メッセージを込めたソーシャル映画が最上位にあり、その下に神話映画(メッセージ性は低いが、外国文化に対抗しうるインド固有文化の表出という点で評価できた)があった。娯楽一辺倒で無国籍なフォークロア映画は最下位に位置づけられたのだ。にも拘らず、この時期のフォークロア映画は興行的に大成功し、またMGRやNTRがスーパースターダムに登り詰めたのも、これらフォークロア映画の成功に後押しされてのことだという。このあたりはSVシュリーニヴァースによる Telugu Folklore Films: The Case of Patala Bhairavi に詳しい。まあ、このように貶められたジャンルであることが、フォークロアにまつわる文献の乏しさにも反映されているのだろう。

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見つけた時は思わず膝を打った、フォークロア映画の時代衣装のお誂え向きの見本。Cheluveye Ninne Nodalu (Kannada - 2010) Dir. Raghu Ram のソングシーンで、ラージクマールの長男シヴァラージクマールが、偉大なる親爺様へのオマージュとして挑戦したコスプレ。しかしなんていうかシヴァ兄ちゃん、思い切り腰が引けとるわ。やっぱりタイツを履きこなすにはプロフェッショナルな無意識過剰と気合いが要るってことだわな。バーラクリシュナを見習って修行し直しじゃ。

フォークロアのテーマ

ここからがやっと本題。以下はテルグで最も成功したフォークロアと言われる Patala Bhairavi (Telugu - 1951) Dir. K V Reddy についての『インド映画百科事典』中の解説の一部。

テルグ語地域において「フォークロア映画」ジャンルを確立した作品で、アレクサンドル・デュマやハリウッドのダグラス・フェアバンクスを思い起こさせる、剣戟とオリエンタリスト的ファンタジーである。タミル映画界で生まれた(例えば Apoorva Sahodaragal, 1949、そして後にはもっぱらMGR出演作と結びつけられた)このジャンルは、テルグ映画にも巧みに導入され、BNレッディのような名のある監督(それまでは社会改革的テーマで知られていた)もこのジャンルの商業的成功の確実さを知ることになった(Raja Makutam, 1959)。このジャンルの真の成功は、もっともらしい地方伝説を華やかな形で捏造したことにある。それらはしばしばブッラカダ(Burrakatha)のような民衆演劇のイディオムを借用したものだった。(Encyclopedia of Indian Cinema P.324より、勝手訳)

1.字義通りの民間伝承:これは少数派に属するらしい。いったん現代の文学者によって小説家・戯曲化されたものの映画化という道筋を辿ることもある。その場合作品は芸術映画的な様相を帯びることになる。たとえば Nagamandala (Kannada - 1997) Dir. T S Nagabharana や Perunthachan [邦題:偉大なる仏師] (Malayalam - 1991) Dir. Ajayan など。また、その地方特有のものではなく、やや広範囲に流通していたストーリーのこともある。Heer Ranjha や Laila Majnu といった悲恋物語のように、源流が不詳で様々な語りのバージョンがあるものがそれ。

2.もっともらしく捏造された民話・伝説風ストーリー:これが多数派となるらしい。長い年月をかけて民衆の間で語り継がれてきたものではなく、比較的近年に特定のストーリー・ライター(無名の場合もあるが)によって作り出されたもの。上に引用した文章にあるように、そのイマジネーションの源泉はエロール・フリンやダグラス・フェアバンクスなどのハリウッド剣戟映画(フランスの剣戟についてはどうなのだろう?)にあり、ストーリーラインは各地方語で流通していた読み物雑誌に掲載のいわゆるパルプ・フィクションから採られたともいう。またマディラ・スッバンナ・ディークシトゥル(1868-1928)によってテルグ語で書かれた Kasi Majili Kathalu [ベナレス巡礼の道行にて語られたる諸物語]という説話・お伽噺の集成本(1900年前後に出版された)もしばしば原作として言及されている。これらのストーリーは、映画となる前に大衆演劇の世界で取り上げられてポピュラーになっていたものも多かったらしい。

3.歴史上の人物や事件を扱ったもの:インドにはこれをもってヒストリカル(歴史映画)という別ジャンルとして扱う人もいる。しかし、インド人の歴史への無頓着は映画にもはっきりと現れていて、日本人が普通に想像する歴史映画とは随分と異なったものなのだ。対英独立闘争期以前の時代を扱ったもので真正の歴史ものと言えるものは極めて少ない。何よりも考証が出鱈目、そして何らかの時代精神を描こうとする指向性も希薄。たとえば、Mayura (Kannada - 1975) Dir. Vijay は、今日のカルナータカ地域に王朝を打ち立てたマユーラシャルマの行跡を描いたもの。これが劇中の一場面。「まあしょうがないじゃん、多少洋風が混じっても」と思う読者もいるかもしれないが、このマユーラシャルマが4世紀中葉の生まれと知っても寛容でありつづけられるだろうか。グル・ダット主演の Baaz [邦題:鷹] (Hindi - 1953) Dir. Guru Dutt にしたって、16世紀のマラバールでポルトガル勢力に挑んだ快男児&快女児の物語ではあるけれど、洋風衣装を身に着けたインド人が沢山出てくる海賊アクション映画なんだよね、実際のところ。

フォークロアのモチーフ

重要で登場頻度の高いものから順番に列記していく。

1.独特の時代衣装:男性のものが特徴的。西欧ルネサンス期の宮廷衣装()とムガル王朝の廷臣風()が混じったような独特のもの。

2.チャンバラ:インドの伝統的な武器が登場することも時にはあるが、基本的には欧風フェンシングである。非常に洗練された剣戟の伝統を持つ日本人の目には素朴なものに映るが、ワイヤーによるスタント演出が確立される以前のインド映画ではこれが最大のアクション要素だったようだ。また、ターザンよろしくロープやシャンデリアに掴まってひらりと飛び回る類の空中戦も大いに愛されたモチーフである。

3.王宮:登場人物が庶民だけ、という作例にはあまりお目にかからない。特にヒロインが王女である確率はかなり高い。フォークロア映画に王様が出てこなくては何のために作ったのか分からない、というくらいのものなのだろう。衣装と同じく王宮の建築もまた重度に欧風+ムガル風である。

4.黒魔術師:フォークロア映画では魔法というものが何の説明もなく大手を振ってまかり通る。これが同じコスプレものでも歴史映画との大きな違いだろう。悪役としての黒魔術師が登場する頻度も高い。人身御供を行い、それによって得られる特殊能力をもって世界支配を目論んだりする。

5.異形の神:フォークロア映画にも神様はよく登場するが、ヴィシュヌ、シヴァといった最高神が目立った役割を果たすことは少ない。上の項目とも関連するが、あまり人格性がなく、見るからに土俗的な神像が、黒魔術師とセットで登場することがある。造形的にはネパールやチベットの密教系の神像を思わせるものもあるし、不可触民や部族民の信仰を反映しているような印象を与えるものもある。ともかく恐ろしげで不気味ではあるが、全くの淫祠邪教でもないのが難しいところ。たとえば、上に名前を挙げた Patala Bhairavi に登場するバイラヴィ女神は、映画中の設定通り、古都にして大聖地であるウジャイン(現マディヤ・プラデーシュ州)のカーラバイラヴ寺院の地下に祀られており、善男善女の参詣者を集めている。同時に、この寺院はアゴーリーの聖地でもあり、現在でも毎日御神酒供養が行われているのだ。

6.部族民の世界:脇役として部族民が登場するというのも非常に多い。歴史的な事物の考証と同じく、部族民の風俗の描写の正確さも問題外である。ハリウッド・オリエンタリズムを模倣した(むしろ北米インディアンを連想させるビジュアルも多い)綺想のオンパレードは美術部門や振り付け部門にとっての腕の見せ所だったのだろう。ソーシャル映画には取り込むことの難しい、野性的、エネルギッシュで官能的な世界を現前させるためには、部族民の登場は大変都合のいい設定だったのだろうと想像される。

7.動物の活躍:象、牛、馬から鸚鵡、コブラにいたるまでの、インド人にとっては比較的身近な動物達が重要な役割を果たす。本来的な民話のなかでも擬人化された動物が登場することは多いので驚くにはあたらないが。ただし、映画中では動物が人語を話したりする場面にはまだお目にかかったことがない。フォークロア映画中の動物は、あくまでも物言わぬ存在でありながら人間のドラマに関わってくる。たとえば、Mangaiyar Ullam Mangatha Selvam (Tamil - 1962) Dir. Vedamtham Ragavaiah では、呪いによって両手を失ったヒロインが乳飲み子をかかえて荒野を彷徨うのだが、そこに野生のチンパンジーが現れ、牛の乳を搾って赤子に与える、などというシーンが実写で撮られている。また、Guruvunu Minchina Sishyudu (Telugu - 1963) Dir. B Vittalacharya では、鸚鵡がピョンピョンと跳ねる様を普通に撮影したものを巧みに編集し、まるで鸚鵡が音楽に合わせて踊っているかのように見せるシーンがある。こういうものを目撃すると、フォークロア映画がまさにサーカスや大道芸の延長にあるということが、確信となって迫ってくる。

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Anaganaga O Dheerudu (Telugu - 2011) Dir. Prakash Kovelamudi と Jaganmohini (Tamil/Telugu - 2009) Dir. N K Vishwanathan。金をいっぱい使ってみても(AOD)、凄く節約してみても(JM)、結局当たりはとれなかった現代のフォークロア。もはやフォークロアは現代人のファンタジーを盛り込む器とはなり得ないのか?

隣接ジャンルとサブジャンル

以下は付録。紛らわしい隣接ジャンルとサブジャンルと言っていいのではないかと思われる作品群。

ソシオ・ファンタジー:隣接ジャンル。名前が一見紛らわしいが、要するに現代を舞台にした(=ソシオ)ファンタジーということで、フォークロアとは区別される。その気になって検証すれば、このジャンルも結構バラエティに富んでいて、類型パターンを挙げたりし出すとキリがないので、ここでは一例として当網站で過去に紹介した Angel John (Malayalam - 2009) Dir. S L Puram Jayasurya を挙げるだけにしておく。

歴史もの:隣接ジャンル。上でインド人の歴史への無関心について触れたが、それでも対英独立闘争期以降の時代を扱ったものには、それなりの考証への配慮や時代精神の表出への意欲がみられるので歴史物としていいのではないかと思う。それ以前の時代を描いたものでも、たとえば Pazhassiraja (Malayalam - 2009) Dir. Hariharan などはこのカテゴリーに入れて誰も異存はないだろう。しかし Mughal-E-Azam (Hindi/Urdu - 1960) Dir. K Asif に代表される多数のアナールカリー物語はどうか。これに関してはヒンディー語圏とサウスとで異なった別々の位置づけがあるのではないかという気もしている。

神話・バクティ:やや問題を含む隣接ジャンル。フォークロア映画の中にも神様は登場する。それでは神話・バクティものとの線引きをどこでするかというと、二大叙事詩やプラーナという大伝統に由来するものと、そうじゃないものとの間にしておきましょうかと便宜的に決めるざるを得ないのだ。しかしそうすると、タミル古代神話のヒロインであるカンナギを扱った作品群はフォークロアに入るのかということになって、今ひとつ腑に落ちない。また、Chenchu Lakshmi (Telugu - 1958) Dir. B A Subba Rao のように、全体の3分の2は神話映画の定番である Bhakta Prahlada の物語でありながら、終盤でラーヤラシーマ地方の部族民の伝説が合体するという、面白過ぎる展開を持つものもあって悩ましい。

西部劇:サブジャンルに数えたいもの。以前にひとつだけ作例を紹介したことがあるけど、これこそが「ここではないどこか」&「今ではないいつか」の最も過激な形態ではないだろうか。

北方剣士譚:サブジャンルに数えたいもの。北方剣士譚(Vadakkan Pattukal -Northern Ballads) という呼称だと、まるでヒマラヤかどこかを舞台にしているような印象を与えかねないので本当は避けたいのだが、現地でもこう呼ばれているのだから仕方がない()。このカテゴリーの特徴については以前にちょっとだけ書いたが、マラヤーラム映画に固有のサブジャンルである。マラヤーラム映画にも、上に述べたようなタイツ+剣戟の一般的なフォークロアがなかった訳ではない。その担い手はもちろんプレーム・ナシールである。Manthravadi (Malayalam - 1956) Dir. P Subramaniam はマラヤーラムにおけるこのジャンルの嚆矢だという。しかしケララにおけるフォークロアについては手持ち材料が少なすぎるので保留。ひとつだけはっきりしているのは、Manthravadi から10年ほど遅れて登場し、1960年代中盤から1970年代末までの間に流行したこの北方剣士譚ものは、紛れもなくフォークロアの特徴を備えながら、州外では作例がみられない独自の地方様式として、インド映画史の中でもユニークな位置を占めているということだ。

Guruvunu Minchina Sishyudu (Telugu - 1963)
以前のエントリーでちょっとだけ紹介した、「アーンドラのMGR」カーンタ・ラーオ主演の Guruvunu Minchina Sishyudu (Telugu - 1963) Dir. B Vittalacharya のポスター。2012年7月、ラージャーマンドリーにて撮影。全インド的レベルでは忘れ去られた過去の人であるカーンタ・ラーオの作品が今でもこうして上映されているのを見て、なんか熱いものが胸にこみ上げたね。

投稿者 Periplo : 14:00 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2010年04月18日

資料系アップデート1004

アジアのハリウッド― グローバリゼーションとインド映画 ―』 山下博司 ・ 岡光信子著、東京堂出版刊、2010年

同じ著者(今さら言うまでもないが山下氏は、『ムトゥ 踊るマハラジャ』字幕監修を手がけた人物)の『インドを知る事典』と同じく、インドを謳いながらもタミルのことが中心。

最初に難点をあげさせて貰うと、かなり凸凹感のある構成。それからみっともない校正漏れが散見される、これは編集者の怠慢。

素朴で熱烈な印映ファンの立場からすると、個別作品、あるいは特定映画界に対する評価の部分でどうしても咀嚼できない記述があるが、これは立脚する価値観の違いだからしょうがないか。

などとブツクサ言ってはみたけど、主としてタミル映画界の第一線のクリエーター・裏方との交友&インタビューによってもたらされた各種データはとてつもなく貴重。

二〇〇八年夏、タミル映画の名脇役ナーサルにインタビューしたところ、テルグ映画でのギャラはタミル映画のほぼ二倍にのぼるという(P.100より)

この2行の記述だけでも税込定価2940円のもとはとったと思うよ、お勧め。

投稿者 Periplo : 23:09 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2010年01月03日

初笑い

初夢の次は初笑い。

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こんなとこでどうだしょう? Japanese PM falls for Deepika Padukone (OneIndia 2009年12月30日記事)

投稿者 Periplo : 23:20 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2009年11月04日

注目のショットガン

というより衝撃のショットガンと言うべきか。

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Ram Gopal Varma's Rakta Charitra, based on the life of Paritala Ravindra, late TDP politico belonging to Ananthapur district, will see him don the real-life character of Nandamuri Taraka Rama Rao.

NTR, late CM of Andhra Pradesh, did not wear a moustache in later stages of his life and was also seen in ochre robe after he entered into politics. Varma thought it apt to ask Sinha to do the unthinkable: cut-off the moustache. Sinha, who had a foreboding initially, agreed to the maverick's demand facing stiff opposition from his friends and family. In his long career, this is cited as the first instance when the macho star will be seen without a moustache on the screen!

The BJP politico playing a dead politician is becoming a big national news for curious reasons.(Indiaglitz 記事 Shatru sans moustache in Rakta Charitra より)

しっかしどの記事もこの記事も馬っ鹿じゃねえか? ショットガンが髭剃ろうが腋毛剃ろうが大した話じゃないじゃん! へたを打ちゃアーンドラで暴動になるぜ。

主演はヴィヴェーク・オベロイ(ムンバイ育ちのアーンドラ人)、タミル俳優のスーリヤ・シヴァクマールも出演するという。

来年公開予定のこの Rakta Charitra 、ヒンディーとテルグの2バージョンが作られ、オベロイとスーリヤは共通キャストだが、NTR役はテルグ版ではあのドクタルがやるそうだ。

投稿者 Periplo : 19:15 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2009年07月20日

収集癖4:法服

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Adikkurippu (Malayalam - 1989) Dir. K Madhu より。麗しさんの生真面目で清楚ないでたち。

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Commissioner (Malayalam - 1994) Dir. Shaji Kailas のショーバナ様は検事役、廷内では迫力満点、立ち姿に華がある。

インドやってる連中の間では、制服萌えっていったら婦警さん、っていうのはもう常識だが、むふふ、法服もヨカじゃありませんかい。

看護士だろうが地球防衛軍だろうが、およそ制服と呼ばれるものには何であれ、一片の機能性というものが備わっているものだが、法服だけがそれを欠いている。遠い昔に欧州のどこかで成立した時点では何がしかの必然性もあったのかもしれないが、現代のそれも熱帯・亜熱帯地域ではただもう異常で滑稽ないでたちとしか言いようがない。

でも女の子ちゃんが着るのは大歓迎だ♪ 胸元に垂れる付襟がツボだね。白っぽいサリーに黒いガウンを羽織るとなんか気高い感じがしてとってもよろしい。

最近ので断トツは Baba Kalyani (Malayalam - 2006) Dir. Shaji Kailas のマムタ・モーハンダースちゃんだあ。上に紹介したお姉さま方と違って、明らかに法衣とのコーディネートを想定してデザインされたサリーに見えるが、最近そういう風に変わってきてるのかな。全身像の立ち姿が拝めなかったのが残念だが、マムタちゃんにはこの先も法廷ものに出演して欲しい。っていうか、本作でも別にマムタが法曹関係者である必然性はあんましなかったんだけどね。

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参考資料
写真で見る世界の法服
体験派の方のためには通販もあり

投稿者 Periplo : 01:36 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2009年07月11日

忘れた頃にリメイク

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アニル・カプールのプロデュースによる Short Kut - The Con is On (Hindi - 2009) Dir. Neeraj Vora がそろそろ封切られるらしい。Udayananu Tharam (Malayalam - 2005) Dir. Rosshan Andrrews のリメイク。なお本作には先行リメイクとして Vellithirai (Tamil - 2008) Dir. Viji というのもある。

マラヤーラムの原作では、舞台裏でプリヤン先生が何やかやと暗躍した形跡がある、とかつて書いた。今回のヒンディー・リメイクも、監督がニーラージ・ヴォーラ、長らくプリヤンと一緒に働いてた人物だし、主演のアクシャイ・カンナーもプリヤンのお気に入り。おそらくはプリヤン・コネクションから生まれた作品ということになるんだろう。

本来この世界(映画界)には成功への早道なんてものはないんじゃ、ということをテーマに据えた映画が、地方映画からのごっつぁんですリメイクはないじゃんか、などと皮肉られていたりする。だけどまあ、毒気を抜かれた当たり障りのないコメディになるんじゃないかという予感。

追記:原作の Udayananu Tharam については、DVDで見た当初は割と醒めた事を書いたが、その後色々学習して随分と評価が上がった。やはり毒気を減じられたタミル版と比べても含蓄するものが多いし、このソングシーンは、マ映画ヒストリーに残る傑作だと確信するに至った。

投稿者 Periplo : 00:06 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2009年06月14日

注目のボリウッド進出

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振れ幅の激しいファッションを涼しい顔して着こなす。モデル出身だけあってこの辺りのキャパはサウス随一だと思うわ。

プリヤンの次回作の一つ、アクシャイ・クマール主演のコメディ Khatta Meetha [Sour & Sweet](仮題)のヒロインとしてトリシヤが選ばれたことが、結構なニュースとして取り上げられてる。

"My lucky director Priyadarshan, who introduced me in Tamil movies, is giving me a break in Hindi films too. After my good debut in 'Lesa, Lesa', I was reticent about my career because of a nagging feeling I would be a misfit in cinema. Now with a firm foot in the south, things have worked out for Bollywood as well," Trisha told IANS. (The Hindu 記事 Trisha forays into Bollywood, teams up with Akshay より)

「ラッキー監督」にはちょっと笑った。トリシヤのヒロインとしての本格的なデビュー作 Lesa Lesa (Tamil - 2002) Dir. Priyadarshan は鳴かず飛ばずだったし、それに続く何本かの出演作もヒットにはならなかったらしいんだけどね。だけど結局大リーグ行きチケットを約束してくれたプリヤン先生、人生なにが吉に転ぶかはわかったもんじゃない。

2000年代前半にボリウッドの看板を背負ってた女優さんたちも、多くは30代に入った。熟女好みからすればこれからが女盛りの開花期だと主張したいところなのだけど、確かにスクリーン上での存在感という面からすると、時として草臥れて擦り切れたイメージを与えてしまうことも確か。世代交代は徐々に始まっている。あまりの低レベルに論評する気も起きない幼稚園の砂場の喧嘩なんかが象徴してるわな。

トリシアだとてウィキペディアを信じるならば当年26歳、数字上では特別に若いというわけでもないんだけれどさ。サウスから引っ張ってくるのにも、ある程度の経験を積んで女優として成熟していて&なおかつピチピチ感も備えている、みたいなのが望まれるのかね。映画出演はせいぜい1,2本の、まだサウスのテイストに染まってない子を引き抜いて育てるっていうかつての悠長なやり方(最近の珍しい例ではこの子みたいな)ではもう追いつかなくなってるのかね、ボリウッドでは。

投稿者 Periplo : 18:14 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2009年05月24日

万全の態勢

うーっ、なんかモワ~ンとした熱風が吹き寄せてくるようじゃありませんかい。

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久々に予習もちゃんと終えて万全の態勢だ。ヒンディー映画 A Wednesday ! (Hindi - 2008) Dir. Neeraj Pandey のサウスリメイクの話。

原作は、一言でいうならば、ムンバイ市の警察庁長官(アヌパム・ケール)が、たった一人で孤独な闘いを挑んでくる爆弾テロリスト(ナスィールッディーン・シャー)と対峙する数時間を描いたサスペンス、ソングシーンはない。これをカマルハーサン+モーハンラールでタミルリメイクするというのだ。カマルがテロリスト役、ラルさんが警察庁長官役。とーぜんながら、Company (Hindi - 2002) Dir. Ram Gopal Varma でのチョー格好ええラルさんのイメージがキャスティングを決定したんだろうね。

またこれも当然だが、舞台はムンバイからチェンナイに移されるはずだ。手の施しようがないまま幾度となく爆弾テロの舞台となった(そして今も不断に脅威に晒され続けている)悲劇の街ムンバイと違って、チェンナイは今ひとつ緊張感が不足しているように思われるのだが、その辺は作品にどう影響してくるだろうか。

それになによりキャスティング。原作ではアヌパム・ケールもナスィールッディーン・シャーも枯れ枯れ。それが、緊密なプロットであるにも拘らず、ハラハラ感ゼロで安心して見られてしまった(面白くなかった、ということではない)原因かな。タミル版ではね、カマルはギラギラしてるし、ラルさんはむっちり豊満系だし、なんか随分ニュアンスの違うものになるんじゃないかね。

一時期は Thalaivan Irukiran という仮称だったこの映画、最終的に Unnaippol Oruvan (Tamil - 2009) となって、今月始めに記者発表が行われた。監督は新人の Chakri Toleti、アメリカ帰りだそうだ。

撮影は今月中に終了の予定。ケララではマラヤーラム吹き替え版またはタミル語版そのままが上映されることになるだろう。その時期にケララに行って、ラルさんセントリックなポスターの数々を見物してみたいもんじゃわい。

そして最近の流行なのか何なのか、テルグでは、メインの登場人物以外を置き換えた、「単なる吹き替え」を超えたバージョン違いが制作されるという。こちらのタイトルは Eenadu。果たして舞台はハイダラーバードに置き換えられるのか。これも例によってなのだが、テルグ版の情報は少ない。

カマルハーサンのテロリスト役は変わらず。警察庁長官役にヴェンカテーシュ。なぬ、ヴェンキーさんとな?!?!?!

いや、別にヴィクトリー・ヴェンカテーシュを馬鹿にしてるわけじゃあない、だけんど、やっぱこれって大抜擢ってやつう?

While talking about his role as a top cop in Eenadu, directed by debutant Chakri, Venkatesh said the role was redesigned to suit his image. Though Venkatesh has already donned khaki in many films, his role in Eenadu would be more subtle and realistic, he said.(Galatta 記事Kamal is an inspiration: Venkyより)

ヴェンキーのイメージにあわせてキャラの再構築、うーん、そりゃあそうなるだろうね。やっぱり両方見比べないと。

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投稿者 Periplo : 19:10 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2009年01月12日

注目の越境悪役

はっきり言って、ボリ男優ではこのおっさんが一番格好エエと思う。

DannyDenzongpa1.jpgDannyDenzongpa2.jpgDannyDenzongpa3.jpg

かつてヒマラヤの独立王国だったシッキム州(最後の王様がアメリカ娘を王妃にして一波乱あったんだよね)の出身。マイノリティでありながらボリウッドで不動の地位を築いたこの人の初期の苦労話は、Screen の TAKE 25 の記事に詳しい。

いやね、例によってまだ眉唾状態でしかないんだけど、ラジニカーントの最新作 Endhiran の悪役にこのダニーさんが引っ張られるんじゃないかって憶測記事が見つかって(つうか、まだ決まってなかったのか?)、嬉しさでつい我を忘れちゃった訳よ。眉に唾しながらヲチ継続。

投稿者 Periplo : 23:40 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2008年11月22日

注目のヒンディー語映画

cvDrAmbedkar.jpgDrAmbedkar01.jpg

ついに発売、Dr. Babasaheb Ambedkar (Hindi - 2000) Dir. Jabbar Pattel のVCD。お求めは MaEbag などで。ヒンディー映画専門ショップなどでの扱いもある模様。

2000年に何らかのかたちで上映されたらしいこの映画、結局劇場で一般公開されたのかどうなのかがさっぱり分からなかった。タイトルロールを演じたマンムーティは1999年度の国家映画賞を受賞。そう、前年の国家映画賞の候補作品として提出されていたからには、実際にはさらに前に完成していたようなのだ。

言語もヒンディー語映画だとか、いや完全に英語だけの作品なのだとか、情報が錯綜して結論出ず仕舞い。今回のVCDはカバーから判断してヒンディー語版だろうか。

現タミルナードゥ州首相の選挙時の公約のひとつには、本作のタミル語版の制作・公開というのも含まれていたはずなのだが、どうなったのかね。

ともかく、アンベードカル博士と「国父」マハトマ・ガンジーとの衝突の部分をどのように描いたのか、そのあたりに大いに注目したい新譜だす。

投稿者 Periplo : 23:55 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2008年09月24日

ものは言いよう

某国でテレビニュースを見ていて行き当たったネタ。

golmaalrtns.jpg

またしてもラジニ様をダシにした話題作り、近く公開のGolmaal Returns (Hindi - 2008) Dir. Rohit Shetty に関して。本作はGolmaal (Hindi - 2006) Dir. Rohit Shetty の続編、プリヤン先生が大好きなGolmal (Hindi - 1979) Dir. Hrishikesh Mukherjee とは無関係。

It is a film meant to tickle the funny bone but 'Golmaal returns' could end up doing a little more than just that. The makers of 'Golmaal returns' raised a few eyebrows when they proclaimed that they have spoofed none other than Rajnikanth. The film's director Rohit Shetty, has spoofed not just a Saif tatoo on one of his characters, he has also taken a dig at Rajnikanth's blockbuster 'Sivaji'.

Taking on the might of Rajni by ridiculing 'Shivaji', the makers of forthcoming Bollywood comedy, 'Golmaal Returns' are treading a risque path. Rohit Shetty, Director 'Golmaal Returns' said, "We were in Hyderabad when we went to watch 'Sivaji' and the film has some stuff which was haywire, so we decided to do that, in a film like Golmaal, because even Golmaal Returns is a haywire film."

Not one ever for originality, Shetty's sense of humour could rankle many worshippers at the Rajni temple. Considering that every Rajni film opens with milk baths of giant cutouts of the star and at least with a month's advance booking, Golmaal director might just have plunged his pet project into peril with the Southern film fans. However, in bollywood any publicity is good publicity.(TIMESNOW の9月15日記事 'Golmaal returns' to take on Rajni の全文)

よーするに、監督のローヒト・シェッティさんがハイダラーバードで見た Sivaji The Boss の「イカれ具合」が気に入ったんで、イカれたコメディ映画である自身の次作にも取り入れてオチョクってみました、ってことらしいのだ。しかーし、実際にそのミュージカルシーン♪Tha Kar Ke を見てみるとだねえ、全然パロディになっちゃいないのよ、単なるミュージカルシーンのリメイク。素直に言えばいいのにさ、「Sivaji のソングシーンがめっちゃ格好良かったから真似してみたくなったの」ってさ。

しかし、一方でニュアンスが相当違う記事も見つかっている。

Shetty said that the song is inspired from Rajnikanth's film Sivaji and gave all credit for it to director Shankar. The song features all the actors from the film and is filled with action sequences in it a la Rajnikanth style.(Business of Cinema の9月13日記事 Promos and song of Golmaal Returns unveiled より)

こちらを信じるなら、シェッティ監督はシャンカル監督のクリエーションに対して率直に謝辞を表明しているんだな。こういう話は記者の胸三寸でどうのようにでも変わっちまうのんなのかねえ。

投稿者 Periplo : 00:54 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2008年09月07日

政略結婚

最初はいつもの芸のないボリ映画リメイク元暴露記事なのかとも思ったんだけど。

It's a marriage of southern content and northern cash. (Kaveree Bamzai による India Today 記事 Mumbai meets Chennai より)

要するにボリウッドの制作会社がサウス(主にタミルか)の映画制作ビジネスに進出し始めた、という現象を述べているのだ。サウスのコンテンツをいただいて来てボリウッドでリメイクするだけ(もちろんそれも今でも盛んだけど)の時代じゃないらしい。資本力において勝っているムンバイベースの製作会社が、相対的に低コストで、なおかつ効率的な制作能力で北に勝っているサウス映画に直接投資を始めたってことらしい。サウスの映画を北でディストリビュートするということでは全然なく。

Not everyone is happy with this state of affairs. Director S. Ramanarayanan, also president of the Tamil Film Producers' Council, has said the entry of the Mumbai corporate world has inflated star salaries down the line, beyond the reach of southern majors.

But lower costs and greater transparency are among the major factors attracting them. With even newcomers like Ranbir Kapoor and Imraan Khan being paid in the vicinity of Rs 6 crore, established actors like Babu (who don't get more than Rs 1 crore) seem like bargains.(同上)

ここにある Babu ってのは多分 Mahesh Babu のことなんだろね(トホホ、この筆者の南インド人名に関する知識も大したことないね)。

Because what the southern industry lacks in size (a Hindi blockbuster now releases across more than 1,800 screens whereas even Sivaji: The Boss got only 600 screens worldwide), it makes up for in sheer originality. It's a relationship that looks like it will last, even if neither actually learns to speak the other's language.(同上)

悲観的なのか楽観的なのかよくわからない結びだけど、普通に考えるとあまり健全な状態とは言い難いのではないか。作っているプロダクトの何が良いんだかわからない人間が財布の紐を握ってるってのは。

投稿者 Periplo : 00:37 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2008年08月09日

なんかしらんが凄い

mayaravan.jpg
新規事業のための資金をクリエイティブ活動によって創出しようというショーバナ様。

Conceived, interpreted and choreographed by Shobana herself, Maya Ravan is in a dance and theatre format with dialogues in English. The voiceovers have been done by actors such as Naseerudhin Shah, Mohanlal, Jackie Shroff, Suhasini Maniratnam and Revathy, among others. “And then Tabu called me to say that she wants in too,” says Shobana, underscoring how successful it’s been.(The Hindu 記事 The art of expression より)

自前の舞踊団 Kalarpana (現在はマスカットに本拠を置くという)の恒久的な学校施設をチェンナイのアルワルペート地区(まあ、都心といっていい場所だね)に建設する資金集めのために、インド主要都市でのコンサートツアーを行うのだという。

ショーのタイトルは Maya Ravan、ラーマーヤナのストーリーに英語のナレーションを付けた舞踊劇だそうだ。このステージ、昨年には30を超える都市を巡る全米ツアーですでに披露されているのだが、今年バージョンはさらにパワーアップしたものになっているらしい。

The new version of Maya Ravan will have more Bollywood elements on stage.(OneIndia 記事 Kamal disappoints Shobana より)

ボリウッド風味の英語版ラーマーヤナねえ。ちなみにこちらの記者会見映像を見ると、ボリウッドという用語はショーバナ自身が意識的に使っているものであることがわかる。昨年の米国ツアー・バージョンの一部はこちらなどで。

投稿者 Periplo : 18:30 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2008年05月03日

若干斜に構えて

読むべきなんだろね、この手の記事は。

ボリウッド映画の名シーンのロケ地を一目見るために、インド人観光客がイギリスに押し寄せている。その経済効果は20億ポンド(約4100億円)とも言われ、イギリスの観光業は現在、好況だ。

インド人の人気ボリウッド映画のロケ地に対する関心は、凄まじいものがあるようだ。イギリス観光局は、インド人観光客のために、有名映画のロケ地の場所をまとめた地図「ボリウッド映画ロケ地マップ」を作成して対応している。また、「ハリーポッター」シリーズ、「ダ・ヴィンチ・コード」、「ゴスフォード・パーク」、「傲慢と偏見」などのロケ地は、インド人のみならず、世界中から観光客を呼び寄せているという。

英国映画協議会(UK Film Council)ジョン・ウッドワード会長は、「映画が観光におよぼす影響は、一過性のものではなく息が長くなる傾向がある。イギリスで撮影された映画やテレビドラマが、世界に対してイギリスの観光地をアピールするのに、大きな役割を果たしている」と語っている。

インド系のグリンダ・チャーダ監督の作品「ベッカムに恋して(Bend it like Beckham)」によって、イギリスの観光地がインドをはじめとする南アジアや極東地域に大々的に宣伝された。ロケ地となったロンドン北西のヒンドゥー寺院、サウス・ホール(South Hall)は、一躍超人気観光スポットとなったという。 (Voice of India 記事イギリス各地、ロケ地めぐりのインド人で好況より)

ヒンドゥー寺院なんて出てきたっけ? 確かあの映画の設定では主人公一家はシクじゃなかったっけ?

元記事は多分 Times of India のBollywood fans boost tourism in Britain だ。

問題部分の原文は、

Bend it like Beckham , a film by Indian-origin director Gurinder Chaddha, raised the profile of Britain in India, south Asia and the Far East. It suddenly placed the west London town of Southall on the international tourist map.

となっている。頼むぜ、VOI。そんなこたどうでもいいが、Southall 観光のお供にはこちらが便利。それから「ベッカムの如く曲げるべし」の詳しいロケ地リスト

ともかくだな、金満インド人(←そうでもなきゃイギリス観光なんかできるわきゃないわな)のロケ地観光ブームがインド国内には波及しないで欲しいと切に願っちゃってる訳よ。

投稿者 Periplo : 14:59 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2008年04月04日

Rest in Peace : N Gopalakrishnan

訳あって速報できなかった死亡記事。N Gopalakrishnan、フィルム編集プロフェッショナル、3月9日没、74歳。

He has served as the editor for most of the films directed by Priyadarshan in Malayalam, Tamil and Hindi. He was known as ‘Ambi Annan’ in film circles.

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Gopalakrishnan has worked with most of the prominent directors of Malayalam cinema. But he had a special relation with Priyadarsan for whom he had worked for nearly 50 films.(Newindpress 記事、Veteran film editor Gopalakrishnan dead より)

プリヤン組の常連だったこの人は、結局ネット上では顔が分からず仕舞い。

顔写真が無いながらもこのベテランの横顔が微かにうかがえる貴重な記事も見つかった。kerala4u 記事 FILM EDITOR-N GOPALAKRISHNAN

Gopalkrishanan has edited films in five languages. For a few Kannada films he had done the role of the dubbing artiste as well.

Thaenmaavin Kombathu was my first production. It was a super hit. Many advised me not to venture into production. It is a risky business. But I want to produce just one more film God willing,” says this experienced hand.

Ambi AnnanThenmavin Kombath (Malayalam - 1994) のプロデュースを手がけたという話は同じ時期に別のソース(後述)からも入ってきた情報だったので、裏がとれたようで嬉しい。こうやって一本の映画に係わった人々が色んな角度から眺められるようになってくると(例:カメラマンはこの人だった)やっぱり面白みが増してきますね。もちろん本編がそれなりに面白い映画だからこそなのだけれどね。

投稿者 Periplo : 00:43 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2008年01月05日

2007注目のボリデビュー

BBsong.jpg

2007年にサウスから出張ってって注目のボリウッドデビューを果たした新人。とはいうものの、ヒンディー映画は年に数本しか見てないこちとらに、まともな総括を期待されても困る。つまり「プリヤン関連の注目の新人」ていうことになるのだが。

13年前に取り逃がしたオイしい役をタミルリメイクである Chandramukhi でゲットできたヴィニート君。

Due to film commitements when director Fazil offered me the same role in the original Manichitrathazhu in 1993 culd not accept it. By gods grace the same role was offered to me after 13 years in Chandramukhi. I was suggested for the role by none other than the great Rajnikanth. It was a great honour working with the legend and felt privileged to work with director P.Vasu, Prabhu sir and Jyothika. I was accepted by the Tamil dance world through Chandramukhi as I got an opportunity to perform the superhit song ra ra in the film.(varnachitram 06.11.08掲載、Interview with Vineeth より)

そして2007年には同じ役を今度はヒンディーリメイク Bhool Bhulaiyaa で演じることになった。

It's been released sometime ago but the calls and messages of appreciation still keep coming. It was my first foray into Hindi films and I'm lucky that I got such a great role and a team to work with. I feel privileged that Priyadarshan considered me for the role. I remember I was shooting in Ponmudi where the signals were low. I got this surprise call from Priyanji. He sounded a bit upset that he was trying to reach me for 3-4 days and couldn't get through to me. He said, 'I am using you for a Hindi film', and I was stunned. He has brought in some extra definition to the role and added a couple of more scenes too.(ChennaiOnline 07.12.07掲載インタビュー Dancing does not make one effeminate より)

サウスの俳優さんには、ヒンディー語映画界のことなど我関せずというスタンスをとる人も時々いるけど、ヴィニート君はお声が掛かってかなり嬉しかったみたいだ。よかったね。正直なところ、これまで散々騒いでおきながらこの BB にはあまり熱狂的にはなれないのだが、ヴィニートの踊り大爆発の部分だけは素晴らしいと思う、結構癖になります。まあ冷静に判断すると、これでヒンディー語映画界からお座敷掛かりまくりになるとは思えないけどさ。

映画にゃ興味ないけど、そんなにいいんかいその踊り、という人には画質のいいこちらあたりをお勧めしますです。

pikachan.jpgDeepika Padukone、通称ピカちゃん(←勝手にそう呼んでるだけ)。ヒンディー映画に疎くとも、出演作一本も見てなくとも、何となく分かる。「プリヤン関連」の留保を取り払っても文句なしの2007年注目度ナンバーワン大型新人でしょう。

Aishwarya (Kannada - 2007) Dir. Indrajith Lankesh Babu でウペンドラの相手役でデビュー。普通はこれだけでもロケット・スタートだけど、Om Shanti Om (Hindi - 2007) Dir. Farah Khan でSRKの女王様役。出生地はコペンハーゲンというが、両親共にインド人らしい(←100%の自信なし)。幼少期をバンガロールで過ごしたが、ルーツとしては多彩な人材を映画界に供給している都留國の人だという。

ま、ここまではこの辺境サイトでわざわざ書くまでもないことだけど、問題はプリヤン関連。

The other is Priyadarshan's Pirate which stars Shreyas Talpade, Kunal Khemu and 2007's stellar discovery Deepika Padukone.(Deccan Herald 07.12.30記事 The great Indian celluloid spread より)

へっ? 大昔に制作発表のニュースで噴飯したことは覚えていたけど、この企画復活したわけ? その後しばらく注視していたけど、キャストに一人も知ってる名前がないんで興味を無くしてしまったんだ。当時ピカちゃんの名前を見ても全然分かんなかっただろうしね。2006中盤のどこかでこの映画は一旦お蔵入りとなった。2008年現在のキャスティング予定はここにある Kunal Khemu, Shreyas Talpade, Deepika Padukone, Paresh Rawal, Rajpal Yadav というのが最大公約数か。これがお蔵入り直前のものと変わってないんだったらプリヤン先生のタレント発掘の慧眼は大したもんだと言うべきだろう。ただし最近になってちょっと風向きが変わってきちゃったんだ。ピカちゃんはプリヤン先生には会ったこともないし、そんな映画に出演する予定はない、と言ってまわってるらしいんだな(こちらなど)。やっぱりギャラの問題かねえ。

投稿者 Periplo : 03:15 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2007年12月14日

カタックじゃないね

AMdancer.jpgBBdancer.jpg
CMdancer.jpgMTdancer.jpg

もういくつ寝ないと寝正月、グルも走るというこのせわしない時期にディスクが立て続けに到着。結局見比べをやってしまった。

これまでプリヤン先生の最新リメイクでの踊り子さんはカタックダンサーと紹介してきたけど、実見してみた結果、ちゃいました。そのうち専門家に分析して貰おうと思います。

寝るのに飽きたらレビューでもあげるかも。

投稿者 Periplo : 01:26 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2007年11月28日

素朴な疑問ショー(4)

dilse.jpg
Dil Se (Hindi - 1998) Dir. Mani Ratnam より。

ボディ・ランゲージその1。 いやいや、くっきり明快な画像が取り込めなくて気分良くなーい。でもこれでも分かる人には分かるはず。小指を突き出し残りの指で拳固を作り、側頭部にあてる。やってるのは大抵お祖母ちゃんで、相手は大概の場合着飾った妙齢の娘さん。見る映画見る映画、お祖母ちゃんが出てくれば必ず一回ぐらいは遭遇するもんだと思ってたんだけど、その気になって探すと見つからない。それでかなり昔に見たヒンディー映画にまで行き着いてしまった。お陰でこれがサウスだけのものじゃないってことが分かったけど。文脈からして祝福を意味するものだということは理解できるが、なぜこういう動作なのかが想像もつかなかった。通り一遍のボディーランゲージ事典にゃ見つからず。

最近グルにお会いした際にこの疑問を投げかけてみた。グルジー曰く(100%の自信はないが、と前置きしたうえで)、このポーズをとることによって指の関節をポキポキいわせ、(美々しく着飾った)相手への(世間一般の人々の)羨望の念がこの音くらい激しいものであることを告げている、のかもしれないと。もちろんこれは脅かしているのではなく、回りくどい言い方で相手を祝福しているというのだ。つまりポーズ(にも意味があるのかもしれないが)ではなく、音が重要なんだ。

筆者はこれを一人で何十回もやってみましたが、ポキポキ快音は全く聞こえず。まあ、そもそもオッちゃんがこれをやってるシーンにはまだ遭遇していないんだけどね。しかし身振り一つとっても奥深い世界ではある。上に挙げた以外にもまだ異なる解釈もあるのかもしれぬし、探求あるのみじゃ。(続くかも)

投稿者 Periplo : 00:36 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2007年09月15日

メモ:ラジニねた3連発

■一発目

Sivaji の爆発的ヒットを受けて、北インドでヒンディー語吹き替えバージョンがディワリに公開予定。ヒンディー語映画の一般的規格にあわせて再編集が行われ、ランタイムが2時間半程度に縮小されるという。それに加えて若干の再撮影も敢行されるというし、それなりの予算を組んだプロジェクトで決して片手間仕事じゃないという印象。

Hindustan Times 記事 Sivaji: The Boss to be dubbed in Hindi

skinheadS.jpg


ラジニ自身が吹き替えを担当すると言っている記事(*)もあるが疑わしい。しかしシャンカル監督は、前作の吹き替え版の不振の原因が、パッとしない吹き替えにあったと思っているようなので、そこそこの人材を投入するつもりなんだろね。

*The Economic Times 記事 Now, Sivaji to woo Hindi audience


やっぱり一番気になるのは、あのそっくりさんショーだわな。

The Tamil version had a song featuring Rajinikanth and Shriya in which the superstar appears as MGR, Sivaji Ganesan and Kamal Haasan. For the Telugu version, he was made to don the avatars of NTR, Nageswara Rao and Chiranjeevi.

Now for the Hindi version Rajni will reportedly imitate Dev Anand, Shammi Kapoor and Shah Rukh Khan. Now this will definitely be a treat to watch!(Times of India 記事 Rajni does an SRK より)

そもそもタミル版でホントにラジニはカマルの真似をしてたのか? はよもいちど見たいわ。


別の記事では Raj Kapoor, Amitabh Bachchan, Shah Rukh Khan とされているけど、結局の落ち着き先は、Dev Anand, Shammi Kapoor, SRK というところらしい。

The film, which will release after Diwali, will see Rajnikanth in the guise of the Rukhster as well as enacting like yesteryear actor Shammi Kapoor. Rajnikant was also asked to parody Amitabh Bachchan, but he refused due to the immense respect he has for the legend.(India Target 記事 Rajnikant to pay homage to Shah Rukh Khan ! より)

無量光さまのパロディだけは畏れ多くて出来ない、ってのが面白い。だけどシャンミ・カプールの真似って一体何する訳さ?

■二発目

お約束の日本公開ネタも。

The movie is likely to be screened at the Tokyo International Film Festival in the first week of October and discussions are on to release the movie in Japan with Japanese subtitles. Rajnikanth has a strong fan base in Japan and the local demand is backed by local fan following and not just Indians living in Japan. According to Babu, the universal appeal of the music scored by A R Rahman along with the strong visual attraction (all those stunning sets created by Thota Tharrani) are strong drivers for the demand for this movie in foreign countries.(Business Standard 記事 Rajnikanth rocks より)

普段だったら、一笑に付す類の話だけど、現状で不確定ながらも裏付けもあり。

malayalamSivaji.jpg

■三発目

こちらはもうタイトル見ただけで笑っちゃうしかない、 Hindusutan Times 記事 Kamal Hasan, Rajnikanth to come together for Mani Ratnam film。ホンマに実現してくれたらエライこっちゃな、何度騙されてもやっぱりちょっとだけ信じたくなっちゃう、それが帰依者ってもんでしょう。

投稿者 Periplo : 23:15 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2007年07月29日

ロケ地銀座

マニ君に感謝! 長らく気になっていたのに分からなかったロケ地が同定できますた。

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gurufallsCAP3.jpggurufallsCAP4.jpg

Guru (Hindi - 2007) Dir Mani Ratnam を見て、なおかつふんだんに流通しているレビューを読んで、上に掲げたイメージ(♪Barso Re のもの)に現れる滝の名前が判明。

ケララ州トリシュール県にある アディラパッリーの滝なのでした。

いんや、アイスさんが踊った場所というより、前にも紹介したナイスな黒魔術映画 Anandabhadram に出てきた、これをゲットすれば世界支配も夢じゃないという秘宝が隠されている場所がやっとわかったんで嬉しくてね笑。

ATHIRAPALLI1.jpgATHIRAPALLI2.jpg

こちらに寄せられたコメントによれば、他にもPunnagai Mannan (Tamil - 1986) Dir. K Balachander, Pukar (Hindi - 2000) Dir. Rajkumar Santoshi、4 The People (Malayalam - 2004) Dir. Jayaraj の舞台になっているという。

ケララ州政府観光局の網站にはこんなロケ地ガイドもあるんだけど、取り上げられてるのはヒンディー映画と外国映画ばっかり。もうちょっとマ映画についても勉強して欲しいもんだ>関係者各位。

投稿者 Periplo : 23:11 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2007年06月27日

Rest in Peace : Jeeva

享年43歳、ロケ地(恐らくソングシーンの)モスクワでのまさに道半ばの客死に愕然。Jeeva、1964-2007(※44歳説もあるが未確認)。

Noted cinematographer - director Jeeva passed away after suffering acute cardiac arrest in Russia last night. He was shooting for Dhaam Dhoom starring Jayam Ravi and Kangana Ranaut in Russia.

An acclaimed cinematographer - turned - director Jeeva had worked in over 40 films including Shankar's Gentleman, Kadhalan and Indian.

Jeeva was directed over 50 commercials. He ventured to Bollywood and cranked the camera for several blockbusters including films directed by Priyadharshan. Some of his Hindi movies include Hulchul, Yeh Tera Ghar Yeh Mera Ghar, Run, Kushi, Bhagam Bhag, Hera Pheri among others.

A native of Thiruthooraipoondi, Jeeva ventured to direction with 12B. The film featured Jyothika and Simran together opposite Shaam. The latter was introduced by Jeeva.

Jeeva's next was Ullam Ketkumae which featured a host of actresses. Popular stars like Arya, Asin and Pooja made their debut with the movie. (IndiaGlitz 記事 Cinematographer Jeeva passes away in Russia より)

jeeva.jpgアート・ディレクターはサブちゃんに決まりだけど、カメラマンはしょっちゅう換えるのよ、といつぞやプリヤン先生は仰っていたが、この人はかなり頻度高くプリヤン組に出入りした常連でした。タミル・ナードゥ州中部 Tiruvarur 県、ティルトゥーライプーンディの出身、Mouna Ragam (Tamil - 1987) Dir. Mani Ratnam に感激してカメラマンを志し、同作の撮影監督であった P C Sriram のもとでアシスタントをつとめた。

1997年の rediff によるインタビュー、そして恐らく最後のものであろう今年6月20日の The Hindu によるインタビューも。

12B (Tamil - 2001) しか見ちゃいないので、監督としての力量を論評することは出来ないけれど、カメラマンとしては陰影を強調したドラマチックな絵をつくるのが得意な人でした。この機会にお勧めしていきたいのは、「国家映画賞を取れなかったのはなんかの間違いじゃ」と自分で言ってAbhimanyu (Malayalam - 1991) Dir. Priyadarshan 、それにYeh Teraa Ghar Yeh Meraa Ghar (Hindi - 2001) Dir. Priyadarshan です、はい。

投稿者 Periplo : 01:11 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2007年06月19日

それぞれの柴児4

南印映画音楽ボーカル界の二大巨頭っつったら、もちろん黄金のトランペット Sripathi Panditaradhyula Balasubrahmanyam [SPB] 先生とヴェルヴェットの歌声 Kattassery Joseph Yesudas [KJY] 先生。しかし今回は両巨頭の揃い踏みはなかった。

SIVAJI04.JPG

ともかく期待の大きい本作、久しぶりに本格的な作法で臨もうと思ったのでした。つまりサントラCDを手に入れて音楽の予習に勤しみながらテンションを高めていくというしきたりに従おうと。

で、音だけ聴いた感想はと言うと、「ピンと来ない」。かつてのように無条件でノリノリにさせてくれるラフマーン節が随分と薄まったな、という印象。だけどここでソッポを向いちまうにはラフマーン追随歴が長すぎるのよ、俺。映像を伴って聴いたときに初めてその曲想や仕掛けが立ち上がってきて圧倒される、という経験はラフマーンに限らずこれまでに何度かあった。これもまた印度映画音楽の醍醐味。

そんな第一印象の中で唯一引っかかったのが、アルバム最後の♪Sahara Pookkal Pookkutho Saha。リードボーカルはKJYの次男 Vijay(Vijey) Yesudas。深みという点では親父には敵わないけど、なんというか、若々しくのびやかな声質なんだ。なんでも Sanda Kozhi [Sandai Kozhi] (Tamil - 2005) Dir. Lingusamy でのVYの歌唱を聴いた超級明星様自身がARRに推薦したってことだが、例によって裏はとれない。まあとにかく鮮烈な印象を残す歌いっぷり、なのに曲自体が短すぎて物凄く欲求不満が溜まるんだ。こう思ったリスナーも多かったようで不平を書いてる奴がネット上に散見される。歌手に思い切り歌わせることなく無情にフェードアウト、結局これはとことん映像に従属した映画音楽だからってことなのかな。

チェンナイ生まれだけど米国で高等教育を受けたこのVY君、印度古典と西洋音楽の両方を学んだという。満を持してデビューしたのはいいけれど、長らくの米国暮らしが災いしてマラヤーラム語の発音に難ありといわれて厳しいスタート、なんていう記事を読んだのは4,5年前のことだったか。しかし気付いたらいつの間にか南印4言語+ヒンディー語映画音楽をレパートリーにしていたのだった。改めてフィルモグラフィーを眺めてみたら、なんだい、プリヤン映画 Chup Chup Ke (Hindi - 2006) でも歌ってるんじゃん。劇中第一曲目の♪Tumhi Se(DVDのタイトルでは Yeh Aankhen)だね。これを聴いたときには大した印象も持たなかったんだけど。

話はどんどん脱線。以前レビューを書いたときはビジュアルにばかり目がいってしまってたけど、この CCK のアルバムはこぢんまりしてるけど結構いい出来だ。なかなかボリウッドにまでは手が回らないのだけれど、かろうじてプリヤン映画を追っかけることによって、南印とは方向性が違うヒンディー語映画音楽の今日的水準を感じ取ることができる。南印vsボリウッドに中国ポップスvs香港ポップスの対比を重ね合わせたい誘惑を抑えられなくなるんだ、時々。

投稿者 Periplo : 02:12 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2007年06月16日

それぞれの柴児2

カメラのKVアーナンドさんについては以前に別んとこでも話題にしてたけんどね。プリヤン先生にもとても縁のあるお方。話題の大作の公開を期に、telugucinema.com によるとても詳しいバイオがわかるインタビューがアップされた。いやありがたい。

sivaji01.jpgsivaji02.jpg

1966年チェンナイ生まれ、もともとは出版界のスチルカメラマンだったという。映画界に転じてからは P C Sriram のもとでアシスタントをつとめていた。シュリーラームさんのところにプリヤンからThenmavin Kombath (Malayalam - 1994) の依頼が来た際に、多忙な師匠に代わりカメラを担当することになって独り立ち。このデビュー作で美術のサブ・シリルと並んでいきなり国家映画賞を受賞。以降は順風満帆と言ってよさそうなカメラマン人生、Kana Kandein (Tamil - 2005) では監督デビューも。

上記のインタビューではもちろん Sivaji 撮影苦労話なども語ってくれていて興味深いのだけれど、いっちゃん面白かったのは以下の部分。

[自分が手がけた Thenmavin Kombath が、Muthu (Tamil - 1995) Dir. K S Ravikumar、Saat Rang Ke Sapne (Hindi - 1998) Dir. Priyadarshan とリメイクされたことを述べた後に] Actually both the basic plots are same. They changed some characters. Mohan Babu brought the Malayalam story rights and gave it to Rajnikanth. Both are friends. Mohan Babu asked me to work for the film, but as I already worked in the original film I felt not do to the same work again, so I declined.

うぬぬ、ムトゥの制作にあたってプリヤン側からリメイク権を買い取ったのは、あのドクター・モーハン・バブーだったのかあ。ムトゥのプロデューサーとしてクレジットされているのはこの Kandaswamy Bharathan さんなんだけど、モーハン先生はブローカーみたいに口利きをしたのかね。ラジニ様はチルさんと大の仲良しだってことはよく知られてるけど、チルさんとは犬猿の仲だと言われてるモーハン先生ともダチだったとは。さすがはスーパースターのバランス感覚。

投稿者 Periplo : 03:26 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2007年06月05日

貴重なデータ

これこれ、婦女子を相手に車内でそんな狼藉してると後で酷い目に遭っちゃうかもよ。
pokiri1.jpg

さる公共施設利用の料金値上げが映画界全体に波紋を呼んでいるというNDTV Movies.com 記事

However, the Railway Ministry has hiked rates for shooting on railway premises and trains ranging between Rs 10,000 to Re one lakh per day, a hike that will not apply to educational and news documentaries.

In bigger metros like Mumbai and Delhi, charges for shooting on railway premises for one day will be Re one lakh, while in smaller cities this will cost film makers Rs 50,000.

On all other stations it will be Rs 25,000. And for hiring a moving or stationary train, filmmakers will now have to shell out Rs 30,000 per day.

具体的に鉄道施設の利用料金が記されているという点でこれは貴重だ。記事では、リアリズムへの傾斜が強くなるにつれて映画における鉄道・鉄道駅の重要性が高まってきていると言っているが、妄想歌舞シーンでの登場率だってかなりのもんだ。人生のあらゆる局面が凝縮されていると言っても過言ではない印度の鉄道施設が使いにくくなると困っちゃうよね。

pokiri2.jpg

Pokiri (Telugu - 2006) Dir. Puri Jagannath より、ハイダラーバード近郊線の軽便鉄道 Multi Modal Transport System (MMTS)Necklace Road 駅のシーン。

投稿者 Periplo : 01:52 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2006年10月21日

Rest in peace : Srividya (1953-2006)

ラジニカーント(1949年生まれ)、カマルハーサン(1954年生まれ)、マンムーティ(1953年生まれ)etc.の恋人役からお母さん役までをこなしたシュリーヴィディヤさんが亡くなられました。享年53歳。

RIPsrividya.jpg

Srividya, also an accomplished Bharatanatyam dancer and singer, had been undergoing treatment for cancer for the last three years and was admitted to the hospital on October 17.

Born on July 24, 1953, Srividya acted in over 800 films in several languages over a 35-year period. Daughter of eminent Carnatic singer M.L. Vasanthakumari, and Tamil actor `Vikadam' Krishnamoorthy, she acted at the age of 13 in the Tamil movie `Thiruvarutchelvar.'
(The Hindu 記事 Veteran actor Srividya passes away より)

Srividya began her career as a 13-year-old girl in Tamil film Tiruvarul Selvam with Sivaji Ganesan. She soon switched over to Malayalam with her debut film Chattambikavala with veteran actor Sathyan.
--
She also inherited a good sense of humour from her mimicry artist father Krishnamoorthy.
(rediff.com 記事 Srividya: A versatile artist より)

Though born to ML Vasantha Kumari, one of the most illustrious of Carnatic singers, it was dance, not music, that captured Srividya's early interest.

Though she did learn classical music, it was as a classical dancer that she earned an early reputation. Her interest was fanned by the fact that when young, her mother often left her in company of the famed Travancore sisters Lalitha, Padmini and Ragini, actresses and dancers all.
--
She has been paired opposite the leading actors of two generations. She has played mother to the likes of Mammootty (with whom she has also been paired as wife, lover and sister), Mohanlal (she has also played his sister), Nagarjuna, Chiranjeevi et al.
(rediff.com 記事 'Srividya loved life, and loved to live' より)

Though she married George Thomas, a film producer and businessman, in 1978, they later decided to break up. She fought a long legal battle for getting her properties, mainly her house in Chennai, back from George.
(Newindpress 記事 Veteran actress Srividya passes away より)

she was a Tamilian by birth
(Newindpress 記事 She was in love with this city より)

投稿者 Periplo : 05:05 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2006年09月26日

Rest in peace : Padmini

padmini2.jpg
暫く前に「トラヴァンコール三姉妹の真ん中で出世頭。そして唯一存命中でもある」と書いたパドミニさんが他界されてしまいました。合掌。

Veteran actress Padmini is dead

投稿者 Periplo : 03:01 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2006年07月19日

素朴な疑問ショー(3)

peoplesware2.jpg
Mukundhetta Sumithra Vilikunnu (Malayalam - 1988) Dir. Priyadarshan より

「印度人民服の謎」の巻

写真の左から順に、社長さん、平社員、プーさん。

ファッションコンシャスな筆者にとって非常に気になるのである、社長さんのお召し物が。南北を問わず80年代の印度映画によく現れるドブネズミ色のツーピース、形はゆったりしてるが、生地は結構厚手な感じでさほど涼しそうではないな。お世辞にもカッコイイとは言えないと思うのだが、これ着てるのは公務員の管理職や企業のトップなんかに多い(平社員が着たら身の程知らずということになるのか)。大昔に日本で提唱されたことがある省エネスーツのようなものなのだろうか。これは仕立てで誂えるものなのか、それとも吊るしで売ってるのか。呼び名はあるのか。全てが謎だ。

peoplesware1.jpgはっきりしてること:ともかく誰が何と言おうと印度一これが似合うのはMG ソーマン















投稿者 Periplo : 02:54 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2006年06月04日

資料箱:吹き替え/字幕問題

唇同期マニアで字幕嫌い、結局これこそがインドでのハリウッド映画の全面的な席巻を阻んでいるものかも。

北インドでのサウス映画、そしてサウスでの非サウス言語映画の公開にあたっての言語問題に関しての情報をランダムに記録。


This awkwardness, which comes when jokes are transposed minus their cultural
context into another region, and language, has been a problem with some of
Kamal Haasan's Hindi movies, too.Indian comes to mind foremost for the
exchanges between Kamal Haasan and Manisha Koirala's characters: they are
giggling and laughing, and you know what they are saying should make you
giggle and laugh as well. But the disconnect between the lips moving in
Tamil dialogues, and what the Hindi dub is saying, makes the whole thing
extremely trying.
http://www.blonnet.com/life/2004/05/28/stories/2004052800060400.htm
Indian (Tamil - 1996) Dir. Shankar の吹き替えであるHindustani (Hindi - 1996) のコミックシーンは唇同期が上手くいってないせいでヒンディー語圏観客には受けなかった。


So in the coming months, your neighbourhood multiplex will be visited by
Paris-based Gujarat-born filmmaker Pan Nalin's documentary Ayurveda;
Malayalam veteran Adoor Gopalakrishnan's Tamil-Malayalam bilingual
Nizhalkkuthu (Shadow Kill), with English subtitles

With Baran due for release in a couple of months at Chennai's Studio 5 (a
148 seater), Swaroop Reddy, Director of Sathyam Cinemas in Chennai agrees
that there is definitely a niche audience for such films. "We had earlier
screened films like Taxi and Run Lola Run with English sub-titles.

Sometimes, of course, dubbing simply does not make financial sense. Consider
this: Gopalakrishnan's Nizhalkkuthu was made at a cost of about Rs 1 crore
not small money, but certainly peanuts in comparison with a Lagaan's Rs 25
crore. Now consider that dubbing it would cost between Rs 4-6 lakh, while
subtitling would add up to just about Rs 1 lakh. Since the film in its
multiplex release outside Kerala is aimed primarily at Malayali expats and
die-hard cine buffs a limited audience by any measure dubbing at that cost
is impractical.

His debut film Minsara Kanavu was a success in Tamil but took a beating in
Hindi. Trade pundits theorise that heartland audiences could hardly relate
to the heroine's dilemma of choosing between the man she loves and becoming
a nun. But it was more likely the awful dubbing.
http://www.india-today.com/itoday/20000821/cinema.shtml
■最近増えつつあるチェンナイのシネプレックスでは、小ホールで非英語圏ヨーロッパ映画やマラヤーラム映画の上映を字幕付きで行うこともある。結局のところ吹き替えよりも字幕制作の方が安上がりだから。
Minsara Kanavu(Tamil - 1997) Dir. Rajiv Menon はタミルでは大ヒットしたが、吹き替え版 Sapnay (Hindi - 1997) は惨敗。理由はまたしても劣悪な吹き替え。

English is one of the main languages of India. Why can't Bollywood, the
Indian movie industry, make sitcoms and movies in English? I'm not talking
about dubbing or subtitling. Movies with subtitles are not enjoyable and
Westerners don't want to be bothered with it. Reading subtitles means
effort, when the public wants merely to be entertained. Indian actors
speaking English with an Indian accent sound charming.
http://www.newindpress.com/sunday/sundayitems.asp?id=SEF20030207090918&eTitl
e=Cinema&rLink=0

■映画は読むもんじゃなく観るもんだという意見はよく聞く。字幕付きの映画など紙芝居に過ぎないとして自作の字幕付き上映を拒否した映画監督の話もあったっけ。


Fox will fan out with 59 prints across 40 Indian cities in the first phase.
Of the 59 prints, 35 will be the original English version, while 24 are
being dubbed in Hindi. There is no decision yet to field dubbings in
languages like Tamil or Telegu.
http://economictimes.indiatimes.com/cms.dll/html/uncomp/articleshow?artid=11
498091

Star Wars Episode II: Attack of the Clones (USA - 2002) Dir. George Lucas のインドでの公開に当たっては、オリジナル英語バージョンとヒンディー語吹き替えバージョンとが用意された。南部諸言語の吹き替えバージョンは作られなかった模様。オリジナル英語バージョンに字幕はつかなかったものと推測されるがどんなものか。

Heck, Hindi films are dubbed in regional languages for the respective state
release while Bengali and Marathi films are released with English subtitles
in other states...but southern films simply do not attempt to connect. Not a
single Malayalam, Tamil or Telugu film that releases in Mumbai and the rest
of India comes with subtitles, catering only to those who speak of the
language. It's actually reflective of the adamant insistence of southern
states to not speak the National language. i'm veering off topic. Sorry!
http://www.naachgaana.com/item/2298
■ブログ上のコメントなので信用できるのかどうか判断保留。ヒンディー語が非ヒンディー語圏で公開される場合はその土地の言葉で吹き替えされるが、ベンガルヤマラーティー映画(つまり芸術映画ということだね)の場合は字幕付きとなる。サウス映画がムンバイなどで公開されるのは主に在住サウス人向けなので当初より言語に関する配慮はない。

投稿者 Periplo : 23:55 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2006年05月23日

注目の吹き替え

Aparichit - The Stranger (Hindi - 2006) Dir Shankar
aparichit.jpg
Anniyan (Tamil - 2005) のヒンディー語吹き替え版が19日に公開された。

これは南北問題に深くかかわることだと思うのだが、サウスのヒット作がボリウッドでリメイクされることはよくあっても、吹き替え版または字幕付き版が公開されるというのは珍しいのだ。字幕付き公開で思いつくのは Roja (Tamil - 1992) Dir. Mani Ratnam とか、Kandukondain Kandukondain (Tamil - 2000) Dir. Rajiv Menon とか数えるぐらい。字幕じゃなくて吹き替えというのはどのくらいあるものなのか。これもそう多くはないはずだ(それに対してボリウッド大作の字幕付き版または吹き替え版がサウスで公開されるのは極々日常のことのようなのだ、自分で確かめた訳じゃないのだが)。吹き替えするならば観客の識字率問題はクリアされるはずなのだが、俳優に対する嗜好が違っていて、サウス俳優は北では受け入れられないから、と説明されることが多い。

個人的に2005年の最大ヒットだったこの映画、ヒンディー語版DVDが出ても(すぐ出るだろうけどさ)別に買って見てみたいとは思わないが、ボリの観客にどういう受け止められ方をするのかは興味深くヲチして行きたい。

タミル映画界ではシャンカルもヴィクラムもすでに確固たるブランドイメージが出来上がっていて、その2大ブランドのコンビネーションがどんな化学反応を起こすのかというところに期待がふくれあがったのだった。

しかし、ヒンディー語圏の一般的な観客(それに大部分の批評家も)にとって、この二人は無名の新人同様なのではないかと思われる。いやもっと悪くすると、サウスだというだけで新人以上のハンデを負っているのかも。ブランド力が全く効かないヒンディー語圏で別人28号がどういう風に受けとめられて行くのか、色んなレビューからおもろい部分を抜粋して行こうと思う。随時更新。

Vikram comes to Mumbai Rediff.com May 22, 2006
"Initially, when told Anniyan was being dubbed in Hindi, I decided I would just go and see how it was. But, when I came to Mumbai and saw the kind of response, I was charged up. It suddenly looks larger than life now."
--
One thing he is surprised by, however, is the response comedian Vivek got from the audience. While south Indians have never appreciated Johnny Lever's comedy, people beyond the Vindhyas will never be able to fathom how Kaundamani and Senthil can tickle the funny bone. "I know! It was a revelation to see his humour work here," he says. But he also puts this down to the fact that the audience was clued in to the movie.


Anniyan or Onion? Andhracafe 05-22-2006


ヒンディー版のオフィシャル・サイトのキャスト欄覗いたら、Kochin Haneefa の名前が VMC Hanifa となっていた、何なんだろ、これ。あー、と思ったらタミル語版でもVMCだわ。Very Malayalee Comedian とか? いやVillainous Mallu Comedian か。


Aparichit - A film with a message  IndiaGlitz May 22, 2006
Vivek is a good comic actor and one wonders why he hasn't been seen in any film by Priyadarshan so far since the director is famous for roping in dozens of comic actors in his films.


Stylish experiment Mid-Day May 20, 2006
But that's what makes them stand apart from the rest. In Aparichit, too, he keeps his songs colourful, dresses up his actors in outfits that would put Govinda to shame, and indulges in corny humour.
--
The constantly noodle-like wig that's perched on top of the camera every time Aparichit comes into the frame, is irritatingly funny.
--
Aparichit will divide the audience by creating the haters and the lovers. Had the editor done a good job, the film would have made an interesting watch. Watch it if you are a fan of Shankar's style.


Aparichit gets A for effort rediff.com May 19, 2006
So, watching Anniyan, a superhit Tamil film released exactly a year back and dubbed into the Hindi Aparichit, wasn't exactly top of my charts, but convinced that anything's better than what Bollywood serves up nowadays...
--
Tamil cinema seems used to these extremely colourful visual standards, featuring tulip fields and millions of extras, and while one was filmed imaginatively in an extremely hip setting, they mostly seem pasted onto the film regardless of plot-point or aptness -- and this coming from someone who sits through at least one mindless Hindi film a week. No, these folks make some truly over-the-top songs, making Mumbai's efforts pale by comparison.
--
The film would be a pretty ordinary actioner, a few spectacular action set-pieces nevertheless, were it not for Vikram. The actor rightly overplays all three characters to near-perfection, and even when the dialogues jar -- Krishna squarely blames this on the abysmal dubbing job -- he manages to convey them with a sincerity we don't get to see much of, especially in Bollywood.
--
this dubbed version is infinitely better than seeing it remade for Bollywood by a Sanjay Gupta or a Priyadarshan, and perhaps dubbing actually holds the key to a far bigger question: How to nationalise region cinema, take it beyond borders?

Dubbing is a relatively inexpensive process, and a limited release in multiplexes can only serve to drum up some more interest in an already successful product. It's the same technology that makes Jurassic Park and Spider-Man accessible to the rickshaw-wallah, and look how much moolah those awfully-done dubs coughed up. Regional filmmakers with blockbusters or critically raved about cinema would do well to mull over this option.

投稿者 Periplo : 03:06 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2006年03月11日

アニマルハウス

どっちかっていうと世も末系ニュース。

プリヤンの Kilukkam の続編、Kilukkam Kilukilukkam (Malayalam) Dir. Sandhya Mohan が、動物を使ったシーン(なんでも乗馬がまずいんだそうだ)で検閲にひっかっかって公開延期という Sify.com 記事

全インド的なレベルでのこの現象のディープな解説はこちらさんこの記事で。

いやはや、PETA (People for Ethical Treatment of Animals)の笑えるパブみて笑ってる場合じゃないのか。

投稿者 Periplo : 00:24 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2006年02月10日

たまには本も読もう2

そしてきちんと調べよう。

以前ネット上で抜粋を読んで面白いと思って(その時の感想)取り寄せた Star Dust: Vignettes from the Fringes of the Film Industry by Roopa Swaminathan を超読(=わかる単語だけ拾ってテキトーにストーリーを作って読む)してみた。全編通してサウス寄りのトリヴィアが満載の面白本。

特に興味深かったのが吹き替えに関する部分。

(吹き替え声優である)プリヤにとって、まず第一の目標はスクリーン上のヒロインの演技を台無しにしたりしないことだった。そしてその先に、ヒロインの実力以上の演技を実現させることがさらに高い目標だった。この考えはベンガル映画 Bariwali で吹き替えを担当した声優にも理解できるだろう。キロン・ケールはこの映画で待望の国家映画賞最優秀女優賞を勝ち取った。賞の発表の数日後、メディア上で騒動が持ち上がった。件の声優が、賞の少なくとも半分の権利は自分にあると言い出したのだ。つまり彼女こそが最優秀演技の声のパートを担当したのだから。残念ながらその騒動は立ち消えになった。ケールは賞を獲得して、殿堂入りの確約も手中に収めた。声優の方はといえば…、そう、彼女の名前を記憶するどころかそもそも彼女が誰なのかを知るものすらいない。(P.116、The Dubbing Artist より)
こういうポジティブな側面(Kadalan の吹き替えでシャンカル監督から多くを学んだ)があったにせよ、俳優にとって他人の吹き替えを担当させられることほど屈辱的なことがあるだろうか。声をのせ、感情を表現し、魂の内奥を注ぎ込む、他人が演じる役のために! インドでは吹き替え声優が話題に上ることはほとんどない。功績はすべて俳優のもの。自分で台詞をしゃべらない俳優が国家映画賞を受賞できるのはインドだけだ。これは不当だ。(P.195 The Vikram Story より)

んんん? これまで国家映画賞エントリーにはセルフダビングが最低要件だと思っていたのだが、違う訳? だもんでいっちょ調べてみますた、インド情報放送省のオフィシャルサイト上の52nd National Film Awards Regulations

そしてちゃんと明文化されたものが見つかったのだ。長編劇映画(Feature films)のエントリー資格の部分で。

11. The following shall not be eligible for entry in the competition: -

(a) Remake of a film that has already won a National Award in any category.

(b) Dubbed version of a film or revised version of a film.

(c) Performance of an artiste where his/her dialogues are dubbed by some other artist shall not be considered for awards at Sl. (x)-(xiv) of Schedule 1.
注:(x)-(xiv)とは、x=最優秀主演男優賞、xi=最優秀主演女優賞、xii=最優秀助演男優賞、xiii=最優秀助演女優賞、xiv=最優秀子役賞

はっきりしたこと。
その1:リメイク作品にエントリー資格がないわけなのではない。過去に国家映画賞を受賞した作品のリメイクが不可というだけなのだ。だから以前に話題にしたこの映画にもチャンスはあるってわけだ。
その2:作品賞や監督賞部門でなら吹き替えを使った作品もエントリーはできる。しかし演技賞部門では不可。上で引用したヴィクラムは誤解していたのか、それとも Bariwali のことを示唆していたのか。

結局 Bariwali の主演女優の声を担当したのは誰なのか。キロン・ケールのインタビューは甚だ曖昧。

I worked very hard on Bariwali. About eight months before the film started, the script was given to me and a Bengali teacher came every day to teach me Bengali. Bengali is one of the easy languages, but the important thing was to get the enunciation and the persona of the woman right. I can't even boil an egg, but I started sitting on the floor and learnt to slice fish. Everybody identified me with dramatic roles and Bariwali was a subdued role.Winning the National Award for the film was truly the icing on the cake, especially after the controversy to sabotage the film by saying someone else had dubbed for me. (LittleIndia.com によるLife is A Love Story より)

スキャンダルの真相は藪の中。しかし一般論として、吹き替えものなのに関係者を黙らせて嘘ついて受賞しちゃった俳優も過去にはいたのかもね。

投稿者 Periplo : 03:21 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2006年02月05日

残念賞

まあまあ、そう荒れなさんなって。

When it comes to Bollywood, opinions have always been sharply divided.

Indians, for decades have felt the West closed its eye to Bollywood's language of expression and chose to selectively look at only a section of regional cinema.

The West, on its part, always thought of Bollywood as Hollywood's poor cousin and never felt it necessary to acknowledge its existence.

The mainstream Hindi cinema never stood a chance at the Oscars or other prestigious film festivals. Understandably, Government of India never sent them as the official entry. (HindustanTimes.com, New Delhi, February 2, 2006 Paheli's pathetic Oscar run より)

Paheli (Hindi - 2005) Dir. Amol Palekar がオスカー外国語映画部門での最終予選に勝ち残れなかったことを嘆く記事より。

これまでに決勝進出したのは
Mother India (Hindi -1957) Dir. Mehboob Khan
Salaam Bombay! (Hindi -1988) Dir. Mira Nair
Lagaan Once Upon A Time In India (Hindi - 2001) Dir. Ashutosh Gowariker
この3本だけらしい(短編映画部門は除く)。

(Asian Films Nominated for "Oscars"によるものに若干補足。自分できちんと調べたいのだがこれはもの凄く使いづらいのだ。漏れとかがあったらご免なさいです)

3本ともヒンディー語映画じゃん、地方映画は入ってないよ。西洋人の価値観=アカデミー賞というのも短絡だ。業界関係者がビジネス拡張を願ってトロフィーに拘るのはわかるが、それを超えたとこでオスカーゲットは国民的悲願になってるのだろうか。しかしそろそろ方向性を絞り込む時期じゃないの? ボリウッドスタイルをアカデミーに認めさせるのか、インド映画じゃないみたいなインド映画を作って認めさせるのかを。

本当に知りたいのは、予選突破できずに敗退したインド代表や、代表選考落ちした作品群だったりする。

THE LAST 13 FILMS SENT BY THE FFI

Below is the list of films recommended by the Film Federation of India for the Oscar Award in the category of Best Foreign Film:

1988 -- Salam Bombay - Hindi (nominated)

1989 -- Parinda - Hindi (not nominated)

1990 -- Anjali - Telugu (not nominated)

1991 -- Heena - Hindi (not nominated)

1992 -- Thevar Magan - Tamil (not nominated)

1993 -- Rudaali - Hindi (not nominated)

1994 -- Muhafiz - Hindi (not nominated)

1995 -- Kurudhi Punal - Telugu (not nominated)

1996 -- Indian - Tamil (not nominated)

1997 -- Guru - Malayalam (not nominated)

1998 -- Jeans - Tamil (not nominated)

1999 -- 1947 - The Earth - Hindi (not nominated)

2000 -- Hey! Ram - Tamil (not nominated)

(Screen March 09, 2001 OSCARS: Do we stand a chance at all?より、なお記事中には‘Barring these two films no other film sent by the FFI has even won a nomination. Bandit Queen, our best bet, perhaps at bringing home the trophy, was sent by the FFI, but had to be withdrawn on court orders...’なんていう記述も)

しかしこの一連の候補作品中で何といっても異彩を放っているのは Jeans だわな。ひっくり返りそうになりますた。こっちでも Ice さんに世界征服してほしかったっす。

投稿者 Periplo : 00:42 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2006年01月23日

ぞーきんリアリズム

穴埋めグラビア感が濃厚な rediff.com の特集 Age doesn't matter in Bollywood。一瞬熟年女優の記事かとも思ったがさにあらず。ようするに3カーンをはじめとするボリのトップ男優連中が近年の出演作中で大学生役を演じてるのはどんなもんかい、と突っ込んでる低レベルの揶揄。ボリウッドもこういう部分で近代化したんだねぇ。推測だけれどアミターブのヒーローとしての全盛期にはこういう突っ込みをされたことはあまりなかったんじゃないか(ア氏はそもそも学生役なんてあんましやらなかったか)。

そこいくと我らがサウスはいいねえ、スーパースターといわれる人たちにしてからが「54歳独身、恋人募集中だっ」で押し通してるんだから。もっとも北でも南でもヒロインに関してだけは実年齢リアリズムがすでに浸透してるから、その分ド厚かまし感が増幅されてきてることは否めないけどね。

投稿者 Periplo : 00:03 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2005年10月29日

オレ的ベスト映画

Pushpak - If I ever make a film, I want to make it like this silent movie. It could hold the attention of viewers without any dialogues. It was brilliant.

しばらく前にちょこっと盛り上がったきり忘却していた rediff のインド映画マイベスト特集(その後コンテンツが増殖したようだ)でのサブ・シリルのセレクション。この人のお薦めなら見てみようという気になるもんだ。他の先生方のはダブりが多くてなんだか面白くないよ。

投稿者 Periplo : 00:55 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2005年07月30日

素朴な疑問ショー(1)

supparuman.jpg

Superman (Malayalam - 1997?) Dir. Rafi-Mecartin の一場面。

刑事裁判の被告や証人が、お立ち台で「真実のみを述べることを誓います」と宣誓する場面で、分厚い本に手を置く。劇中では、証人のひとりが嫌がって一揉めする場面があるので、字幕がついていれば分かるはずなのだが、一体何の本なのか?

イギリス直輸入方式でバイブルなのか。まさか四大ヴェーダということでもないだろうが(登場人物は名前から判断してヒンドゥー)。こういうのって正攻法の法律研究書でも読めばすぐに解ることなのだろうか。これに関しては廻り道しながら探究したい気分。しかし印度映画には法廷ものは少ない。

投稿者 Periplo : 01:27 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2005年07月25日

Japan 関連

(昨日よりの続き)こんな感じに時々現れるインド映画ジャパン関連ネタ。月顔日印同時公開なんかもそうだけど、ワクワクのドキドキで続報を待つうちにいつのまにか立ち消えというのがほとんど。アジャイ君情報がそうならないことを祈りたい。

最近発見のジャパンネタ。

Nishijapan(Bengali - 2005) Dir. Sandip Ray :たぶん西日本とは無関係と推測。こっちのレビュー見ても、凄い映画なのだということが延々と述べられているがストーリーはさっぱりわからない。ベンガル語のタイトルはどんな意味なのか。これ見ると、喰いもん関係の用語のようでもある。

It's a social theme no doubt but it has more of a psychological splitting and sociological elements that propel the characters of a family, caught in a forest, marooned in a lonely zone, struggling to rip an opening for escape to safety. (上記Screen 記事より)

はああ、ゲイジツ映画ですか…

某所でダニー氏(仮名)により検出されたのマル特ネタもメモしとこう。
Love in Japan (Hindi - 2005 制作中)Dir.?? Cast: Meghumi The Week 記事Outlook 記事
イロモノなのか、マジなのか。

Tokyo Nagarathile Viseshangal (Malayalam - 1999) Dir. Jose Thomas
一瞬、幻の日本ロケ・マ映画なのかと色めき立ったが、関係なさそう。『東京流れ者』とも無関係と推測。必死こいて検索してもIMDbの紹介ページ以外に記録は見つからず。同ページによるストーリーの概要は、Trouble erupts when thieves move into Tokyo Colony which leads to a series of events. だそうだ。タイトルの意味は「トウキョウ・ナガルにおけるニュース」あたりか。そういやモーハンラール主演のコメディに Vietnam Colony なんてのもある(タミル・リメイクまである!)が、これも越南国とは全く無関係と推定。ケララ州各都市の町名にはこういうふざけたの(失礼)がホントにあるのだろうか? 実踏調査が必要。

投稿者 Periplo : 00:11 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2005年07月22日

賞レースは楽しい

ケララの映画好きはタミルの衆と違って、スターと政治を結びつけて騒ぐことはあまりないが、賞レースになるとかなり燃えるみたいだ。国家映画賞では西ベンガル州をライバル視して、獲得賞の数で盛り上がったり盛り下がったり。賞の選考基準に難癖つけてひと騒ぎというのもいつものこと。

今年の国家映画賞は、ケララ人に限らず随分と不満分子を生み出したようで、全インド的メディアも賑やかで楽しい。選考委員にバイアスがかかっているとして情報相に公開質問状を出した国会議員までいるというIndianExpress 記事。どの記事見てもはっきり書いてはいないけど、主演男優賞がVeer Zaara のSRKじゃなくてサイフ・アリ・カーンだったことに異議が殺到してるみたいだ。サイフ・ママが圧力かけたなんていう憶測すら出てきてる。審査委員長までもがいろいろと弁明してみたり。

そんな中で、やはり審査員の一人、テルグ出身女優のヴァニシュリが爆弾発言、indiaglitz 記事

Vani Sri opened a Pandora's box when she said that not all the National award winners were eligible for it. Speaking vehemently against lobbying by a certain section, she also pointed out that not all of the jury members got a chance to see all the films.

全作品を見てないっていうのは聞き捨てならないね。 そんあことにゃら、おいらにも1票入れさせてくれよぉ。

投稿者 Periplo : 01:43 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2005年06月26日

追悼Indofilms

結局もう復活の日はないのだろうか、Indofilms.com。
通販サイトとして使うことは全くなかったが、州境を超えて活動する映画人の追っかけをするには必須のデータベースだったのに。

ガセネタ含有率が高いながらもマイナー地方映画に関する情報も豊富だった。DBがイキてるうちにダウンロードしときゃよかったと悔やんでやまない映画人プロフィールも多数。どっかでこのDBの海賊CD-ROM版かなんかが売ってないだろうか?

以下は、数年前にifが一時休業した際のトップページの挨拶文(この時はしばらくしてから再開した)。記念にとっておこう。

INDOFILMS IS TEMPORARILY UNAVAILABLE
We sincerely apologize for the inconvenience and appreciate your patience and understanding
Thank you for your support.
IndoFilms Team
------------------------------------------------------------------------
* A database of more than 20, 000 Indian Movies
* At IndoFilms.com, we strive to bring you the best and widest selection of Indian films and Entertainment on DVDs and CDs in the world.
* With our mail order film rentals, you can rent unlimited number of movies on DVDs and VCDs on a subscription basis so that you can see your favorite film at your convenience.
* You can also purchase your favorite titles for your personal collection.
* For the first time, film fans and scholars can use our site for their research by using our extensively cross referenced database of films, stars, directors, music and all affiliated production and cast information.

投稿者 Periplo : 00:46 : カテゴリー バブルねたallIndia
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