« Autokarai ? | メイン | 初スチル »
2007年05月02日
希望と自信を与える映画?



以前にちょこっとだけ取り上げた映画をまた引っ張り出してしまった。Aye Auto (Malayalam - 1990) Dir. Venu Nagavally を実見した人っているんだろうか。レビューは Encyclopaedia of Indian Cinema P.495 以外には見あたらず。
やっぱりオートリクシャーってのは印度の一般市民にとっても手強い相手みたいなのだ。一ヶ月前に滞在したコーチンでも、新聞紙上で「雲助オートに天誅!」キャンペーンが張られていて、善良な市民の皆さんから多数の投書が寄せられていた。
そんな記憶も新しいなかで見つけた NewKerala.com 記事 Kerala's auto-rickshaws vroom up for golden jubilee。コーチンのオートが1957年に営業を開始してから50年になるのを記念して、'Hey Auto 50 years' なる催しが行われたというのだ。コーチンのオートはケララでは最も歴史が長いのだという。州都トリヴァンドラムでサービスが始まったのはやっと1970年代に入ってから。以降、爆発的に増加するオートリクシャー運送を支えるために、1984年にはトリヴァンドラム郊外に州営の Kerala Automobiles Limited (KAL) という車体製造工場が設立された(たぶんこれだあ)が、なぜか州内での競争に勝ち残ることができず、現在ではもっぱら北インドに販路を求めているという。
記事中で一番感銘を受けたのが以下の部分。
"This profession got a real boost with the blockbuster Malayalam film 'Hey Auto' in the 80s in which superstar Mohanlal played the lead role. It was a film that showed the auto driver in a positive role," said Kuttapan, an auto driver here.
(タイトルやリリース年を思いきり間違えてるのは措いといて)そうか、社会から爪弾きにされてた運ちゃんたちは、ラルさんが純情ドライバーを演じるこの映画に勇気づけられたのか。いや、エエ話やね〜。
これまで本作をマラヤーラム映画史上で一、二を争う腰砕けソングシーン(マ映画ではかなりハイレベルの戦いとなるのだが)がある、という点でしか認めてなかった自分の浅はかさを深く反省。




いつものお願い:これほどにヒューマニスティックかつ歴史的価値のある映画、是非ともDVD化してくだせえ。>業界関係者様
付記:Odayil Ninnu (Malayalam - 1965) Dir. K S Sethumadhavan [Encyclopaedia of Indian Cinema P.385] は、人力車牽きの男の悲惨な一生がテーマだった。1960年代にまだ人力車だったのだろうか。サイクルリキシャ関連映画の情報も募集中。
投稿者 Periplo : 05:00 : カテゴリー バブルねたkerala
コメント
コメントしてください
サイン・インを確認しました、 . さん。コメントしてください。 (サイン・アウト)
(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのウェブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)