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2006年09月30日

タレント本

結局ラルさんは名誉編集長をつとめたのか、それともオーディオリリースの時みたいに最初の一冊の封を開けただけなのかはっきりしないが。

Superstar Mohanlal recently released "Stark World-Kerala", the 816-page volume that includes 1,300 pictures that capture extraordinary beauty of Kerala — the land, the people, culture, dances and festivals.

"This is a book that makes me proud of being a Keralite. This is a book that I can proudly gift to my friends across the world as the finest portrayal of Kerala," Mohanlal said in his remarks.Divided into 11 sections, the book has 27 maps that follow international cartography norms.with five types of maps covering State, District, Destination and Circuit along with a detailed backwater map.

As many as 48 impressions of Kerala from renowned personalities such as Sashi Tharoor, M.T. Vasudevan Nair, Mohanlal, Mammootty, Anita Nair, Anita Pratap, Louba Schilde, Jug Suraiya, Jose Dominic, Yusuf Arakkal, T. Balakrishnan and E.K. Bharat Bhushan figure in the book. (The Hindu 記事 Capturing the beauty of Kerala より)

Stark World Publishing から刊行。どこで売ってんじゃ?

投稿者 Periplo : 15:13 : カテゴリー バブルねたkerala
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2006年09月29日

ディスク情報0609

hellomydear.jpg
プリヤン旧作 Hello My Dear Wrong Number (Malayalam - 1986) がVCDで発売。近々取り寄せてみようと思いまーす。

Cast: Mohanlal, Menaka, Jagathi Sreekumar, Lissy, Sreenivasan, Sankaradi, Captain Raju, Maniyan Pilla Raju, Sukumari

投稿者 Periplo : 04:06 : カテゴリー プリヤンdisc
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2006年09月27日

レビュー■Chandramukhi

(前々回よりの続き)そうそう、つい数日前の報道によれば、薔蘭ちゃんもカタックの特訓を始めそうな勢いだし、よそ事じゃ無くなってきたんだよね。

様式美なんぞ糞喰らえ、美は乱調にありじゃわい、ってことでココでやります。Priyan-related film ディスクレビュー、チャンドラムキ。

Chandramukhi (Tamil - 2005) Dir. P Vasu
cvChandramukhi.jpg
タイトル表記の揺れ : Chandramughi, Chandra Mukhi, Chandramuki
タイトルの意味 : 女性の名前、直訳すれば「月のかんばせ」か。
邦題:ラジニカーント★チャンドラムキ − 踊る!アメリカ帰りのゴーストバスター
他言語バージョン : Chandramukhi (Telugu - 2005)
Chandramukhi (Hindi - 1993) Dir. Debaloy Dey とは無関係
DVD版元 : Ayngaran
DVDの字幕: 英語
DVDの障害: 現在のところ特になし

Director: P Vasu, Producer: Prabhu
Music Director: Vidyasagar, Playback Singers: S P Balasubramaniam, Asha Bhosle, Madhu Balakrishnan, Rajalakshmi, Tippu, Manickanm Vinayagam, Binni Krishnakumar, Kay Kay, Karthik, Sujatha
Lyricist: Vaali, Original Story: Swargachitra, Screenpaly Writer: P Vasu, Dialogue Writer: P Vasu
Choreographers: Raju Sundaram, Kala, DKS Papu, B H Tarunkumar, Brinda, Stunt Director: Thalapathi Dinesh
Art Director: Thotta Tharani, Cinematographer: Shekar V Joseph, Costume Designers: Sidney S Sladen, R Krishnan, Anu, Mani, etc.
Editior: Suresh Urs, Associate Directors: P Vimalkumar, M Mukesh, S Murugan, K Krishnan

Cast: Rajnikanth, Jyothika, Nayanthara, Vadivelu, Prabhu, Sheela, Vineeth, Nasser, Vinaya Prasad, K R Vijaya, Vijayakumar, Avinash, Malavika, Swarna, Sonu Sood, Thyagu, Manobala, Mohanraj, Madan Bob, T P Gajendran, Sujibala, Unnikrishnan Namboodiripad

Soundtrack
♪Devuda Devuda - S P Balasubramaniam
♪Kokku Para Para - Rajalakshmi, Tippu, Manickanm Vinayagam
♪Athithom - S P Balasubramaniam, Vaishali
♪Konjam Neram - Asha Bhosle, Madhu Balakrishnan
♪Annanoda Paatu - Karthik, Kay Kay, Sujatha
♪Raa Raa (Telugu) - Binni Krishnakumar , Tippu

STORY (インターミッションまでのネタばれ)

建設会社の社長センディル (Senthil=Senthilnathan/Prabu) は恋愛結婚した新妻ガンガー (Ganga/Jothika) を伴ってマドラス近郊の村に帰郷する。センディルの母 (K R Vijaya) はこの結婚に落胆していた。かつて自身がセンディルの父 (Sivaj Ganesan, 写真で登場) と恋愛結婚した際に、彼の姪で許婚と見なされていたアキラーンデーシュワリ (Akilandeswari /Sheela) の人生を狂わせてしまった経緯があった。それ以来の両家の30年にも渡る断絶を解消するために、アキラーンデーシュワリの姪のプリヤー (Priya/Malavika) とセンディルとの縁談をすすめていたところに、妻を伴ったセンディルが現れ気まずい状況に追い込まれたからだ。

センディルは破談の詫びを入れるために妻と友人のサラヴァナン (Saravanan/Rajnikanth) を伴ってアキラーンデーシュワリの家を訪ねる。サラヴァナンは孤児だったがセンディルの父に育てられ、アメリカで精神科医として成功を収めた人物。読心術の達人でもある。センディルを迎えたのは謎の使用人 (Sonu Sood) を常に従えるアキラーンデーシュワリと弟のカンダサーミ (Kandaswami/Nasser)、ムルゲーシュ (Murugesh=Murugesan/Vadivelu) たち。アキラーンデーシュワリは姪の婚約を勝手に破棄された屈辱からセンディルへの憎悪の念をあらたにし、カンダサーミとムルゲーシュは得体の知れないサラヴァナンに不信感を抱く。しかしカンダサーミの娘のプリヤーは冷静である。実は彼女は親に知られずに舞踊家のヴィシュワナーダン (Viswanathan/Vineeth) と愛し合っていたからだ。

センディルは愛妻への贈り物として、村にあるヴェッタイヤプラム (Vettayapuram) と呼ばれる荒れ果てた屋敷を買い取り、改修して二人で住むつもりであることを告げる。慄然とする一同。ヴェッタイヤプラムは村では知らぬものとてない幽霊屋敷だったからだ。

150年ほど前にこの館の主だった王は、残虐さと、Laka Laka...という奇妙なかけ声を好んだことで知られた。アーンドラから美貌の踊り子チャンドラムキを連れてきて側妾としていたが、彼女はやはりダンサーである恋人グナセーカラン (Gunasekaran) をこっそり隣家に住まわせていた。それに気づいた王はドゥルガーシュタミ (Durgashtami , Durga Ashtami) の祭りの日に二人を大広間で舞わせ、その最中にグナセーカランを斬首し、さらに恐怖に戦くチャンドラムキを焼き殺したのだ。それ以来この屋敷は呪われ続け、最近50年間は空き家として放置され、誰も近づこうとはしなかった。唯一、貧しい庭師 (Vijayakumar) とその孫娘で音楽教師のドゥルガー (Durga/Nayanthara) だけが敷地内の離れでひっそりと暮らしていた。

様々な思惑から、センディル夫妻、アキラーンデーシュワリ一家、そしてサラヴァナンは一緒に屋敷に移り住む。館の主となったガンガーは、好奇心が押さえきれず、家人たちの警告も無視して、護符で幾重にも封印された上層階の南の角部屋、チャンドラムキの居室に入り込む。やがて屋敷には様々な怪奇現象が起こり始め、サラヴァナンは事態の解決に乗り出す。

AVATAR:
■Remake of Aaptha Mitraa (Kannada - 2004) Dir. P Vasu [dubbed as Nagavalli (Telugu - 2005?)] which is also a remake of Manichitrathazhu (Malayalam - 1993) Dir. Fazil.
■Some episodes borrowed from Aaram Thampuran [The sixth lord] (Malayalam - 1997) Dir. Shaji Kailas
■Remade as untitled Hindi movie (Dir. Priyadarshan, project).

AWARDS:
Best comic actor (Vadivelu) - The 53rd Fair One Filmfare Awards (South)
Best female playback singer (Binni Krishnakumar) - The 53rd Fair One Filmfare Awards (South)

BOX OFFICE: タミル映画史の各種の記録を塗り替える大ヒットと言われている。連続上映記録は本稿執筆時点(500日超)も更新中。

見どころ:
■悪役ラジニ。目ぇショボショボ、年齢不詳ファッションでの強引若作りメインロール部分と対照的に、恐ろしいまでに生気と自信に溢れている。婆娑羅な衣装での極悪非道ぶりは全盛期のエネルギッシュな演技を彷彿させ、目を見張らされる。僅かな時間ながら当人も心底演技を楽しんでいることがわかる。
■音楽シーン。ディスクレビューではあるが敢えて時事ネタを取り上げてしまおう。日本語字幕付きで大画面&高性能サウンドシステムで鑑賞する音楽シーンはどれをとってもすばらしい。自分の英語力にもDVDの英語字幕クオリティにも全く信を置いていない筆者にとって、この日本語歌詞は何にも代え難いものだった。特別に詩的な技巧を凝らした日本語ではないのだが、楽曲自体の秀逸さと相俟って圧倒的な迫力。日頃音楽シーンをDVDで鑑賞する際に、楽曲と踊りにしか注意が行っていないことを改めて認識させられた。

印象的なセリフ・挿話:アキラーンデーシュワリの家に到着した主人公サラヴァナンが「電話が切れてしまって肝心の話ができなかった」と言うところ。TATA Indicom との強烈タイアップで制作されたというのにさ。広告屋的発想に毒されていないこういう前近代性が愛おしくてたまらない。

よくわからないところ:典型的なラジニムービーの造りとはちょっと違うのに、なんでここまで大ヒット?なんて言ったらスーパーファンにブッ殺されっか。えーと、♪Athithomのシーンの後で出てきたラーガダニャーシって言葉だな。raga dhanyasi という単語自体はネット上で見つかるけどさ。こーいうのを専門家に解説してほしい。

トリヴィア:
■ドゥルガシュタミ祭について
Durga is depicted as a powerful goddess, riding a raging lion, holding aloft ten war weapons in her ten hands. Her trident is plunged into the abdomen of a monstrous buffalo, out of whose body emerges the dreadful demon or evil.

Hindu scriptures say the festival dates back to the origin of the earth when gods and demons, after stirring the oceans, squabbled over who should get the holy "amrit" or nectar, one drop of which guaranteed immortality. Lord Vishnu (the God of Preservation) transformed himself into a woman to distract the demons, who wanted the nectar for themselves. The holy liquid was offered to the gods. But the demons chased the gods, who spilled drops of the nectar at four places - Allahabad, Nasik, Haridwar and Ujjain. Since then, bathing at these four places has been considered a sacred rite.(Durga Ashtami Celebrated With Religious Fervourより)

原作のマラヤーラム映画にも出てくるこの祭は、上記から判断すれば北インド起源のものだが、ケララ州政府サイト中の紹介を読むと、学問の祭ナヴァラートリの一部としてケララを始め南インドでも広く祝われているようだ。しかし地方によってその起源についての説明や祭の作法は様々なようで、時にはこんな血生臭い出来事も。

■アーンドラ出身の踊り子が歌うという設定の♪Raa Raa は全編テルグ語歌詞だという。第一曲目の♪Devuda Devuda は、出だしの Devuda のみがテルグ語(意味は「神よ…」)。これは後に続く部分からアーンドラ・プラデーシュ州のティルパティ寺院のヴェーンカテーシュワラ神に捧げたものであることがわかる。アーンドラのみならず全インド的に著名な巡礼地で、芸能関係者の信徒も多いという。
In recent years, certain cults have become important in the film industry, notably that of the Venkateswara temple in Tirupati (Andhra Pradesh) and that of Sai Baba of Shirdi (Maharashtra). While the former is more closely associated with Telugu and Tamil industries, several members of the Bombay film industry are known to be devotees, and Amitabh Bachchan visited for a special ceremony for his sixtieth birthday in 2002. It is the richest shrine in India, with an annual income said to be of around Rs 800 crore (approx. £100 million).
Rachel Dwyer著、Filming the Gods: Religion and Indian Cinema, Routledge, 2006,P.135より)

■ナイスな凧揚げソング♪Kokku Para Para は、映像・楽曲・歌詞のどれをとっても楽しい仕上がり。しかし近世以降のインドの凧揚げには、競技性の強い喧嘩凧としての側面が大きいらしい。相手の凧糸を切るために剃刀などを仕込み、血だらけになって争われることも多いという。このソングシーン中、ラジニがナヤンちゃんにやたらと意地悪するのはそういう喧嘩っぽいテイストを取り入れてる訳なんだね。だけど全体としては子供も大人も一緒になって他愛ない凧揚げに興ずる楽園の姿。これを見ると一瞬信じたくなっちゃうんだよぉ(普段通販であんなに酷い目に遭わされてるにもかかわらず)、こーゆう映画を家族揃って楽しんでるサウスの連中ってもしかしてイイ人たちなのかもしれないって(ウルウル。感傷はこのくらいにして参考資料

■様々な「縁起物」。フロップとなってしまったBaba (Tamil - 2002) Dir. Suresh Krishna から3年のブランクを経てのラジニカーントの起死回生の大作。チョイ役にまで至るキャスティングには様々な縁起担ぎ(確認したわけではないがそうとしか思えない)が見え隠れする。すべてはスーパースターのために!

もちろん写真で登場するシヴァージ・ガネーサンはその筆頭。ラジニがシヴァージの衣鉢を継ぐべき人物であることがさり気なさの欠けらもなく示されている。そしてそのシヴァージ映画のヒロインを幾度もつとめたことがある‘微笑みの女王’KRヴィジャヤが彼の未亡人役で登場する。ナーセルの妻役、カルナータカ出身のヴィナヤ・プラサードManichitrathazhu と本作の両方に出演した唯一の人物。カンナダ映画界の人なのだから Aaptha Mitraa にも出演していてよさそうなものであるが、現状では確認できず。Rrrrepeeeatu 親爺三人衆についてはこちら参照。チャンドラムキの物語を一同に説いて聞かせる老僧役のウンニクリシュナン・ナンブーティリパッドは90を超えてるらしい。疑いもなく、「凄い年寄りなのにまだ生きてる」という目出度さをかわれての抜擢だと思う。ヒーロー・ヒロインの唯一のラブデュエットの女性ボーカルを担当するアーシャー・ボースレーも。シヴァージ・プロダクションとの長年の交流が本作に参加した理由だというが、歌唱力があってもっと若い娘らしい声の歌手はタミルに幾らでもいるはず。敢えてボリウッドから人間国宝級を呼んでくるところが、ゴージャスな縁起物に相応しい。前述のKRヴィジャヤと並び友情出演で特別な敬意をもってオープニングロールで紹介されているのは悪役アキラーンデーシュワリを演じる‘チェンミーンのシーラ’。この人だけはどんな縁で出演することになったのか調べられなかった。縁起担ぎとは無関係に顔のド迫力で選ばれたのかな。これであとはティルパティ・ヴェーンカテーシュワラ寺院へのお参りも欠かさないというこの人が登場すれば、切り札全部が揃うことになったはずだが。

もっとタミル映画に知悉した見るべき人が見れば、こういうのはさらに沢山出てくるんだろうな。楽屋落ちばっかだって?それがタミル映画の醍醐味じゃん。

kingsneaker.jpg
余計な一言:「見る極楽浄土」は『ムトゥ 踊るマハラジャ』 (Tamil - 1995) Dir K S Ravikumar 公開時の名惹句。

極楽浄土とは阿弥陀経によれば、「池には色々な色の蓮の花が咲き、良い香を放っている。池の底は黄金の砂で覆われている。自然や建物は黄金や七宝で出来ている。妙なる音楽が流れ、色々な鳥が美しい声で鳴いている(引用させていただいたのはこちらから)」だそうだ。

極楽とは悪趣味なもの也。

さらに余計なタメぐち:制作発表からこっち、本作をオリジナルの Manichitrathazhu と比較して悲憤慷慨してる奴がケララ人にともかく多かった(ケララ人じゃないかもしれないけど一例)。それから脚本上の辻褄の合わない部分をあげつらったレビューやBBS(典型的なのがこれ)も色々ヲチさせてもらったけど、お前らリメイクの楽しみ方をわかっちゃいねーな、と言ってやりたい気もした。

参考:
オフィシャルサイト Chandramukhi
MUNMUN's HOME PAGE Chandramukhi (チャンドラムキ 踊る!アメリカ帰りのゴーストバスター)
SUPERSTAR ラジニ★jp. チャンドラムキ特集
Indian Films Gossip & News マターリとヲチするChandramukhi

投稿者 Periplo : 02:45 : カテゴリー プリヤンremake
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2006年09月26日

Rest in peace : Padmini

padmini2.jpg
暫く前に「トラヴァンコール三姉妹の真ん中で出世頭。そして唯一存命中でもある」と書いたパドミニさんが他界されてしまいました。合掌。

Veteran actress Padmini is dead

投稿者 Periplo : 03:01 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2006年09月23日

凄い話

今に始まったことじゃないけど、ともかくビンボーだから、一本映画を見たらそれをとことんしゃぶり尽して次の一本までの時間を稼いでるのだ。特に今週久々に小屋で見た【チャンドラムキ(以下略)】(Tamil - 2005) Dir. P Vasu はインパクトが大きかったし、なんつっても「プリヤン関連映画の関連映画」から「プリヤン関連映画」に格上げされそうな気配もあって(こちら参照)打ち捨てておけない気分。

誰もが知りたいと思ってる(違う?)本作での Repeatu ! 親爺三人衆(注:同作のラジニ登場ソング♪ Devuda Devuda 中に登場する)について。

PVasuChandra.jpg
一番目はもちろん本作の監督、P Vasu

ramkumar.jpg
二番目はシヴァージ・ガネーサンの長男(つまり本作のプロデューサー・プラブの兄)で、自身もプロデューサーであるRamkumar。日本人で既に会見&会食済みの人がいるってのが凄いね。しかも掲載の写真に写ってるのは本作中でも使われたシヴァージの肖像画だよ。

三番目のこのオジさんが謎だったのだ。
KajaBahadur.jpg

で、いつものように必死こいて検索したわけです。やっと見つけた。

The third person to receive the memento was Kaja Bahadur who says 'repeatu' the 3rd time in the song 'Devuda.' Rajini introduced him to the minister because when Rajini had been a conductor, Kaja Bahadur was the driver!(Cinesouth 記事、'Chandramukhi' celebrations - live report with super pics より)

英語力ない上に鈍いもんだからこの記事読んでもまだわからなかった。ラジニが車掌に喩えられるならば、この Kaja Bahadur さんは牽引手とされる、そのくらい凄い陰の立役者だったのかと。プロデューサーよりも偉いのかと。しかしこの名前で検索してもヒットするのは上に引用したものだけ。それで本作のオープニング&エンディング・ロールをDVDでもいちど全部確認したですよ、メモ用紙と辞書片手に。やっぱりそんな名前はどこにも見つからず降参じゃ、と冷めたチャイを口にして一息ついてやっとわかった!デビュー前のラジニがバンガロールで本物のバス・コンやってたときの相方ってことか。凄い話だ。

なぜだかこの映画を見ると、「畢生の大作」というフレーズがいつも浮かんでくる。今度のスーパースターの映画は絶対にフロップになぞさせないぞ、という脇役さん&裏方さんたちの熱い思いが漲ってる気がするんだよね(遠慮なく言わせてもらえばご当人がそれに応えてるとは思えない部分も大いにあるのだが)。特にラジニ映画の最近の定番となりつつある登場第一曲目のノリノリ説教節♪ Devuda Devuda からは本当にそれが感じられる。この Repeatu 親爺たちをはじめとしてスーパースターと個人的に縁の深い人物が脇を固めてるって話だ。だからバックダンサーが全体的に年齢高めに見えるわけだわな藁。

投稿者 Periplo : 03:07 : カテゴリー バブルねたtamil
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2006年09月22日

大部屋以上明星未満★19

Unnikrishnan Namboodiripad (Unnikrishna Namboodiripad とも)

unnikrishnan.jpg

尋ね人の時間です。

Unnikrishnan Namboodiripad, the old man who plays the role of the girls' grandfather, is an 85-year-old Namboodiri and lives in a traditional manna in Payyanur near Kannur in Kerala. He had never stepped out of Kerala in his life or uttered a word of Tamil before. During the death scene, he actually requested that Vishnu Sahasranamam be recited as devout Hindus would do when someone is actually breathing their last ! Despite, lack of communication skills in English, he still had a whale of a time with the whole unit and would insist on getting himself photographed with both Ash and Tabu after each shot. Needless to say they were only willing to oblige. And, he would insist on calling Abbas, Ambas, as he is hard of hearing. (Kandukondain Kandukondain The Unofficiall Homepage 中のSidelightsより)

そうそう、最初にこの爺さんを見たのはKandukondain Kandukondain (Tamil - 2000) Dir. Rajiv Menon 中の寝たきり老人。唯一の台詞は 'Will...'(ワシの遺言…)。

次に目撃したのはPammal K Sambandam (Tamil - 2002) Dir. Mouli での主人公の(だったかな)祖父の役。耳に残ってる唯一の台詞は 'Will...'(ワシの遺言…)。そう、キルウィル爺なんだ。

一時期はマラヤーラム映画俳優組合AMMAのフォトギャラリーにも載ってたんだけれど、改訂されて姿を消してしまった。なにぶん高齢だからすでに他界してしまったのかとも思っていたのだが、ついに【チャンドラムキ(以下略)】(Tamil - 2005) Dir. P Vasu で生存を確認。チョイ役ではあるけれど、これまでの露出から比べればとてつもなく高度な芝居をしている(でも絶対吹き替えだろーな)。これを機に演技に目覚めちまったりして。

ともかく知りたいのは、このウンニクリシュナン翁がラジヴ・メノン監督に見いだされた経緯だな。そして、これまでタミル映画でしか目撃されていない翁にマラヤーラム映画出演作はあるのかってこと。どなたか知ってたらおせーて下さいまし。

投稿者 Periplo : 01:33 : カテゴリー brown dwarf galaxy
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2006年09月20日

リメイク・プチ連鎖 Kireedam

Kireedam [Crown] (Malayalam - 1989) Dir. Sibi Malayil
Cast: Mohanlal, Thilakan
Gardish [Vicious Circle?] (Hindi - 1993) Dir. Priyadarshan
Cast: Jackie Shroff , Amrish Puri

北印度から逆輸入リメイク?

"Keeritam" will be directed by A.L. Vijay, an ad-film maker and had worked as an assistant to director Priyadarshan. Vijay is making his debut as director through this film.

According to Suresh Balaji, the story of "Keeritam" was narrated to Ajit on the sets of "Aalwar" in Hyderabad recently and Ajit immediately gave his approval.

The story is an action-filled emotional drama between the father and son. Raj Kiran plays the role of the father.There will be a comedy element too and Vivek will handle it.

The heroine is yet to be fixed and it is rumoured that either Shriya or Nayanthara will get the role.

Thiru is the cinematographer while Yuvan Shankar Raja will provide the music. Suresh Balaji will produce the new film in association with Adlabs from Mumbai.(NowRunning.com 記事 After Alawar , Ajit's next film is Kireetam より)

上記記事、リメイクとはどこにも書いてないけどまずは確実に上に書いた2作と関連あるはず。ヒロインはシュレーヤーかナヤンターラかなどと言ってるけど、はっきり言ってどーでもいい役です。監督はプリヤンの弟子、プロデューサーはモーハンラールの義理の兄弟。さてどっちからリメイク権を買ったんだか。

投稿者 Periplo : 00:07 : カテゴリー プリヤンremake
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2006年09月19日

スターに会うべし

以前からAMMAことマラヤーラム映画保存会のフォトギャラリーが使えないなどとこぼしていたのだが、最近になって会員名簿のMEET THE STARというページが写真付きで充実してきていることにやっと気づいた(物故者のリストはこっち、これは随分貧弱)。だけど情報にばらつきがあるな。以前からずっと謎のこの人についちゃ、たったのこれだけ。プライバシーを死守するタイプ?

投稿者 Periplo : 01:41 : カテゴリー brown dwarf galaxy
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2006年09月17日

レビュー■Kilichundan Mambazham

様式美を重んずるほうなので、ホントは従来通りの形式であげたかったのだけど、写真の多用、それにおそらくこれからも生じるであろうチョコマカした修正の手間を考えてこちらにアップ。

Kilichundan Mambazham (Malayalam - 2003)
cvKilichundan.jpg
タイトル表記の揺れ : Kochu Kilichundan Mambazham , Oru Kilichundan Mambazham , Kilichundan Maambazham, Kilichundan Mampazham
タイトルの意味 : Kilichundan Mango
DVD版元 : Saina
DVDの字幕: 英語
DVDの障害: 現在のところ特になし
Director: Priyadarshan, Producer: Antony Perumbavoor
Music Director: Vidyasagar, Playback Singers: M G Sreekumar, Sujatha, Vineeth Sreenivasan, Kailash Kher
Lyricist: Beeyar Prasad, Story Writer: Sreenivasan, Screenpaly Writer: Priyadarshan, Dialogue Writer: Priyadarshan, Choreographer: Kala, Prasanna
Art Director: Sabu Cyril, Cinematographer: S Ravivarman, Costume Designer: V Sai
Editior: N Gopalakrishnan, Associate Director: Murali Nagavalli

Cast: Mohanlal, Soundarya, Thilakan, Salim Kumar, Cochin Haneefa, Ganesh Kumar, Vindhya, Geetha Vijayan, Sukumari, Seema, Sreenivasan, Jagathi Sreekumar, Pujappura Ravi, V K Sreeraman, Manka Mahesh, Narayanan Nair

予習編はこちら、ミニ・ギャラリーはこちら

Soundtrack
♪Kasavinte Thattamittu - Vineeth Sreenivasan, Sujatha
♪Vilakkukoluthi Varum - MG Sreekumar, Sujatha
♪Onnamkili Ponnankili - MG Sreekumar, Sujatha
♪Onnanam Kuninmela - MG Sreekumar, Sujatha
♪Parayuka Nee Kadha - Kailash Kher(本編不使用)

STORY(完全ネタバレ仕様)
■プロローグ
マラバール地方南部、マラップラム。薄明のクーンダーリ川(*1)を船団がやってくる。クーンダーリ・カダヴ (Koonthali Kadavu) 村 にコラルカル (Kolarkal) という豪壮な荘園をかまえるモイドゥッティ・ハジ (Moideen Kutty Haji=Moidutti Haji / Sreenivasan)の3回目の嫁取り行列だ。

下船した一行が近づく路上で怪しげな動き。モイドゥッティ・ハジと仲の悪いカランダン・ハジ (Kalanthan Haji / Cochin Haneefa) が、黒魔術に長けた腹心のムッラ(*2)に命じて呪(*3)をかけた卵を通り道に埋めさせている。新郎新婦がこの卵の上を通れば二人には災いがもたらされるというのだ。果たして呪いは功を奏するのか。

kochukilichundan01.jpg

モイドゥッティ・ハジの邸宅では披露宴が行われている。ハジには既に2人の妻がいるが、子宝には恵まれていない。新妻アーミナ (Amina / Soundarya) によって屋敷に赤子の声が響き渡るようになることが、ハジと母のビヤトゥンマ(Biyathumma / Sukumari) の悲願である。若く美しいアーミナを娶った夫に、第一夫人ファティマ (Fathima / Vindhya) は悲しみを隠せず、第二夫人マイムナ (Maimuna / Geetha Vijayan) は容赦のない皮肉を浴びせかける。今回の結縁はハジが全幅の信頼を寄せるナンブーディリ・バラモンの祈祷師イルンダラカーラン (Irunthalakkaran / Jagathi Sreekumar) のお墨付きを得ている。過去2回の結婚は彼の占いに従ったものではなかったために子供ができないというのだ。イルンダラカーランの霊力はとても強く、彼の手にかかれば唐揚げにされた鶏が空を飛ぶことだって可能だとさえ言われている。ヒンドゥーの呪術師なのに一帯のムスリムの人々も頭が上がらない。彼のお告げに従って、新郎新婦は慣例である花嫁の家での初夜を過ごさずに、挙式後すぐに花婿の家にやって来た。

■モイドゥッティ・ハジの最初の試み
その夜、アーミナの待つ寝所に急ぐ、期待にはち切れんばかりのハジ。しかし彼が手を掛けた途端、アーミナは気絶し、家中が大騒ぎとなり初夜はお預けとなる。

kochukilichundan02.jpg

■カランダン・ハジの後悔と怨念
情けない首尾となった初夜の話はすぐに村中に伝わり、カランダン・ハジは卵の呪の成功に快哉を叫ぶ。なぜこれほどまでに二人のハジは仲が悪いのか。実はモイドゥッティ・ハジの第二夫人マイムナは、かつてカランダン・ハジの妻だったのだ。ある日マイムナが供したビリヤニがえらく酸っぱかったということでカランダン・ハジは猛り狂い、その場で彼女を離縁してしまう。軽挙をすぐに後悔したハジだが、この地のムスリムの慣習では一度別れた妻と復縁するには、いったん妻を形式的に他の男に嫁がせた上で離縁してもらい、そこで改めて結婚しなければならない(*4)。モイドゥッティ・ハジは友人としてその一時的な夫になることを申し出たのだが、マイムナの美しさに目が眩み、彼女を本当の第二夫人にしてしまい手放そうとしない。

■祈祷師イルンダラカーランの登場
イルンダラカーランはアーミナの気絶の原因がカランダン・ハジ一味の呪によるものだと即座に見抜く。さほどに霊力の強いイルンダラカーランなので、夜な夜なこの地を徘徊するヴェッラーッタ・ポーカラ (Vellatta Poker) の悪霊に遭遇しても、彼のお札に縋れば死を免れることができる。

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■アブドゥの最初の試み
婚礼の日から程もなく、村に二人のよそ者の伐採請負人がやってくる。アブドゥ (Abdul Khader=Abdu / Mohanlal) とウスマン (Usman / Salim Kumar) は仕事を求めてコラルカル屋敷に入り込む。アブドゥは庭先でアーミナの姿を目にして釘付けになる。しかし折悪しくモイドゥッティ・ハジに見咎められ誰何される。キリチュンダン・マンゴー(*5)の木があれば剪定しますぜと苦しい言い逃れをするものの、すぐに追い出されてしまう。

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■アブドゥの二度目の試み
翌日、今度はデーツ(*6)売りに商売替えして屋敷にやってくる二人。しかしアブドゥを目の敵にするハジにまたしても撃退される。ウスマンは当初アーミナをハジの娘か妹だと思い、アブドゥの恋路を応援するが、やがて彼女がハジの妻であることを知り思いとどまらせようとする。しかしアブドゥは聞く耳をもたず、ウスマンは罪深さに震撼する。

■アブドゥの三度目の試み
さらに翌日、二人はバングル売りに扮して屋敷に入り、女衆を集めて商売する。バングルの試着を口実にアーミナの手を握り放さないアブドゥ。たちまちハジに見つかり追い出される。

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■モイドゥッティ・ハジの二度目の試み
再びアーミナの寝所にやってくるハジ。アーミナは今度はしくしく泣き出し、死んだ祖父が夢に現れたと言う。祖父のお告げによれば、ラマザーン月に彼女がハジと少しでも触れ合えばハジの命が危ないのだという。夢枕の祖父の予言はこれまでに外れた試しがないのだ。不承不承引き下がるハジ。

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■アブドゥの四度目の試み
さらに別の日、アブドゥが息せき切って屋敷に駆け込む。猛毒の大蛇が建物に入っていくのを見たというのだ。慌てて避難する家人たち。そこへ外出から戻って来たハジ。制止も聞かずにアーミナのいる部屋に直行すると案の定そこにはアブドゥの姿。叩き出されるアブドゥ。ハジはアブドゥとウスマンがすぐに村を退去しないと実力行使に出ることになると脅す。カランダン・ハジはモイドゥッティ・ハジにたてつく二人に協力を申し出る。

■最初のパンチャーヤト集会
カランダン・ハジの申し立てでパンチャーヤト集会がもたれる。商売をしようとやってきた二人に危害を加えようとするのは不当だというのだ。モイドゥッティ・ハジはアブドゥが妻に色目をつかったのだと抗弁するが、集会を仕切るムスリム・パンディット(*7)たちには聞き入れられない。結局、カランダン・ハジが二人の身元引受人になり、アブドゥはコラルカル屋敷に一切足を踏み入れないという条件で村に滞在することを許可される。カランダン・ハジはアブドゥになぜこの村にやってきたのかを尋ねる。

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■アブドゥの回想
隣村の有力なマダッパリ・ハジ (Madapalli Haji / Thilakan) のもとで働くアブドゥ。彼の亡父は身分の低い床屋だったが、ハジの娘で歳の近いアーミナとは幼馴染みだ。土地を巡る訴訟に明け暮れるハジは常に腕っ節の強い親戚の男衆を侍らせている。一方で、やはり身分の低い油屋の娘と恋仲になっている息子ウンマー (Ummer / Ganesh Kumar) とも言い争いが絶えない。アブドゥの姉ズベイダー (Zubaida=Zubaidatha / Seema) は未亡人で、二人の娘とアブドゥを細腕で育て上げた苦労人。アブドゥの恋に望みがないことを予感し、アーミナを諦めるように諭すが聞き入れられない。ある日ハジの屋敷の庭先で、アーミナの母はアブドゥにキリチュンダン・マンゴーが届いたから奥にいるアーミナにわけてもらうようにと勧める。物陰でアーミナに迫り、接吻をねだって戯れるアブドゥ(*8)。しかしその現場をマダッパリ・ハジに見咎められ、一転して追われる身になってしまう。かつてアブドゥに命を助けられた恩義を感じるウマーは彼をなんとか村から脱出させる。しかしその直後ウマーは何者かによって殺害される。

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村からコーリコード、ムンバイへと流れ、ついにはドゥバイで働くことになったアブドゥは、3年間アーミナに手紙を送り続けるが、マダッパリ・ハジによってことごとく破り捨てられてしまう。帰郷を告げる最後の手紙を握りつぶしたハジは、アブドゥがドゥバイの女性と結婚したという嘘を村中にばらまく。信じることができないアーミナはズベイダーに詰め寄るが、彼女にも真相はわからず、噂を否定することもできない。絶望するアーミナ。

やっと村に戻ってきたアブドゥ。しかし既にアーミナの婚礼が翌日に迫っていた。式の当日、アーミナの部屋に忍び込むアブドゥ。父親に逆らいきれなかったのだと泣き崩れるアーミナに、彼女を離すことはないと誓う。

■イルンダラカーランの最初の儀式
アーミナの祖父の予言を封じ込む儀式を執り行うイルンダラカーラン。これでやっと初夜が楽しめると家路を急ぐモイドゥッティ・ハジの前にカランダン・ハジが立ちはだかり、言いがかりをつけてココヤシの下に誘い込む。すかさず上からココナツを落下させるアブドゥ。ココナツは見事ハジの頭を直撃して怪我を負わせる。這々の体で帰宅したハジはそれでもアーミナに追い縋ろうとするが、階段を踏み外して転落し、さらに大怪我を負う。これで念願の初夜はまたしても遠のいた。

■イルンダラカーランの二度目の儀式
ハジの怪我が黒魔術によるものと考えたイルンダラカーランは呪い封じのために再び儀式を行う。呪をかけたココナツをハジ自身がアブドゥにぶつければ退散させることができるという。村の定期市でアブドゥをつけ回すハジ。狙いを定めて投げたココナツはよりによってパンチャーヤット長(?/Narayanan Nair)に当たってしまい、周囲にいた村人に袋叩きにされる。

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一方、事態の打開を図るカランダン・ハジは、近くある祭りの日に騒乱を起こし、その隙に二人を駆け落ちさせようと手を打つ。その日が来るまでなんとかモイドゥッティ・ハジを退け続けるようにとアーミナを励ます手紙はウスマンによって届けられる。

■モイドゥッティ・ハジの三度目の試み
頭の怪我もやっと癒えて、モイドゥッティ・ハジは三たびアーミナの寝所にやってくる。微笑みながらハジを迎えるアーミナ。しかしハジがアーミナを腕に抱こうとしたその瞬間、何者かが彼女に取り憑きハジの首を絞めようとする。アーミナの口を借りて、遠い昔に死んだ親戚の老女ティッタヤ・クッティ・アンマ(Thithayya Kutty Amma) の霊がハジに罵詈雑言を浴びせかける。結局ハジは本懐を遂げられない。

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■イルンダラカーランの三度目の儀式
取り憑いた霊を祓うためにイルンダラカーランはアーミナを鞭打つ、物陰からそれを覗き見て煩悶するアブドゥ。ハジを遠ざけるために憑き物を装うトリックは彼が考え出したことだったのだ。意気消沈して夜道を歩くアブドゥとウスマンの前に白くおぼろな人影、村人を恐怖に陥れている悪霊ヴェッラーッタ・ポーカラだ。しかしアブドゥは臆することなく後を追い、幽霊の白装束を剥ぎ取ると、なんとそこにはイルンダラカーランが。コラルカル荘園の執事チャップンニ・ナーイル (Chappunni Nair / Pujappura Ravi) の妻 (Manka Mahesh) と逢い引きを重ねるために幽霊の噂を振り撒いて村人の目を眩ましていたのだった。この醜聞を明るみに出してイルンダラカーランの権威を失墜させようとするアブドゥ。しかし弱みを握ったこの呪術師を上手く使う方が得策だと気付く。いまやアブドゥ一味の意のままになったイルンダラカーランは、モイドゥッティ・ハジに、自分の見立てが間違っていたと告白し、アーミナを離縁した方がよいと勧める。しかし意地になったハジはもはや彼の言葉に耳を貸そうとはしない。

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■イルンダラカーランの四度目の儀式
アーミナの体から出ていこうとしない老女の霊に対して、イルンダラカーランは再び除霊儀式を行う。式の過程でアーミナは屋敷の一室に閉じこめられる。そこに待っていたのはアブドゥ、やっと二人はゆっくり語り合うことができた。しかしその時訪ねてきたのはマダッパリ・ハジと親族の男たち。彼らの証言によってティッタヤ・クッティ・アンマなどという親戚は存在しなかったことが露見する。アーミナの部屋から引きずり出されるアブドゥ。その姿を見て驚くマダッパリ・ハジに対して、この男を以前から知っているのかと詰め寄るモイドゥッティ・ハジ。イルンダラカーランを取り込んでの作戦もすべておじゃんになってしまった。アブドゥ、ウスマン、カランダン・ハジは命からがらその場から逃れアブドゥの家に避難する。追っ手のモイドゥッティ・ハジと一党はカランダン・ハジの家を襲撃する。一方アーミナは自室に鍵をかけて籠もり、服毒自殺すると言い張る。幼馴染みへの執着を非難するズベイダーに対して、一緒になれないのなら恋敵を殺して自分も死ぬと激昂するアブドゥ。ズベイダーは意を決してアーミナのもとを訪れ内密な話をする。

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■二度目のパンチャーヤト集会
パンチャーヤトの指導者たちはアブドゥたちを伴ってモイドゥッティ・ハジの家を来訪する。カランダン・ハジの家への襲撃を非難するとともに、アーミナの合意を得ずに彼女を娶ったのではないかと問いただす。女性の合意のない結婚は無効である可能性もあるというのだ。そこにアーミナが自室から現れ出る。アーミナは自分が合意の上で嫁いできたと証言する、そして兄のウンマーを殺したアブドゥを許さないとも。驚愕するマダッパリ・ハジ、茫然自失のアブドゥ。人々が去ったあと、アーミナの部屋を父のマダッパリ・ハジが訪れる。アーミナはウンマーの死の真相をズベイダーから聞いたこと、アブドゥを愛することができなくなった自分は抜け殻としてこの屋敷で暮らしていくつもりであることを話す。それを物陰から盗み聞きするモイドゥッティ・ハジ。

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一夜明けてズベイダーと会ったマダッパリ・ハジは、なぜアブドゥがウンマーを殺したなどという嘘をついたのかを尋ねる。ズベイダーは、一緒になれなければ死ぬと言っている二人を生かすためには、二人が憎み合うようにし向けなければならなかったのだと言う。

一方モイドゥッティ・ハジの家では最初の妻のファティマがハジをつかまえて、自分が妊娠したことを告げる。狼狽し、このことを誰にも口外するなと言い含めるハジ。

アブドゥはこれ以上自分につきあって破滅への道を歩んではいけないと、相棒のウスマンを町に送り出す。

■クライマックス
マダッパリ・ハジの親族たちは怒りが収まらない。一族の嫡子であるウンマーを殺した上にアーミナを誘惑しようとしたアブドゥを生かしてはおけない。しかし好戦的なはずのハジはなぜか彼らを宥めようとする。そこにアブドゥが村を去ろうとしているという知らせが入る。いきり立って船着き場に向かう一同。アーミナも後を追う。市の立っている船着き場でアブドゥと追っ手との乱闘が繰り広げられる。致死的な一撃がアブドゥに振り下ろされようとした瞬間、マダッパリ・ハジは間に割って入り、ウンマーを殺したのは自分だと告白する。油売りの娘との結婚をあくまでも主張するウンマーに、結婚が許されないのは、その娘が自分と油売りの妻との不義の子であるからだと告げたというのだ。父の言葉を信じないウンマーとハジは揉み合いになり、ウンマーが過って崖から転落してしまったのが真相だったのだ。一同が立ちつくす中アブドゥは渡し船に乗る。アーミナは追い縋ろうとする。その腕を掴んで止めるモイドゥッティ・ハジ。アーミナは、誤解によってアブドゥを苦しめたことを一言だけ詫びさせて欲しいと懇願する。掴んだ腕を放さないまま、モイドゥッティ・ハジは Talaq を三回唱えて(*9)アーミナに離婚を申し渡す。そして傍らで呆然とするファティマに、お前だけが自分の妻だと告げて共にその場を去っていくのだった。

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*1 実際のロケはマラップラム県のBharatapuzha 川(ケララのガンガーとも呼ばれる)で行われたらしい。(資料
*2 Mullas are hereditary religious workers who visit homes for Qur'an and other readings, and for special functions. Regarded as having special abilities in exorcising disease and devils, they do not ordinarily preach in the mosque.(Mappila Muslims of Kerala, a study of Islamic trends by Rolland E miller P.233より)
As far as ordinary disease is concerned any mulla is capable of applying the power of a paticular ayat of the Qur'an to the problem of the patient, but special mantrums are required fot the exorcism of mental diseases, commonly attributed to demonic activity.(同P.243より)
*3 劇中では manthravadam という言葉が使われている(執り行う人物はmanthravadi)。本来はナンブーディリ・バラモンが行う白魔術・黒魔術を総称するもののようだが、ここではムスリム呪術師が登場する。(資料
*4 劇中ではこの慣習を idakettu と呼んでいる。しかしこの語で検索してみても相当するムスリム法は見つからず。あまりにも込み入った状況に対する規則であるため一般的ではないということなのか、それとも極端にローカルな掟なのか。まさか脚本家がでっちあげたものとも思えない。
*5 数あるマンゴーの中でも甘みが強く上級品種とされている。
*6 Dates, fruit from the Middle Eastern deserts, are definitely not indigenous to Kerala's tropical rainforests! However, they are somewhat common in India, perhaps due to the arrival of Muslims in India around the 12th century.(ケララ果物図鑑より)
デーツはイラクやアラブ諸国、西は北アフリカのモロッコまでの広い地域で、古くから重要な食物となっている。イスラム諸国では、デーツと牛乳は伝統的にラマザーン期間中の日没後に最初に取る食事である。(ウィキペディア、ナツメヤシの項より)
*7 パンチャーヤトを仕切るモスクの長老に対して、英語字幕では pandit (本来はヒンドゥーの学識者を指す言葉)という語があてられているが、実際の台詞では musaliyar と呼ばれているようだ。
*8 このシーンは Malamaal Weekly (Hindi - 2006) Dir. Priyadarshan でそのまま流用されている。
*9 縺れた糸を一気に解くようなこのクライマックスがおそらく‘真面目な’観客の批判をかった部分であると思われる。たとえば Padam Onnu : Oru Vilapam [Lesson One : A Wail] (Malayalam - 2003) Dir. TV Chandran に見られるように、勉学にいそしむべき年頃の少女を当人の意志とは無関係に第二・第三夫人として娶り、処女と持参金を奪った上で安易に離婚する悪習の象徴として Talaq ×3 が問題とされているというのに、ここでは魔法の杖の一振りとして便利に使われている訳なのだから(本作における最低限のモラル・メッセージは女性の意志を無視して結婚を強いてはならないということだけだ)。女性をチェスの駒としてしか描いていないという指摘は、社会改良運動的な見地からは当然だろう。しかしこういった非難を娯楽作品である本作に対して向けるのは見当違いであるように思われる。社会の慣習や親の圧力に対して敢然と立ち向かうヒロインなどを設定したら、フェアリー・テイルどころかSFになってしまう。

Avatar:Some parody of Uppu [The Salt] (Malayalam - 1986) Dir. Pavithran

Box Office: フロップ。興行的価値を超えた作品評価も全般にあまりかんばしくない。

見どころ:1960年代のマラバールのムスリム社会を忠実に再現したといわれるエキゾチックな美術&衣装とマラップラムの美しい野外風景。しかし上記のストーリー詳細をまとめるにあたって気付いたのは、それほど多種多様なセットを創出しているわけではないということ。むしろ同じ場所で似たような場面が繰り返し現れる中で、ゆったりと歯車が回転し、僅かずつ変化がが生み出され、やがてクライマックスへと収斂していく。数多く仕掛けられた伏線とその開示は一度見ただけでは消化しきれないほどだが、ランタイムを二時間半にするために無理矢理接ぎ木したような不自然なものではなく、群像ドラマとして見事にまとめ上げられている。脚本の勝利といっていいだろう。些か難点をあげるとすればヒーロー・アブドゥの人物造形がやや単調で、精彩を欠いていることだろうか。この時期のモーハンラールの水平方向への極端な大型化と相まって本作のフロップの要因となったように思われてならない。それに対してモイドゥッティ・ハジと呪術師イルンダラカーラン、二人のアンチヒーロー&コメディアンの存在感が際だっている。一途な純愛を貫くヒロイン役のサウンダリヤの熱演も共感を呼ぶ(本作スタッフへの追悼インタビュー)。

ミュージカルシーンにはあまり見るところがない。とことんローカルな背景で進行する主筋に対する箸休めとして、♪Vilakkukoluthi Varumではドラマチックなアラビアン剣士譚を、♪Onnanam Kuninmelaではすっとぼけた諧謔風味を添える意図だったと思われるが、この時期のモーハンラールの水平方向への極端な大型化のため不発に終わった。楽曲自体の出来は悪くないのに残念。

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再度の印象まとめ:「超人ヒーロー役に惑溺して絶不調期に突入してしまったモーハンラールの救済」が本作の最大のミッションだった筈なのだが、終わってみればこの時期水平方向への極端な大型化が進んでいたモーハンラールが足を引っ張ってしまう結末となった。他の俳優が演じていたらどうなっていたか、見るたびに想像させられる。

印象的なセリフ・挿話:ムスリムのハジとは積極的につきあって取り入ろうとしているナンブーディリ・バラモンの祈祷師イルンダラカーランが、低位のヒンドゥー教徒が路上を近づいてくるのには怖気を振るって遠ざけようとするアナクロニズム。

よくわからないところ:
上記*4の idakettu とよばれる慣習
オープニング&エンディング・ロールを隈無く見ても出演者の名前が一切表示されていないこと

気付いた点:これまでの情報では screenplay 担当はシュリーニヴァーサンということだったが、 オープニングのクレジットでは screenplay, dialogue, direction ともにプリヤダルシャンとなっている。シュリーニヴァーサンはストーリーのみ担当。

Nava Rasa Parameter in Priyan World
1.陶酔の映像美       ●●●●●●●●●○
2.バッカバカ        ●●●●●●●○○○
3.突っ込み         ●●●●●●●●●○
4.退き、脱力、のけぞり   ●●●●●●●●●○
5.悲劇的浄化        ●●●●●●○○○○
6.皮肉           ●●●●●●○○○○
7.オタク心くすぐる引用   ●●●●●●●●○○
8.沸き上がる疑問      ●●●●●●●●●●
9.カルチャーギャップ    ●●●●●●●●●●
( ̄〜 ̄)寂静(総合評価)   ●●●●●●●●●○

投稿者 Periplo : 03:26 : カテゴリー プリヤン旧作
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2006年09月15日

ギャラリー■Kilichundan Mambazham

(前回よりの反省)しかしイマイチ面白くなかったからといって不逞腐れてレビューのアップをさぼってばかりじゃ何のためにファンサイトやってんのかわかんないじゃん。気に入った作品からでも更新しなくては。

なので、プリヤンのマラヤーラム映画の最新作 Kilichundan Mambazham (Malayalam - 2003) の、DVDを鑑賞したうえでのレビュー改訂版を作るべく呻吟中。

とりあえず今日のとこは、ミニ・フォトギャラリーをオープンしときます。

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人物のアップが多くなってしまった。本当はこの作品の映像美の白眉は、薄明の川辺の煌めきや白昼の木漏れ日など、屋外のシーンにこそあると思う。しかし手持ちの貧弱なお道具では動きのあるシーンが捉えきれずに断念。それと、主演俳優を極力取り込むまいと随分苦労しました(とほほ)。

もうちょっとバランスのいいギャラリーを見たければこちらさんあたりをどうぞ。

本編についてもこうご期待(と一応言ってみる)。

投稿者 Periplo : 04:38 : カテゴリー プリヤン旧作
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2006年09月11日

アートムービー

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プリヤンの Chup Chup Ke (Hindi - 2006) のディスクを鑑賞。ここんとこのヒンディー映画での低調ぶり(←あくまでも筆者の主観による)から比べたらかなり良かった。でもやっぱメインサイトにレビューをageる気にもなれないんだな。

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初めてみる人だったら結構楽しめると思うし、場合によっちゃホロリとさせられるかもしれない。だけどこの作品のイイトコは全部オリジナルの Punjabi House (Malayalam - 1998) Dir. Rafi & Mecartin のお手柄なんだ。プリヤン版の脚本は、ケララ在住のパンジャブ人というのをコルカタ在住のグジャラート人に変えただけでほとんど逐語訳。オリジナルよりも確実に素晴らしいのは Sabu Cyril (本作では Art Director と共に Production Designer という肩書きもついてる、どんな権限なのかよく分からないが)の美術、Tirru のカメラ。つまりアートワイズに観ると名作。白を基調にデリケートなパステルカラーで織り上げた砂糖菓子のように繊細な色彩設計。グジャラートのイメージってあんまし持ち合わせてないから、この白無垢がサブ・シリルのクリエーションなのか巧みな引用なのかは判断つかないが。しかしオリジナルの「サウスのパンジャブ人」という、それだけで笑いを誘うような設定はむしろ洗練されないヴィジュアルでこそ活かされたのだろうから、これをもって Punjabi House の欠点とするわけにもいかない。

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言語圏によってパラダイムが微妙にずれてくことを味わうのがリメイク見比べの醍醐味だから、役者の優劣だの芸術性だのをあまりムキになって比較してもしょうがないと思っている。マ映画ファンの衆によくあるみたいに、オリジナルはモーハンラールだから良くて、それ以外の役者でリメイクしてもダメダメ、なんてことを論じても不毛だと普段は感じているのだ。しかしここまで逐語訳だと、ヴィジュアル以外ではもう役者の出来不出来を比べるしかないじゃん。

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てわけで、役者の対照リスト Punjabi HouseChup Chup Ke
1.借金まみれヒーロー:Dileep / Shahid Kapoor
2.唖者のヒロイン:Mohini / Kareena Kapoor
3.ヒロインの兄:Lal / Suniel Shetty 
4.ヒロインの叔父:Janardhanan / Om Puri
5.ヒロインの従姉妹:Neena Kurup / Neha Dhupia
6.ヒーローを拾う船主:Cochin Haneefa / Paresh Rawal
7.船主の助手:Harishree Ashokan / Rajpal Yadav
8.ヒーローの父:Thilakan / Anupam Kher
9.ヒーローの母:Manka Mahesh / Amita Nangia
10. ヒーローの婚約者:Jomol / Sushma Reddy 
11. 婚約者の父:N F Varghese / Manoj Joshi
12. ヒロインの家の執事:Indrans / Shakti Kapoor
13. 婚礼用品レンタル屋:Machan Varghese / 不明
14. 債権者:Kunchan / Asrani

いんや、1から14までどれとってもPHの勝ちとしか思えないんですわ(特に2,5,6,11)。ボリウッドに疎い筆者でも名前がわかる程度のスターを揃えたCCKだってのに。演技もさることながら、ケララ人の中でなるたけバターチキン臭い顔を揃えたPHの笑える必死さにも拍手を送りたい。

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CCKのキャスト中で最優秀演技賞を贈るとしたら、オリジナル・リメイク両方に出演のこの人。以前書いたは本当だったんだ! 物真似アーティスト出身の面目躍如、ちゃんと両方で違う演技をしてる。見事なボリウッド・デビューといっていいのではないか(皮肉じゃないよ)。

投稿者 Periplo : 03:52 : カテゴリー プリヤン旧作
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2006年09月10日

ネタ枯れのち眉唾

またしても突拍子もない記事。

Priyadarshan, the Newspaper Man

Faridoon Shahryar, IndiaGlitz [Saturday, September 09, 2006]

Priyadarshan is one of the hottest film directors around. He may be the king of comedies, but he had shown his serious side in films like 'Virasat' and 'Kaala Pani' as well. Now, Priyan is treading into unfamiliar territory. While a few journos like K Abbas, Khalid Mohammad and Kunal Kohli took the journalism to films route, Priyan is taking things the other way around. He is all set to launch a newspaper in South that will cover entertainment based news from all over the country.

According to 'Garam Masala' and 'Malamaal Weekly' director, it was his father's dream to start a newspaper. And now the son is finally able to fulfill his father's wish. In a lighthearted vein, he promises to get back at all those critics who had panned his films. With his penchant for doing simple things differently, Priyan's latest venture will be eagerly awaited. (IndiaGlitz 記事の全文引用)

頼むから英字新聞にしてくらはい。年間購読予約者への特典には、プリヤンマ映画全作品DVD100枚組ボックスセットが欲しいでつ。

投稿者 Periplo : 11:46 : カテゴリー プリヤン消息
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2006年09月03日

Japan 関連4

また華の週末をアフォなことに使ってしまった…。
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Chinna Veedu (Tamil - 1985) Dir. K Bhagyaraj
Cast:K Bhagyaraj, Kalpana, Anu
タイトルの意味:Small House (Mistress)

ヒロインはマ映画界からこの人。恐ろしく低予算で作られたものと想像される。もちろんクルーご一行様は絶対に来日してない。

ストーリーはジャパンとは無関係。掲載の画像はすべて劇中歌♪Chittu Kuruvi からのもの。お馴染みのベッドシーン妄想ソングなわけだが…。

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もっと詳しいキャストは分からないかと検索したら、行き当たった無関係記事。ちなみに本作の公開年は、一夫一婦婚を法的に義務づけた1955年のヒンドゥー婚姻法の成立から30周年にあたる。

When DMK was in power in the state, security agencies had a tough time providing security to two houses for many ministers, as each of them had two wives.

Whether it was the late M G Ramachandran, or M Karunanidhi, they have all had it, and flaunted it. Karunanidhi has married at least three women, the first of whom is dead.

The DMK chief now divides his time in the houses of both wives - spending mornings at the Gopalapuram residence with Dayaluammal while moving to the house of his other wife, Rajathiammal, at CIT Nagar in Chennai in the afternoons.

Another towering Tamil actor, Gemini Ganesan, married five times while his first wife was alive. The Chinna veedu concept is fairly common in Krishnagiri and Salem districts of TN, where males believe in more the merrier.
Times of India 記事より)

分からない点:バギヤラージはMGRにオマージュを捧げたのか、それともこの映画に捧げたかったのか(両方かな?)。

投稿者 Periplo : 20:51 : カテゴリー バブルねたtamil
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