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2007年10月29日

ディスク情報0710

cvKanneMadanguka.jpgこれまでディスク情報としてあげてきたのは、プリヤン関連作とモーハンラール出演作だけだったんだけど、敢えてルールを破ってみました。

Kanne Madanguka [Kannae Madanguka] (Malayalam - 2005) Dir. Albert
Cast : Navya Nair, Murali, Harshan, Shoba Mohan, Baby Neeraja, Rajee Menon, Kailas Nath, Stella Rajan
日本語仮題『わが眼、悪に染むるなかれ』

なぜかというと、この映画の監督がラルさん主演のJapan 関連映画を構想中なんで、微力ながら少しでも盛り上げていきたいと思ってるから。

本作自体は典型的な芸術&社会問題系で、このジャンルの永遠のテーマ、貧困をどこまでも追求したもの。呑気映画好きの筆者として正直に言えば、単体として無条件に誰にでもお勧めはできない作品、字幕がない(可能性の高い)VCDでは尚更。それでも見どころゼロとは言い切れない。第一には、やはり主演のナヴィヤ・ナーイルさんのラストシーンの芝居でしょうかね。そしてこの映画もまたケララにおけるバイリンガル状況(タミル語とマラヤーラム語)がストーリーの大きな鍵になっている。逆にこれが分かってないと見終わってもポカンとしてしまうかもしれない。

まあ、この作品がディスクになったというのは凄いことなんだと思う。前にも書いたけど、MoMa が出演してない芸術作品を見るってのはホントに大変なんだ。この手の作品がディスクで流通するための条件は、まず第1にスターキャスト、そして国内外の映画祭で賞を取ること、それに伴う形で外国で評価されることなんだと思う。本作は映画賞に関してはクリア、外国での評価はこれから徐々にというところだろうか。次回作のためというやや不純な動機ではあるものの、ともかく当サイトはこのディスクを応援しますです、試しに見てみようかという人はここなんかでどうぞ。

資料集
2006年デリーで開催された The Osian's-Cinefan 8th Festival of Asian Cinema での上映時の解説
むんむんさんによる、監督のプロフィール、東京でのティーチインのレポート、それに作品レビュー
The Hindu レビュー First time lucky
The Hindu 監督インタビュー Hard-won success
Cinema of Malayalam による作品紹介
varnachitram によるレビュー

投稿者 Periplo : 04:21 : カテゴリー バブルねたkerala
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2007年10月23日

not yet titled (goan trance beach party?)

genchan.jpg

いつものように批評家筋からは散々に言われながらも Bhool Bhulaiyaa はまずまずの滑り出しの模様。しかしプリヤンは既に次の企画に向け始動済み。

Top actress Genelia has confirmed her participation in Priyadarshan’s Hindi film yesterday. She will act with Akshay Khanna in a film laced with comedy. Paresh Rawal too will be acting in the movie. Genelia, who began her career with Hindi films like Tujhe Meri Kasam and Masti, later moved on to Tamil and Telugu films where she made a mark.(OneIndia 記事 Genelia scooped up by Priyadarshan より)

タイトルは未定だが、コテコテのコメディらしい。こっちの記事によれば、撮影地はゴアが有力であるとも。うーん、万が一この映画がヒットしたらゲンちゃんはテルグ界からボリウッドに里帰りしちゃうんだろか。今から心配じゃ。

タイトルはどーでもエエから、はやくリメイク元ネタを教えて丁髷。

投稿者 Periplo : 01:05 : カテゴリー プリヤン新作
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2007年10月19日

大騒ぎ

chirufamily.jpgいや、テルグらしい激烈なストーリーだねえ。

チランジーヴィの次女 Srija (19、学生)が恋人 Sirish Bharadwaj (22、やはり在学中)と今月17日に駆け落ち婚。通常の駆け落ちと違うのは、双方の家族に知られることなく家を出たカップルが、式場(ハイダラーバード市内 Bowenpalli にあるアーリヤ・サマージの寺院だという)にテレビカメラを呼んで中継させるというハデ婚だったこと。双方の両親の名前もばっちり印刷された結婚案内状があらかじめ手配済みだったという。

シュリージャによれば、4年前に始まったシリーシュとの交際は両家の家族から反対され、特に彼女はこの1年ほど自宅軟禁状態に置かれていたという。反対の理由は社会的ステータスの落差(新郎側:父は弁護士、新婦側:父がメガスター)、カーストの違い(新郎側:バラモン、新婦側:カープ)などと言われているがはっきりしない。新郎は会議派所属の国会議員 P Janardhan Reddy の親類だともいわれているが、これも関係があるのかどうか。

当日の現地TVは一日中繰り返し式の映像を流していたというし、参列した友人たちは遠慮なしにブログ等に写真や動画を掲載しまくりだとのこと。現在新婚夫婦は、主として新婦側の家族からの攻撃を恐れて警察の保護を要求し雲隠れ中、一説にはスィカンダラバードのゲストハウスに潜伏中とも。新郎の家族は、メガスターのメガファンからの攻撃を恐れて親族の家に身をとせているという。新婦の家族、特に父親は「茫然自失状態」から醒めきれず、ジュビリー・ヒルズの豪邸にお籠もり中。ファンが結集し始めるのを警戒して警官が配置されているそうだ。

まとめきれない周辺状況
■昨年春にチェンナイ在住のビジネスマンと結婚した長女 Sushmita は、それ以前にテルグ映画界若手ヒーローウダイ・キランと婚約していたが、2005年6月に突然の婚約破棄が報じられるという出来事があった。
■息子の Ram Charan Tej は、デビュー作 Chirutha (Telugu - 2007) Dir. Puri Jagannadh は9月末に封切られ、可もなく不可もなくという成績らしい。
■年中行事といってしまえばそれまでだが、メガスター自身には2009年の総選挙を睨んでの政界入りのが飛び交い始めていた。
■一夜明けて新郎の過去の犯罪歴を暴露する記事の流通が始まった。5年前に誘拐罪で逮捕されていたとか、偽造パスポート所持疑惑などなど。
■この一連の騒動に関してなまくらオツムをはじめとした御用メディアの及び腰なことといったらないね。

まとめきれない感想
アミターブ・バッチャンが第一線ヒーローから退いて渋い脇役の超大物に変身するために、実りのなかった議員生活+御難続きだった実業家生活を経なければならなかったように、これはチルさんの窯変を促すための試練なんだろうかね。ともかくこれからもヲチ。

資料集
Chiranjeevi's daughter marries 'filmi style'
Daughter gives real shocker for Chiru
Chiranjeevi's daughter weds
AP Megastar Chiru's daughter elopes
Youth who married Chirnajeevi's daughter had kidnapping case

投稿者 Periplo : 02:38 : カテゴリー バブルねたtelugu
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2007年10月12日

胸のつかえがおりました

ヴィニート君は最初から怪しすぎた。しかしシュリーダルさんはイモ兄ちゃん然と控えめに佇んでいて、最後になってジャッキーーーンと変身するとこが見事でした。

shridhar.jpgSivaShridar.jpg

本日公開!のはずの Bhool Bhulaiyaa に関連して、お待ちかねのケララ勢からの批判的レビュー。ただし評者はまだBBを観てないし観る気もなさそうだけどね。いつもお世話になってる varnachitram さんに掲載されたレビュー Can Manichithrathazhu be remade?、タイトルだけで主旨は一目瞭然。

Manichitrathazhu (Malayalam - 1993) Dir. Fazil に対しての、主としてショーバナの演技という観点からの詳細なるレビュー。またガイジンにはなかなかはかりがたい、言語上の問題にも鋭く切り込んでいて勉強になります。

が、一番感謝したいのは結びの一節、

Another important aspect of this movie is that it is a repository of some of the gems in Indian classical music and dance. I can write an entire article analyzing the appropriateness of the ragas of the songs chosen by composer M.G. Radhakrishnan. Or, analyzing the adavus and abhinaya in the Bharathanatyam number choreographed and performed by Shobana (joined at the end by Sridhar). Hey, may be one day I may even write a book about this greatest psycho-thriller movie ever made!(太字強調は引用者による)

長らく探しあぐねていたこの俳優さん、シュリーダルの名前で検索したらすぐに見つかりますた。カルナータカで Khechara Academy of Bharathanatyam という舞踊団を主宰されている方ですね。知人のケララ人からテルグ映画界の人だとミスリードされていてアサッテの方角ばかりを探してたんだ。フィルモグラフィーの頁によると映画俳優としての活躍も半端じゃなくて、カンナダ映画には50本以上の出演ありとのこと。はああ、メディアの不足という理由からカンナダ映画道は厳しいものがあるけれど、追っかけを始めちゃおうかという気になったりして。ともあれ、レビュー筆者のKishor Kumar さんに感謝。是非是非『一冊丸ごとManichitrathazhu』を執筆して下せえ(英語でね)。

ともかくリメイクされるたびにオリジナルに関する貴重な証言が出てくるのはありがたい。次はベンガル版あたりでどうでしょう>リメイク権ホルダー様。

投稿者 Periplo : 00:44 : カテゴリー プリヤン旧作
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