« 2006年03月 | メイン | 2006年05月 »

2006年04月30日

ミッシング・リンク

これまでにDVDになったプリヤン映画のなかで最大級の迷作 Akkare Yakkare Yakkare については過去のエントリーでも紹介したので御覧になった方も多いでしょうが(藁)、この映画のシリーズ第1作である Nadodikkattu を久しぶりに見返してみたのでした。

nadodikkattu.jpg

Nadodikkattu [Country Winds? or Wandering Winds?] (Malayalam - 1987) Dir. Sathyan Anthikkad
(Nadodikattu、Nadodikkatt とも)
Story : Sreenivasan
Cast : Mohanlal, Sreenivasan, Shobana, Thilakan, Shankaradi, Innocent, Beeman Raghu, Captain Raju, Mammukoya, TP Madhavan, CI Paul, Meena, Janardhanan
Guest Appearance : KP Ummer, IV Sasi, MG Soman, Seema
Thanks to : Priyadarshan

これまで気づかなかったけど、冒頭にプリヤンへの謝辞が掲げられている。どういう形で貢献したのかは不明。しかしそんなこたどーでもいいや。

ともかくマラヤ−リーに言わせれば不朽の名作コメディだというこの映画、だいぶ以前に見た時はどこが面白いんだかさっぱり分かんなかったのだ。で、その頃から比べたら少しは知恵もついたかなと思って見返してみたのでした。…………やっぱ全然わかんないや(泣)。

単にテンポがゆったりしすぎてるとかそーゆーことではなくて、ともかくショボい、イタい、情けない。ゾロゾロしたアラブ服を着てマドラスの繁華街を彷徨う二人組とか、面白くなりそうなエレメントはいっぱいあるのだけれど、どうにも弾けてない。確かにマラヤーラム映画界は全印的にコメディで有名という訳じゃなさそうだが、たとえばプリヤン映画でならMidhunam (Malayalam - 1993) などを筆頭に、おおどかで長閑なユーモアに満ちた傑作があるし、お間抜系、荒唐無系でも面白い映画は他にあると思うのだが、なぜこれが金字塔なのか(絶望)。やはり言葉の壁なのか。

Pattanapravesam.gif
もしかして、本作とプリヤンのAkkare Yakkare Yakkareとを繋ぐシリーズ第2作目 Pattana Pravesam [City Entry] (Malayalam - 1988) Dir. Sathyan Anthikkad を見てみたら、わかることができるのだろうか? なんて思って調べてみたら、これまでは見つからなかったVCD が出ていることに気づいたのでした(ちなみに Pattana Pravesam の元々の意味はこんなことに関係しているらしい)。これも大好評だったらしいっす、トホホ。





なお、以前からシリーズ4作目製作が取りざたされていたが、The Hindu のこちらの記事によれば、なんとアニメーション Dasanum Vijayanum として帰ってくるということだ。ふはふは。
DasanumVijayanum.jpg

投稿者 Periplo : 05:30 : カテゴリー プリヤンdisc
| コメント (3)

謹んで訂正2

先日のエントリー大部屋以上明星未満★11にイージーなミスがあったので、訂正します。まあ、いつものように誰も気にしちゃないだろうけど。

投稿者 Periplo : 02:59 : カテゴリー miscellaneous
| コメント (0)

2006年04月29日

リメイク放射線

先日紹介の Ramji Rao Speaking ! (Malayalam - 1989) Dir.Siddique-Lal の DVD を扱ってるお店やさんを探してるうちに見つけた新たなリメイク。

Arangetra Velai (Tamil - 1990)
Dir : Fazil
Music : Ilayaraja
Cast : Prabhu, Revathi, Ramaswamy VK, Janagaraj

Synopsis : In this comic love story, Prabhu comes to the city in search of a job, which is due to him after his father's death. He plans to solve his family's problems through this. Revathi also comes to the city with the same purpose.

V K Ramasamy is a drama artist who is interested in staging plays. Co-incidence plays its part and Prabhu and Revathi end up staying in the same place. The two lock horns that soon turns in to love. The movie ends in a light vein with all three of them finding solutions to their problems. (唯一見つかった indya.com のレビュー)

その他の断片的な情報によれば原作に若干の変更が加えられているという。こうなるとプリヤンの Hera Pheri (Hindi - 2000) は原作と第一リメイクのどちらをパクったものなのかという興味が湧いてくる。それに弟子(Siddique-Lal)の作品を師匠(Fazil)がタミル・リメイクしてさらに兄弟子(プリヤン)がヒンディー・リメイクというのも興味をそそられる。この Arangetra Velai、調べた限りではディスクになってないけど、某通販サイトの怪しい Custom VCD のカタログには記載あり。

とりあえず、もいちど整理しとこう。
1.Ramji Rao Speaking ! (Malayalam - 1989) Dir. Siddique-Lal ■オリジナル
2.Arangetra Velai (Tamil - 1990) Dir. Fazil ■1のリメイク
3.Mannar Mathai Speaking (Malayalam - 1995) Dir. Mani C Kappan ■1の続編
4.Hera Pheri (Hindi - 2000) Dir. Priyadarshan ■1のリメイク?2のリメイク?
5.Phir Hera Pheri (Hindi - 2006) Dir. Neeraj Vora ■4の続編/3のリメイク?

んー、面白くなってきた。

投稿者 Periplo : 01:37 : カテゴリー プリヤンremake
| コメント (1)

2006年04月27日

大部屋以上明星未満★11

Murali

おずおずと始めてみたこのシリーズも、だんだん大胆になってきたな。国家映画賞受賞俳優をつかまえて大部屋以上明星未満ときたもんだ。

Murali.jpg

なんともご立派な貌なのだ、ツインタワーなど足下にも及ばないくらい。額の刀傷もド迫力。国家映画賞だけでなく州レベルでも受賞は多い。そういう名優をなぜここで取り上げるのかといえば、主役出演でない娯楽映画に限ると、ともかく下らない役ばっかやってるから。たとえば前回エントリーでも取り上げた Sivakasi (Tamil - 2005) Dir. Perarasu でのヒロインのお父さん役。悪役でも、なんか中途半端な、カタルシスを与えてくれない添え物。この映画でもそうだったけど、インターミッション以降どっかに消えちゃってるようなケースも少なくない。スクリーンを血で染めて成敗されるようなシーンなんか見たことない(そんなのそもそもマ映画にはないか)。

舞台と芸術映画を本拠地にしてるから、こんなことずっと続けていられるのだろうか。本業方面での輝かしい経歴は Screen のインタビュー記事に詳しいのでここでは省略。

IMDb によるフィルモグラフィーをみると、1980年代前半からコンスタントに出演を続けて合計75本、実際には倍以上の出演作があるだろう。ところが2000ー2002年の間だけ、ちょこっとペースが落ちてる。その訳はこちらか。学生時代からハードコアなマルクス主義者だったムラリ氏は1999年の州議会選挙に CPI - M 陣営から出馬して見事落選していたのだ(出馬の際の決意表明はこちら)。映画スターが政界とは距離を置こうとする(例外は政治家二世だという Ganesh Kumar 氏ぐらい。現在行われている選挙戦でも、二大巨頭+お巡りさんは揃って黙秘戦術をとっている、これが一般的なようだ)というケララではかなり珍しい人だ。Keral.com によるプロフィールでは共産党系の Kairali TV の経営にも参画しているという。

そういうことが分かると、先日取り上げた Varavelppu (Malayalam - 1989) Dir Sathyan Antikkad が俄然面白くなってくる。何しろこの映画でムラリが演じているのは、頭のネジが数本は外れているに違いない専従組合活動家。湾岸出稼ぎで苦労して小金を貯めて帰って来たベンチャー企業家のラルさんをはなから敵視して、ちょっとした揉め事にすかさず介入。ラルさんの会社の従業員(二人)の数倍の旗持ちを動員してピケを張り、交渉が決裂するやハンマーふるって武装闘争。こいつとは話をするだけ時間の無駄、という典型的なカス系悪役だ。本作のプロデューサーは K Rajagopan と記されているが、勉強不足でどんな人だかわかりまへん。ともかく、この手のイヂワル・キャスティングは大好きだ。

訂正 2006.04.30

誤: Sivakasi (Tamil - 2005) Dir. Perarasu でのヒロインのお父さん役。
正: Majaa (Tamil - 2005) Dir. Shafi でのヒロインのお父さん役。

勘違いしてますた。Sivakasi でのアシンちゃんのお父さん役はこっちの人でした。ムラリさんは Majaa でアシンちゃんのお父さんをやってたのでした。

ひょえええ、脇役マニアなどといいながら結局オネエちゃんにしか目がいってないことがバレちゃった(汗)。
majaaMurali.jpg

ちなみに Majaa のオリジナルの Thommanum Makkalum (Malayalam - 2005) Dir. Shafi でヒロインのお父さんをやったのはこの人。ちょっとニュアンスが違う役だったのかも。

投稿者 Periplo : 06:26 : カテゴリー brown dwarf galaxy
| コメント (2)

2006年04月24日

大部屋以上明星未満☆10

Geetha1.jpg

Geetha(Geeta, Gita などとも)
最初に見たときの印象はぱっとしなかった。南印じゃ七難隠す色白だけれど、目鼻立ちにインパクトがない。じっと耐えて泣きながら息子の帰りを待つ、そんな役が似合うオバサンだと思っただけ。しかしヒロイン時代のものも含めて何本かお付き合いするうちにこの人の持ち味がよく分かってきた。

IMDb によれば、1980年ごろからキャリアを開始して、1997年にいったん休止。結婚して夫と共にニューヨークに移り住んだという。ブランクののち、2003年から活動再開。なお、唯一この映画のヒンディー語吹き替え版でのみ、Geeta Manjula の名前でクレジット。バイオグラフィーはあまり豊富ではないが南印4州で活躍している(タミル界での情報はこれ、カンナダ界での情報がいまのところ一番詳しい)。K Balachander によって見いだされたというが、本籍がどこなのかよく分からない。タミル映画での復帰作は Sivakasi で、じっと耐えて泣きながら息子の帰りを待つお母さん役。

いわゆる泰西名画といわれている絵画の甘ったるいイメージ(その流れをくむ Raja Ravi Varma なども含め)には食傷しているのだが、そのタブローの中から抜け出てきたような人物像を実写で見せられると妙に感動する、なんでなんだろ。おっとりとして古代彫刻のようにふくよかで、でも決して見苦しいデブじゃない、そういうフィギュアをスクリーン上で見つけるのは、いかに印度といえど最近はかなり難しいのだ。スーパーモデル系の人間離れしたナイスバディに押されてこういう女優さんが単なる「太め」でかたづけられてしまうような時代にはなってほしくないもんである(かなり真剣)。

Geetha2.jpgGeetha3.jpgGeetha4.jpg

しかしこのギータさん、洋服だけは絶望的に似合わないんだ。どのくらい似合わないかを検証してみようという探究心のある方にはヒロイン時代のこの映画がお勧めです。

付記:dinakaran のこの記事によれば、プラカーシュ・ラージがタミル映画界でブレイクするきっかけを作ったのはギータらしい。

投稿者 Periplo : 05:27 : カテゴリー brown dwarf galaxy
| コメント (0)

2006年04月23日

ディスク情報0604-2

cvRamjirav.jpg
これまでにも幾度か言及したことがある Ramji Rao Speaking! (Malayalam - 1989) Dir. Siddique-Lal のDVDが発売。版元は新興のSandhya Films。まだラインナップは3本だけだが、独占状態に胡座をかいたスーリヤ&サイナ兄妹(推測)のデタラメ商売に義憤を感じている有志の人々が経営する(推測)こういう弱小会社は応援していきたい。プリヤン映画ばかりをリリースしている新たにageともども。だもんで、プリヤン映画じゃないけどアップしてみました。そのうち日本にも発送可の通販サイトに並ぶでしょう。

Ramji Rao Speaking! (Malayalam - 1989) Dir.Siddique-Lal
Cast : Saikumar, Mukesh, Innocent, Rekha, Devan, Vijayraghavan, Mammukoya, Sukumari, Sankaradi, Kunchan, Harisree Asokan, NF Varghese

これは以前にVCDで鑑賞済みなんだが、ハッキリ言って字幕無しではどこが面白いのかさっぱりわかんなかった(応援したい、なんて言っときながらヒドい話だが)。
Ramjirav.jpg
記憶に残っているのは冒頭のタイトルロールの映像。走行中の車から撮影したコーチンと思しき夜の繁華街の景色が延々と映し出されるのだが、その暗かったこと。華やかなイルミネーションをバックに敷くという意図だと思われるのだが、逆に涙を誘った。あと、現在では嫌みな小言親爺系の悪役として芸域が確定してしまっているサイ・クマール(そのうち脇役名鑑に載せたいのだが資料不足)がヒーロー役というのも意外だったか(さすがにこの頃は生え際が前向きだが)。出番の少ない主演女優は辛気くさいし、頭抱えた1本。

しかしこちらさんによれば、マラヤーラムコメディのベストテンに入るほどの傑作なんだそうだ。この映画の大ヒットを機に職にあぶれた若い衆を主人公にしたものが大流行したのだとも。字幕付きで見てみたら認識が改まるのかもしれない。

単なる偶然だけれど、IndiaGlitz 記事によればこの映画をリメイクして大ヒットしたプリヤンのHera Pheri (Hindi - 2000) の続編 Phir Hera Pheri (Hindi - 2006) Dir. Neeraj Vora が、プリヤン新作と同日に公開されるんだそうだ。

投稿者 Periplo : 02:28 : カテゴリー プリヤンdisc
| コメント (1)

2006年04月17日

白色映画

varavelppu01.jpgvaravelppu02.jpg

I am told that there is a Malayalam movie called "Varavelppu" in which your famous actor Mohan Lal acts as a Gulf-returned Keralite. He invests his savings in a small business venture with high hopes. But in the end, he is forced to close it down after going through many unpleasant experiences. -- I have heard Keralites from all walks of life, and especially those working outside, saying that the State now needs to look ahead, and not remain trapped in outdated dogmas and sterile ideological debates. I have heard them asking themselves a recurrent question: "While workers' interests should certainly be protected, is it in the workers' interest or the State's interest to discourage investors through frequent strikes, gheraos and attimari? Shouldn't we unload this historical burden from our heads and build a New Kerala?"(2003年のヴァジパエ首相[当時]の演説 PRIME MINISTER INAUGURATES GLOBAL INVESTOR MEET : PRIME MINISTER'S INAUGURAL SPEECH より、あと関連記事も)

マラヤーラム映画には他州には見当たらないユニークなサブジャンルが色々とあるらしいことが、少しずつわかって来ているのだが、今回のは反共もの、というか反労働運動もの。別にソ連や中国を批判するような大上段なものではなくて、頻発するストライキや慢性的なサボタージュ指向を生活者の立場から嘆いているもの。テーマとして前面に出てこなくても、ラブロマンスなどでもコミカル・プロットとして傍迷惑な組合運動かぶれが登場して徹底的におチョくられていることは結構ある。

マラヤーラム映画人のバイオを調べたりしていると、共産党員だったりシンパだったりする役者・スタッフが結構いることがわかるのだが、イデオロギー色のある作品には不思議とお目にかからない。テルグ語地域には赤旗ミュージカルと呼ばれる共産主義礼賛映画のジャンルがあるというのは聞いているが(しかし実見には到らず)、ケララの場合は赤色映画はむしろアートなジャンルの中にあるのだろうか? そしてベンガルではどうなのだろうか? いずれも今後の研究課題だ。

写真は上記の前首相演説でも言及されていた Varavelppu [Welcome] (Malayalam - 1989) Dir Sathyan Antikkad より。
Cast : Mohanlal, Revathy, Murali, Janardhanan, Oduvil Unnikrishnan, KPAC Lalitha, Meena, Mamukoya, Innocent, Jagadesh, Sreenivasan, Shankaradi, Thikkursi Sukumaran Nair, Bobby Kottarakkara

投稿者 Periplo : 02:25 : カテゴリー バブルねたkerala
| コメント (1)

2006年04月16日

今度こそ予約!

Natturajavu (Malayalam - 2004) Dir. Shaji Kailas
Chathurangam (Malayalam - 2002) Dir. K. Madhu
Ravanaprabhu (Malayalam - 2001) Dir. Renjith
Praja (Malayalam - 2001) Dir. Joshi
Narashimham (Malayalam - 2000) Dir. Shaji Kailas
Aaram Thamburan (Malayalam - 1997) Dir. Shaji Kailas
Spadikam (Malayalam - 1995) Dir. Bhadran
Devasuram (Malayalam - 1993) Dir. I.V. Sasi

モーハンラールの Thampuran Movie の主要なものを挙げるとざっとこんなものになるだろうか。Thampuran Movie とは、主人公が1.裕福な家の生まれにもかかわらずグレ気味 2.ともかく暴れ者&極道者 3.やがて正義に目覚めて超人的な身体能力で悪の勢力をなぎ倒す、という3条件のうちの2つ以上を満たすものと仮に定義しておこう。

泣き言コーナー:確実に字幕付きで見られるディスクに限定すると、実は MoMa 共演作は既に全部潰してしまったのだ。そして2大巨頭の個別出演作に関しても、そろそろ底が見えだしてきているのだ。ううう、資源が枯渇してしまったら土曜の昼下がりをどうやって過ごしたらいいんじゃ…(字幕なしディスクを心眼で見るってのもあれはあれで結構疲れるし)。残ってんのは2000年過ぎてからのもの凄く評判の悪い Thampuran Movie とかキョーフの Dubai とか。

で、最近になってからラルさんの Thampuran Movie を本格的に見始めたのだ。最初期の Devasuram では、イマイチ馴染んでない気がした。Spadikam ではスレーシュ・ゴーピもまっ青ってくらいのアクションに度肝を抜かれた。Praja では暴力とおセンチのシュールなマッチングにたじろいだ。まだ見ていないものもあるけれど、ラルさんは「お館様映画」でも本数重ねるにつれて進歩している。いわば荒くれぶりに磨きがかかってきてるんだな。重量感があって、しかもそれなりのリアリティがある(空中三回転キックとかはしないのだ)アクションシーンは結構面白い。ヴィジュアル・アドベンチャーとでも言ったらいいか。加えてこのジャンルの映画では、ラルさんが一暴れした後にお家でオイルマッサージを受けるシーンがよく出てきて、これが気ん持ち良さ気なんだぁ。羨ましいよぉ、こんな風に他人にモミモミされたいよぉ(あああ、贅沢言うようだがやっぱマッサージャーはおネエちゃん希望)。

treatment.jpg

で、近く見ようとしている Aaram Thamburan のレビューを探していて発掘したネタ。

Lal will be away from the din and bustle of it all to spend a quiet month at Peringode near Shoranur in Kerala undergoing Ayurvedic treatment. The Ayurvedic center at Peringode is run by the 'Aaram Thampuran Memorial Trust'. A few months ago, Tamil super star Rajnikant and his close friend and Telugu hero Mohan Babu were at Peringode for treatment-cum-rest. Rajni felt so rejuvenated that he went back and announced the launch of his latest Film 'Baba'. A tired Mohanlal, who has filled out, wants to rejuvenate himself and shed weight. The news is that he will have a 10-day-long oil massage, followed by other treatment for two weeks. Well, the super star won't feel lonely. Keeping him company at Peringode will be a favorite director of his, Priyadarshan, who has also opted for rest-cum-recuperation! (ApunkaChoice.com の2002年の記事 Mohanlal takes a break! より)

以前見つけた記事では、ラルさんはこっちもお気に入りだという話だったが。ともかく今回発見のパラッカドの方も調べなくては。なんて言ってるうちにすぐにみつかりますた、Ayurveda Manaオフィシャルサイトでござんす。それによればここの創設者は Poomully Neelakandan Nampoothirippadu という人で Aram Thampuran という通称で慕われていたんだそうだ。ってことは、Aaram Thamburan (Malayalam - 1997) Dir. Shaji Kailas はもしかして究極のモミモミ映画なんだろか!?

残り物には福があるのかもしれない。

投稿者 Periplo : 01:07 : カテゴリー バブルねたkerala
| コメント (0)

2006年04月15日

ディスク情報0604-1

cvMalamaal.jpg

Priyadarshan's comedy, Malamaal Weekly, is an unexpected hit. This small-budget film (Rs 6 crore), it has already earned Rs 12 crore overall. (HindustanTimes 記事 Unexpected hits spin BO success より)

いつものごとく大量の否定的プレビューの露払いに先導されながら公開されたプリヤンのMalamaal Weekly (Hindi) はかなりのヒットになっている模様。絶賛上映中にもかかわらず、もうディスクが発売。なるたけ早く見てみることにします。ともかくヒットを連発して荒稼ぎして早く芸術映画に取りかかって欲しいもんである。

投稿者 Periplo : 02:15 : カテゴリー プリヤンdisc
| コメント (0)

2006年04月14日

大部屋以上明星未満☆09

Rekha

ramjiRekha.jpg
プリヤンの Hera Pheri (Hindi - 2000) のオリジナルである Ramji Rao Speaking ! (Malayalam - 1989) Dir. Siddique-Lal より。日本のふた昔ぐらい前のアイドルでこんな顔いなかったっけ?

この人に関しては世界最高水準の(っていうか唯一の)研究機関が日本に存在することは知っているので(しかし詳細バイオは今もって不明)、あまり知った気な口をきくことは憚られるのだが。

IMDb では Rekha という名前のエントリーが女優で23人、男優(!)で1人、合計24人にのぼる。俳優以外も含めるとさらに膨れあがる。ここで紹介する Rekha は
Rekha (VIII)で7本(1989-94年のマラヤーラム映画)
Rekha (IX)で2本(1989,1992年のマラヤーラム映画)
Rekha (VII)で5本(1986-1992年のタミル映画)
だと思われる。アイデンティティがバラけてしまっているのも悲惨だが、全部合わせてもたったの14本にしかならないってのもあんまりだ。ほんと日陰の人なんです。でもって辛気くさい役ばかりやらされてるんだ。

出生地は不明、生年も不明、誕生日は8月28日。フィルモグラフィーと外見から判断して、現在40前後といったところか。1997年にケララ州出身のジョース某とコーリコード(カリカット)で挙式。少なくとも娘が一人。キャリアの方は、デビュー作といわれるKadalorakkavithaigal←注意!音付きリンク (Tamil - 1986) Dir. Bharathiraja、Dasharatham (Malayalam - 1989) Dir. Sibi Malayil (*)、Guna (Tamil - 1990) Dir. Santhana Bharathi あたりが代表作か。

*不確かな情報なのだが、どうも代理母出産をテーマにしているらしい(Dasharathamは代理人の意味)。ヒーローはラルさん、み、見たい! そしてこの作品、ボリウッド女優 Rekha のフィルモグラフィーに紛れ込んでることが時々ある。もしも万が一ラルさん+ボリレカだったらどうすんべ(し、死ぬほど見たい!)。

まずタミル語映画界でヒロインデビューしたらしく、その後1989年頃からマラヤーラム映画への出演が始まり、マ映画界に拠点を移した模様。しかし上記のDBからも見て取れるように1990年代後半には活動の痕跡が見つけにくくなってしまう(さらに詳しい資料)。結婚・出産などの事情で休止期に入ったのか、完全に脇役にまわってしまったのか。そして2000年を過ぎたあたりからタミル映画でお母さん役などでメソメソ泣く姿を再び見かけるようになってきている。だけど1990年代前半のヒロインものを幾つか見てみても、みんな地味なんだよねー。この頃の作品に遡ってみても、ともかく華のない顔で、体の線もモッサリしていてキレがない。「タミレカ」の出身地がタミルなのかケララなのかは結局よくわからないのだが、きゃぴきゃぴギャル&フェロモン系の需要がヨソに比べてさほど高くないマ映画界にシフトしたというのは実に納得できる話なのである、このひとのバヤイ。

AutoRekha01.jpgAutoRekha04.jpgAutoRekha02.jpgAutoRekha03.jpg
Aye Auto (Malayalam - 1990) Dir. Venu Nagavalli より。オートリクシャ・マニアは必見のコメディ&ロマンス。

なんてことを書きながら久々にタミレカで検索してみたら、Chintamani Kola Case (Malayalam - 2006) Dir. Shaji Kailas のキャスト上に名前を発見。しかもだ、只今上映中のレビューでは、ヒーローの次に名前があがってんじゃん! お民さんの巻き返しか? しかしギャラリーに掲載の写真見るとやっぱ相変わらず辛気くさい、メソメソ泣いてる。きっと死ぬほど地味な映画なんだろね。

投稿者 Periplo : 03:16 : カテゴリー brown dwarf galaxy
| コメント (7)

2006年04月11日

大部屋以上明星未満★08

Sreeraman04.jpg
V K Sreeraman (Sriraman とも)

ともかく縦方向にデカい。エンパイア・ステート・ビルといっていいかも。比較的色白で長身ならばサウスではヒーローを夢見てもおかしくないのだが全然そんなことにはならなかったようだ。だってとことん顔がイジワルそうなんだ。目を細めて見ればわかると思うが、額に大きく「」って書いてあるんだよね。マ映画の悪役は、そこいら歩いてる連中よりはキャラが立ってるけど、タミル・テルグ映画みたいなフリークス度の高い人はあんまりいないな(一方でカタカリのメイクしてても一発で見分けがつくよな突出フェイスがスーパースターになるわけだわなw)。ともかくこの底意地の悪そうな感じは尋常じゃなくて痺れる。

言葉で虐めるタイプがよくハマる悪役だが、一方で芸術映画 Desadanam [The Journey to Wisdom] (Malayalam - 1996) Dir. Jayaraj、Maargam [The Path] (Malayalam - 2003) Dir. Rajiv Vijayaraghavan などにも脇役出演。

Sreeraman01.jpg

なお、IMDb によるバイオ情報では、Sometimes Credited As : C.V. Sreeraman とあるがこれは大嘘。CVの方は映画の脚本も手がけたことのある有名なマラヤーラム語作家。しかしややこしいことに、VKの方も実は作家としてそこそこイイ線いってるらしいのだ。ネット上に韻文が掲載されてる(もちろんコチトラには読めないが)し、著作も出版されている。そしてCVとVKは時々ツルんでマスコミの前に姿を見せたりもしている。姻戚関係は今後の調査課題(多分無関係だと思う)。

Sreeraman02.jpg

最も網羅的な肩書きは以下の様になっている。

A reasonably popular film actor, drama writer, director, columnist, writer, social worker, an award winning T.V. presenter and a committed political activist. (ディスカッションボード情報より)

唯一見つかったインタビュー。それから近影

投稿者 Periplo : 01:07 : カテゴリー brown dwarf galaxy
| コメント (0)

2006年04月10日

大部屋以上明星未満☆07

babyShamili.jpgShamili.jpg

Baby Shamili (aka Shamili) 生年不詳、たぶん1986年頃。

脇役さんていうのは、実は結構な本数を見ていても、出てくるたんびに衣装やメイクが変わっていて同一人物だと気が付かないことが結構ある(それだけ役に馴染んでるということでもあるのだが)。データベースなどで出演作がまとめて表示されているのをみて、はじめてあれはあの人だったかと膝を打ったりすることも多い。刻々顔立ちが変わっていく育ち盛りの子役ならなおさら。

昔日の名子役 Baby Shamili が、満を持してヒロインデビューすることになるだろうという IndiaGlitz 記事

Shamili's time has come

Remember actress Shamili? The younger sister of Shalini Ajith, who acted as baby artiste in several films a few years ago including the title role in director Manirathinam Anjali.

Though she got several offers to make her debut as heroine in the Tamil film industry, Shamili had been rejecting the offers as she chose to concentrate in her studies.

Now director Fazil, who introduced her elder sister in Tamil filmdom, has convinced Shamili. She would be making her venture to Malluwood as heroine with a untitled movie directed by Fazil. Yesteryear actress Nadhiya also plays an important role in the movie.

この記事読んではじめて知ったのだが(まあ、その、普段は熟女にばっか目がいってるんで…)、シャミリはアジットの奥さんになったシャリニの妹だったんだね。上記記事の写真見ると姉ちゃんほど美人じゃないかなという気もするが、この先化ける可能性は捨てきれない。それにしてもマニラトナム映画で子役デビュー、ファーシル映画でヒロインデビューとは末恐ろしいもんである。

今でもよく覚えているが、Anjali を劇場で見たときには(シャミリはこの時3歳だったというが)天才子役などという陳腐な形容詞では追いつかない演技(ただの子供ではなく精神遅滞児の役だ)にちょっと不気味さを感じさえした。監督になんか悪い薬でもやらされてるんじゃないの、などと軽口をたたいてゾクゾク感を誤魔化したのだった。

IMDb では Baby Shamili 名義でデビュー作 Anjali (Tamil - 1990) Dir. Mani Ratnam を含む1993年までの5本が、Shamili 名義Harikrishnans (Malayalam - 1998) Dir. Fazil、Kandukondain Kandukondain (Tamil - 2000) Dir. Rajiv Menon の2本が登録されている。

余談:ヒロインとしてのキャリアが決して長いとは言えなかった1980年生まれの姉のシャリニは、やはりBaby Shalini という名義で恐ろしい数の作品に出演していたらしい。

投稿者 Periplo : 00:43 : カテゴリー brown dwarf galaxy
| コメント (4)

2006年04月06日

大部屋以上明星未満☆06

たまには世のため人のためになることを書こう。

MalluMeena1.jpgMalluMeena2.jpg

Meena
この人がマラヤーラム映画界のミーナさんです。IMDb のフィルモグラフィーでは1972年から1997年までの27本がカウントされている。それ以降の出演作がないのは、亡くなってしまったということなのか、単に脇役だから見逃されているということなのか。

これまで得体の知れないマラヤーラム映画ディスクに手を出してはお目当てに会えずに苦汁を飲まされていたムトゥのミーナちゃんファンから感謝状が来るかもしれない。そうはいっても、ムトゥのミーナちゃんも、先日紹介したこれをはじめとして多数のマ映画に出演してるから、ややこしいことに変わりはないのだが。

投稿者 Periplo : 00:38 : カテゴリー brown dwarf galaxy
| コメント (1)

2006年04月05日

仲良し4人組

御大イエスの僕先生を別にすれば、マラヤーラム映画音楽界のトップシンガーとして君臨している M G Sreekumar は、プリヤンに多くを負っているという The Hindu のインタビューを発掘。

"And when I made my debut in the film `Coolie,' under the baton of the late Ravindran master, getting a break was very difficult. I was lucky that my friend Suresh Kumar, producer, encouraged me to sing in his movies. Suresh, Priyan (film director Priyadrashan), Mohanlal and I share an excellent rapport. Perhaps the fact that we were all students of the same school (Government Model School in Thiruvananthapuram) helped."

--

As the trio of Priyadarshan, Suresh Kumar and Mohanlal went on to create cinematic magic, Sreekumar began to be identified as Mohanlal's voice. "We empathise with each other. It could be because we share the same birth star (Revathi)," laughs Sreekumar.

--

Although he found his niche in the world of music, he points out that it was Priyadarshan again who took him to Chennai and helped a "Trivandrum singer" reach out to a bigger audience.

"I was asked to sing for `Thalavattom' and that proved to be lucky. Soon I was singing for directors like Bharathan and Joshi.

--

Dwelling upon the changes in technology he says, "Technology was not so advanced then. It had its advantages too. A singer had to practise for at least six hours and that too with a live orchestra. By the time, the song was recorded, the singer would be singing from his soul.

For instance, even when we were recording the songs for films like `Thenmavin Kombathu,' a song recording brought the singer, lyricist, music director, film director and choreographer together. Emoting would be carefully monitored, the choreographer might have a request, the music director may make a change or two... This helped in giving the songs that extra something which made a great difference.

--

On his foray into Bollywood, Sreekumar says that he once got a raw deal. "Priyan had made me sing for his Hindi film that was produced by Amitabh Bachchan Corporation Ltd. Nadeem and Shravan were the music directors and they made me sing `Jhoot Bolu Na' instead of `Jhoot Bolo Na.' Amitabh was reportedly unhappy with the diction and he had the songs sung by another singer. However, Malayalis do not seem to have a problem with diction or pronounciation. So, we have singers from Bollywood whose songs are hits in Malayalam. Malayalis seem to be more magnanimous."

最後の部分は Saat Rang Ke Sapne (Hindi - 1998) でのエピソードだと推測されるが、すげーな、すげーな。サウスからボリウッドに出てくと、こんなイジメに遭うのか。やっぱボリで成功するにはプリヤンはんみたいな鋼鉄心臓持ってないとアカンつうことがよう分かりましたわ。
ガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル

投稿者 Periplo : 01:07 : カテゴリー プリヤンtrivia
| コメント (0)

2006年04月04日

大部屋以上明星未満☆05

parvathi1.jpgparvathi2.jpgparvathi3.jpg

Parvathi (Parvathy とも)
例によってバックグラウンドは一切不明。IMDbでは出演作は39本で、1987−1993年が主な活動時期。おそらく1993年にジャヤラームとの結婚によって引退したものと思われる。ときどきテレビにゲスト出演などしているようだ。出演作でDVD化されているものはごく僅か。プリヤンのものでは Akkare Yakkare Yakkare があり。しかしこの映画でもそうだったけど、ヒロインやってんのにほとんど印象に残らないようなものが多い。せっかくの美人なのにね。いわゆるお嬢さま女優だったのか。もしかしたら未見の芸術映画ではものすごくコアな演技をしてるのかもしれないが。

ものすごく平凡な一語ネームなので検索にもほとんどひっかかんない。旦那の浮気に神経を尖らせているというトホホなぐらいしか見つけられず。息子のほうがよっぽどメディアに露出している。

参考:息子である国家映画賞子役 Master Kalidas (Kalidasan) の出演作
Kochu Kochu Santhoshangal (Malayalam - 2000) Dir. Sathyan Anthikad
Ente Veedu Appuvinteyum (Malayalam - 2003) Dir. Sibi Malayil

投稿者 Periplo : 00:42 : カテゴリー brown dwarf galaxy
| コメント (0)

2006年04月03日

さらにもいっちょ

前に調べたリメイク連鎖にさらに追加。

Engirundho Vandhaan (Tamil - 1995) Dir. Santhana Bharathi Cast : Satyaraj, Roja

Chitram (Malayalam - 1988) Dir. Priyadarshan→タイトル不詳のカンナダリメイク(ヴィシュヌヴァルダン主演)→Pyar Hua Chori Chori (Hindi - 1991) Dir. K Bapaiah のリングにさらにタミルバージョンが追加になった訳だわな。今のところプリヤンオリジナルとヒンディー版以外のディスクリリースに関しては不明。

唯一見つかったレビューによれば、プリヤンの Chitram 自体が、シャンミ・カプール主演の Janwar (Hindi - 1965) Dir. Bhappi Sonie のリメイクだという説も。なんだかもう連鎖というよりメビウスの輪状態。

投稿者 Periplo : 01:07 : カテゴリー プリヤンremake
| コメント (0)

2006年04月01日

もいっちょ追加

Thandege Thakka Maga (Kannada - 2006) Dir. S.Mahendar
Cast : Upendra, Ambarish, Sakshi Shivanand, Laila, Ashish Vidyarthi, Sreenivasa Murthy, B.V.Radha, Komal

As earlier said, Kamal's story and script has been the main strength of the film and Mahendar has seen to it that he faithfully follows the narration, except for the sequences which have an extreme native touch. There is one particular sequence where Shivaji Ganeshan explains about the inevitability of the Devars to be violent and he also tells about their lack of education and the reason for the backwardness. But Mahendar has completely omitted these references to the caste, but relates the conflict existing in village to the differences between the two families of brothers.

Devar Magan (Tamil - 1992) Dir. BharathanVirasat (Hindi - 1997) Dir. Priyadarshan のリメイク輪廻にもいっちょ追加。カンナダものは制作発表から公開までにえらく時間がかかるもんだ。

投稿者 Periplo : 21:01 : カテゴリー プリヤンremake
| コメント (0)