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2008年03月31日

伝記系もういっちょ

SIVAJIGANE.jpgAutobiography Of An Actor - Sivaji Ganesan
Dr. T S Narayana Swamy 編、
Sivaji Prabhu Charities Trust 刊、
2007年、チェンナイ

以前からタミル語版が出ていることは知っていて、豊富な図版目当てに買おうかどうか迷っていたのだけれど、昨年10月に待望の英語版が発刊されていたことを遅まきながら知って入手。待っててよかった。

Sivaji Ganesan (1927 - 2001) の最晩年(明記されていないが2000-2001年か)にジャーナリストである友人が行ったインタビューを編集したもの。インタビューといっても、その辺のネット記事にあるようなその場限りのお茶濁しじゃあ全くない。シヴァージ本人が「これは遺言である」と述べているが、それに相応しい気合いのこもった内容。答える側も相当な準備をして臨んだに違いない充実ぶり。加えて貴重な図版も多数。シヴァージの出演作をそんなに沢山見てなくともグイグイ引き込まれる内容です。

内容は概ね時系列に沿って記述されている。あるところでは

The audience at that time was not very sensitive to language differences whether it be Tamil, Telugu, Malayalam or Kannada. A drama was drama to be appreciated by the audience who were inclined towards performing arts irrespective of language.(P.73、映画デビュー以前、巡回演劇団の一員だった時代 - インド独立前後か - の回想部分より)

なんてことを言っていたのが、

As you know, in yesteryears it was common to write lengthy dialogues. You could call it the era of dialogues and during that period I was the only film actor who was a theatre person and one who could speak Tamil dialogues very well. Dialogues were written especially for me.(P.91、1950年代の一連のDMK映画に対する言及の中で)

となる。矛盾してるようにも思えるけど、この時代の演劇・映画の多面性を垣間見させてくれる証言ではないか。興味深いトリヴィアも満載、お勧めです。

通販でのお求めはこちらなどで。

投稿者 Periplo : 00:46 : カテゴリー バブルねたtamil
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2008年03月09日

嘘つけ、嘘を

nameisrajnikanth.gifRuthumarmarangal.jpgManjakkannada.jpg

ラジニ様の「公式」伝記 The Name is Rajinikanth by Gayathri Sreekanth が華々しく発刊。Om Books International 刊、375頁、口絵多数だという。まず英語版が出版され、南印4言語+ヒンディー語版が続く予定。

で、いつものお約束。

The book will be translated into Tamil, Telugu, Kannada, Malayalam, Hindi and yes Japanese too. That will happen in April. But die hard Rajini fans are in no mood to wait!(NDTV Movies 記事 Rajini mania grips bookstores より)

まあ、嘘から真になりゃいいっすね。

一方こちらはひっそりといつの間にか出版されていたラル様著作、Ruthumarmarangal - Manassu Manassinodu Paranjathu

ラルさんが料理本を執筆中というは前からあって一日千秋の思いで刊行を待ちわびていたのだけれど、それじゃないみたいだ。こちらはマラヤーラム語、著者モーハンラール、DC Books 刊、75ページ。今年の2月13日に出版。

どうやら自身のキャリアのなかでの思い出をつづったエッセイ集のようなのだけれど、全編マラヤーラム語ではとりつく島も無し。タイトルの意味も不明。こちらからサンプルページが閲覧可。

昨年にはマ様もインタビュー記録 Manjakkannada (タイトル意訳:黄色いグラサン)を上梓したし、なんだか総括みたいな時期に入ってるのだろか、両巨頭。

後2者については日本語訳など贅沢なことは言わないから、せめて英語版を出して下せえ(泣。

投稿者 Periplo : 21:46 : カテゴリー バブルねたsouth
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