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2009年06月30日

Japan 関連7

endhiran.jpg

アシンちゃんはケララでカラリの特訓中って話だが(尤も一方で監督と主要キャストの間での意見の対立からお蔵入りなんても聞こえてきてる)、製作中のラジニ様次回作 Enthiran (Tamil) Dir. Shankar ではアイシュさんがカラテを見せてくれるそうだ。

Endiran somehow seems to be having links with Vellore and it may be recalled that some sequences of this Rajnikanth-Aishwarya starrer were shot in the picturesque campus of the VIT University here in January this year. Now a stunt artist from here has worked for the movie recently to coach the heroine in martial arts.

‘It was a memorable experience’ recalled ‘Karate’ Ramesh, who runs Japan Shito-Ryu karate school here for over 30 years, which is affiliated to the World Karate Federation.

He said that a couple of weeks back he had received a phone call from Peter Hein, the stunt master for Endiran, offering him to coach for Aishwarya Rai, the basics of karate.

‘I readily agreed because it is a lifetime offer to work in the mega movie’ Ramesh noted. In the movie, the heroine learns karate from the hero. ‘While the hero Rajnikanth already knows these steps, I had to coach the heroine and her friends’ Ramesh claimed.

In addition, Ramesh also appears in the climax fight scene as a Black Cat commando member. According to him Aishwarya was a quick learner and without much rehearsal she was able to repeat the karate movements.(Expressbuzz 記事 Karate man does his bit for ‘Endiran’より)

タミルナードゥ州北部の都市ヴェールール糸東流空手の師範をやってる Karate Ramesh さんが同作の主演女優に稽古をつけたってだけの記事なんだけどさ。上の記事の続き部分にもあるように、この人はスタントマスターとしてかなりイイ線いってるみたいだ(フォトギャラリーは必見!)。Iruvar (Tamil - 1997) Dir. Mani Ratnam でラルさんのファイトシーンの吹き替えをやったとあるのは、多分これだな。見ていて吹き替えだとは全く思わなかった自然さだが。

余談ながら、Hong Kong Action Film in the Indian B Circuit (S.V. Srinivas) なんていう論文を読むと、極東武術の亜大陸での妙な浸透のしかたが窺い知れて面白い。

投稿者 Periplo : 23:19 : カテゴリー バブルねたtamil
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2009年06月29日

Rest in Peace : A K Lohithadas

lohithadas.jpg54歳、またしても早すぎる死。マラヤーラム映画界のトップクラス脚本家にして映画監督でもあったAKローヒタダースが6月28日死去。

80年代後半から90年代にかけての、いわゆる「マ映画黄金時代」の立役者の一人として多くの有名作品の脚本を手がけた。ミーラ・ジャスミンをはじめとしたタレントの発掘者としても定評があった。90年代後半からは自ら監督を手がけるようになったが、脚本家としての名声が高すぎたためか、さほど高い評価をもって迎えられることはなかった。

imdbによるフィルモグラフィー、ウィキペディアによるバイオグラフィー

DVDで見られる主要なローヒタダース作品は以下のとおり。

cvMahayanam.jpgcvHishighness.jpg1991Bharatham.jpgcvKasthooriman.jpgcvNivedhyam.jpg

Mahayaanam (Malayalam - 1989) Dir. Joshiy
Cast : Mammootty, Seema, Vineeth, Mukesh
His Highness Abudullah (Malayalam - 1990) Dir. Sibi Malayil
Cast : Mohanlal, Nedumudi Venu, Gautami, Shankaradi, Kaviyoor Ponnamma
Bharatham (Malayalam - 1991) Dir. Sibi Malayil
Cast : Mohanlal, Nedumudi Venu, Urvashi, Lakshmi
Kasthooriman (Tamil - 2005) Dir. Lohithadas
Cast : Prasanna, Meera Jasmine, Shammi Thilakan, Sarath Babu
Nivedyam (Malayalam - 2007) Dir. Lohithadas
Cast : Vinu Mohan, Bhama, Bharat Gopi, Nedumudi Venu

下は Nivedyam のポスター
Nivedyam

投稿者 Periplo : 23:59 : カテゴリー バブルねたkerala
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2009年06月28日

投げ遣りはいけない

yarinage.jpg

Twenty:20 (Malayalam - 2008) Dir. Joshiy ネタの続き。

ふたつほど訂正。

ひとつは、本作のランタイムがDVDでは2時間45分であったということ。ウィキペディアでは確かに3時間15分とあるが、これはDVD化にあたってトリミングが加えられたということなのか、どうなのか。30分の違いは結構大きいよねえ。

ふたつめは、何となくネット上で流通していた「67大スター」という釣り書きについて。本作は珍しくエンディングロールで出演者全員の名前が表示される(ただしマラヤーラム語)のだが、縫い針の先っぽを使って数えてみたところ、71の人名が確認できた。日頃から脇役マニアックスとして騒いでいるのだからここで横着をこいちゃいけねえ、前ポストでの投げ遣りを改め、心を入れ替えてキャスト完全版を以下につくってみました。エンディングの一覧を見ると、ほんの数カットしか出てこない奴にも実はそれっぽい役名が振られてたりするんだけど、さすがにそこまでは記録しきれず。若干ネタバレ注意報。

追加の感想:

2004年に最高潮だったAMMAの内ゲバの負け組の皆さんはやっぱり登場率が低かった。

他所でも指摘されていることだけど、3番手のスター、スレーシュ・ゴーピが演じる警官アントニーは本作中で一番よく練られた良いキャラだったね。スレーシュさんが日頃演じてるお巡りのパロディ。でありながら、共感と同情を呼ぶ魅力があり、ストーリーを牽引していく役割も果たしている。で、この人がクライマックスの仇討殺人の現場に到着する場面というのが凄い。正義は復讐者の方にあると見た警官が大胆な目こぼしをするというのは、インド映画では結構あるプロットなんだけどさ。ここでのスレーシュさんは、仏心を見せるというよりは、ブチ切れて投げ遣りになっちまうんだな。ここで展開される屁理屈っていうか落としっていうのが、笑えて、しかも唸らされる、マ映画らしい一面なのではないかと思ったりしたのだ。

2020boys.jpg
それにしても、ノンケの人がこのポスター見たとして、スターさん群像だと認識できるだろうか。

キャスト一覧。数字は本作エンディングロールでの登場順位を表す。1~53番が男優、54番以降が女優。本リスト末尾の4つは劇中の役柄が分からなかった人名。

Ramesh Nambiyar and his gang
02.Mammootty:Advocate Ramesh Nambiyar
45.Suraj Venjaramoodu:Ramu, a servant of Ramesh Nambiyar
47.Kunchan:an assisitant of Ramesh Nambiyar
46.Vijayakumar:an assisitant of Ramesh Nambiyar
49.Babu Antony:Vikram Bhai, friend of Ramesh Nambiyar
58.Gopika:wife of Ramesh Nambiyar
65.Kulappulli Leela:Nani, a maid servant

Devan and his gang
03.Mohanlal:Devan aka Devaraja Prathapa Varma
25.Jagathy Sreekumar:Sankar, an assistant of Devan
41.Anil Murali:an assistant of Devan
44.Madhu Warrier:an assistant of Devan
42.Edavela Babu:Jose, an assistant of Devan
43.Baiju:an assistant of Devan
60.Sukumari:Leelamma, a drama artist
59.Kavya Madhavan:Ancy, a drama artist

Antony and police officers and his family
04.Suresh Gopi:SP Antony Punnekkadan
29.Sadiq:Harish, Antony's lieutenant
07.Mukesh:CI Jayachandran Nair
16.Jagadish:Nakulan, a constable
20.Lalu Alex:DIG Krishna Das
21.Manianpillai Raju:a constable
28.Salim Kumar:Indhuchudan aka Kabish Balamasi Narasimham
14.Biju Menon:Traffic control ASP Jacob Eerali
08.Sreenivasan:Kunjappan, a constable
50.Subair:a sub jail officer
51.Chali Pala:a sub jail officer
63.Karthika:Alice, wife of Antony Punnekkadan
66.Baby Nayanthara:daughter of Antony Punnekkadan

The Menon family
01.Madhu:Retired Justice Vishwanatha Menon
55.Kaviyoor Ponnamma:Bharathi Amma, wife of Vishwanatha Menon
15.Siddique:Madhavan aka Thiruvambadi Madhava Menon, son of Vishwanatha
56.Bindu Panickar:wife of Madhavan
31.Indrajith:Arun Kumar, son of Madhavan
22.Vijayaraghavan:Balan, son of Vishwanatha
62.Ponnamma Babu:wife of Balan
61.Sindhu Menon:Padmini, daughter of Vishwanatha
13.Manoj K Jayan:Mahi aka Mahendran, husband of Padmini
32.Shammi Thilakan:Ganesh, grandson of Vishwanatha
34.Madhupal:Sekhar, brother-in-law of Balan
19.Janardhanan:a friend of Vishwanatha in Delhi
18.Innocent:Kuttikrishnan, a servant
35.Indrans:a watchman

Thieves and rowdys
12.Kalabhavan Mani:Karingal Pappachan, a rowdy
33.Biju Kuttan:Ottu Murali, a thief
27.Harisree Ashokan:Puttu Varghese, a thief
26.Cochin Haneefa:Rat Vasu, a thief
69.Kalpana:Para Mary, a thief
39.Mohanraj:a rowdy
40.Baburaj:Stephen, a rowdy

Trivandrum politicians
17.Sai Kumar:PWD Minister Mathaichan, Madhavan's associate
38.T P Madhavan:Mathaichan's personal assistant

People at law courts
11.Lal:Radhakrishnan, a public prosecutor
23.Mamukkoya:Valakkaram Khadar, a witness
24.Jagannatha Varma:a judge
30.Babu Namboothiri:a judge

People of Bangalore Medical Collage
06.Dileep:Karthik Varma
57.Bhavana:Ashwathy
05.Jayaram:Dr. Vinod Bhaskar
67.Radhika:a friend of Ashwathy, Vinod Bhaskar's lover
70.Jyothirmayi:Jyothi, presenter of the beauty pagent

Others
36.Mala Aravindan:Kurup, tea shop owner
37.Ajay Kumar (Unda Pakru) :a worker in the tea shop
54.Nayantara:Disco Queen
09.Prithviraj:Disco dancer
10.Jayasurya:Disco dancer
52.Kunchacko Boban:Disco dancer
53.Manikuttan:Disco dancer

48.Kalasala Babu:???
68.Shoba Mohan:a member of Menon family?
64.Usha:a member of Menon family?
71.Chatrikasa:Collage principal?

petitnayan.jpg
次世代女王の座を狙うベイビー・ナヤンちゃん。

投稿者 Periplo : 23:00 : カテゴリー so many cups of chai brown dwarf galaxy
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2009年06月23日

ディスク情報0906-2

書き取りテストの結果は67点満点で55点程度。登場する67明星の全ては判別できなかった、悔やしいよう。下のポスターでは左右両端の子が分かんなかった。

2020gals.jpg

そうだ、これ Mohanlal Discography の一つになるんだよね、忘れてたけど。2年前の正月から騒いでた注目のイロモノのディスクをついに検品。

cvTwenty20.jpgTwenty:20 (Malayalam - 2008) Dir. Joshiy
Cast : めんどくさいから省略。wikipediaでも見て下せえ。
ディスク版元:Moser Baer
字幕:あり
ディスクの障害:今のところなし
主な販売サイト:MaEbag ほか

やー、楽しくも疲れる3時間15分だった。見終わっての感想をひとことで言うと、「やっぱりMOMAは千両役者」。物々しい演出なぞせずともこの二人が出てくるだけで、画面がドーンとでかくなるような気がする。そのうえ二大巨頭がお互いに足の掬いあいのシーソーゲームをして、果ては肉弾戦にもつれ込む展開とくりゃあ、座布団を投げないで下さいと言われても無理な話。このストーリーの要諦は、真犯人を最後まで観客から隠しておくことじゃなくて(結局いつもの悪い奴がいつものように成敗されるだけなんだ)、いかにギリギリまでツインタワーを対立関係においておくか、というところにあったんじゃないか。本作の脚本は、そういう意味では本当にアクロバティック。もちろんそれに加えて、残りの65大スターさんたちが、いつどこでどんな風に出てくるかというサスペンスがあって、ハラハラドキドキじゃ。極東のガイジンがここまで興奮できるんだから、現地の皆さんの間で大ヒットしないわけがないわな。

だからこそ、MOMAの化かしあいが最高潮に達したところで、いきなりカメラのレンズの前に躍り出て視界を遮るディリープがウザいんだな。そんなセコい真似しなくとも、プロデューサーが一番偉いってのは皆分かってんだからさ、誰か側近がそう言ってやれなかったのか。

マ映画に馴染みのない人には全くお勧めできないが、個人的には大受けだったこの映画、しかし残念ながらマ銀河系総出ではなかった。マラヤーラム俳優組合AMMAの名簿に登録されてるスターさんが全部で350人だもん、全員は無理だわな。以下はこちとらには図り難い色んな事情で画面に現れなかった有名俳優さん達のリスト。ネタバレでも構わないという人だけ見て下せえ。

■女の子ちゃんたち(ミーナーちゃんみたいな「外タレ」は除く)
Asin, Mamta Mohandas, Meera Jasmine, Navya Nair, Bhama, Samvritha Sunil, Roma Asrani, Geethu Mohandas, Laxmi Gopalaswamy, etc.

■とりあえず主演格
Narain, Saiju Kurup, Vinu Mohan, Vineeth, Vineeth Sreenivasan, Ajmal Ameer, etc.

■この大ベテランがなぜ?
Murali, Nedumudi Venu, Thilakan, Balachandra Menon, Seema, Shobhana, KPAC Lalitha, Urvasi, Revathi, etc.

■存在感の大きい脇役
Rajan P Dev, Riza Bava, Rekha, Rahman, Devan, etc.

■コメディアン
Anoop Chandran, Jeffar Idukki, etc.

■個人的に凄く期待してたのにい
Captain Raju, Shweta Menon

いやー、シュウェちゃん欠場にはがっかりだ。そもそもAMMAに加入してないみたいなんだよね。そこを何とか口をきいてやれなかったのか、ラルさん。

投稿者 Periplo : 04:45 : カテゴリー Mohanlal Discography
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2009年06月21日

疲れてるんだろうか、俺

テルグB級コメディで思い切り笑えてしまった……
bladebabji.jpg

Blade Babji (Telugu - 2008) Dir. Devi Prasad
Cast : Allari Naresh, Sayali Bhagat, Venu Madhav, Srinivasa Reddy, Krishna Bhagavan, Dharmavarapu Subramaniam, Kondavalasa, Jaya Prakash Reddy, Melkote, Brahmanandam, Khuyyum, Ruthika, Kausha, Hema, Apoorva

コメディアン勢とお色系女優だけで作った低予算作品。レビューによれば、ストーリーは Blue Streak (USA -1999) Dir. Les Mayfield と Can't Live Without Robbery (South Korea - 2003) Dir. Lim Kyung Soo からのイタダキらしい。パロディのネタ元は Pokiri (Telugu - 2006) Dir. Puri Jagannadh と Thammudu (Telugu - 1999) Dir. P A Prasad がメイン。

この大ウケはなぜなんだろうと考えてみたのだが、やっぱり分厚いテルグのコメディアンがそれぞれの持ち味を生かして分化していて、手の込んだ演出をせずともバラエティに富んだニュアンスのお莫迦を自動的に演じ分けてくれるからじゃないかと思う。そして観客の方でも刷り込みによってすでに笑いのツボの準備ができてるんだな。

オトボケ管理職っていったらメルコート、ブルーカラーの天然っていったらコンダヴァラサ、頭が弱くてナウなヤングっていったらシュリーニヴァーサ・レッディ、そしてブラフマーナンダムならブラフマーナンダム、って具合だ。

こんな安い映画で大笑いしてぐったりして、果ては優しい気持ちになっちゃう俺って、疲れてるんだろうか?

投稿者 Periplo : 04:17 : カテゴリー バブルねたtelugu
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2009年06月20日

ディスク情報0906

正確に言うと、ディスクが見つからない情報。

KanchivaramzPSTR.jpg

プリヤン先生の芸術映画 Kanchivaram (Tamil - 2008) が無法系の動画サイトのいくつかで出回っているのを発見。ということはディスクが発売になっているはずなのだが見つからない。たれ込み情報歓迎。

オフィシャルサイトまであるのに今頃気付いたが、ドヨーんとなるねえ、さすが芸術映画。

投稿者 Periplo : 20:41 : カテゴリー プリヤン旧作
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2009年06月19日

駄法螺ハリーと呼んでくれ

いや、タイトルに深い意味はない。

20lakhs.jpg

Twenty:20 (Malayalam - 2008) Dir. Joshiy のタミル・リメイクが作られるかも、という話。リメイク権を買ったのは Classic Creators というプロダクションのHムラリ。タイトルは Irubadhu Irubadhu(Galatta の記事による)。

脚本が素晴らしいということでリメイクされるのか、それともスター総出演というアイディアごとイタダキになるのか、そして女王様役は誰がやるのか、これからも激しく追いかけるのだ。

投稿者 Periplo : 00:59 : カテゴリー バブルねたtamil
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2009年06月15日

神出鬼没アシン

AsinMetro.jpg
ほぼオフィシャル、ということなのかね。

Asin and her Japanese co-star Tadanobu Asano will start training in Kalaripayattu for Bharat Bala’s film 19th Step from June 4.

The gorgeous Asin (who most of Bollywood is threatened by after she walked away with Best Debutant trophy at the Filmfare Awards) had hurt her hand, and hence, the training in the traditional form of martial art had to be deferred. Asin says, “My hand is fine now. I’m in Chennai for a couple of days for some commercial, then I will fly to Cochin and later to Trivandrum for the kalari training.” Asano has also arrived in India. He took the train from Cochin to Chennai to meet Kamal Haasan the other leading man in the film. He will join Asin for their on-screen combat. (Times of India 6月1日記事Asin loves Archie より)

何年越しだ?のジャパン関連映画The 19th Step (Tamil - 2010?) Dir. Bharat Bala の撮影開始に向けて純子ちゃんがついにカラリのトレーニング開始、タタノブ・アサノと一緒に仲良く、トリヴァンドラムで。すでにイメージスチルの撮影は先月にチェンナイで行われていたらしい。

しかしこの週末の澳門では最優秀新人女優賞を手にして微笑む姿を目撃されてもいる、印度国際映画学会賞会場にて。もしかして分身の術をマスターしたのか?

このIIFAなる巡業サーカスについては一度腰を据えて悪口を書こうと思いつつ果たせずにいるが、今年はこの子まで来てたのを知って、やっぱ見に行けばよかったかなあなどと無様な未練。

投稿者 Periplo : 00:23 : カテゴリー バブルねたsouth
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2009年06月14日

注目のボリウッド進出

abhiyumnaanum.jpgtrisha.jpg
振れ幅の激しいファッションを涼しい顔して着こなす。モデル出身だけあってこの辺りのキャパはサウス随一だと思うわ。

プリヤンの次回作の一つ、アクシャイ・クマール主演のコメディ Khatta Meetha [Sour & Sweet](仮題)のヒロインとしてトリシヤが選ばれたことが、結構なニュースとして取り上げられてる。

"My lucky director Priyadarshan, who introduced me in Tamil movies, is giving me a break in Hindi films too. After my good debut in 'Lesa, Lesa', I was reticent about my career because of a nagging feeling I would be a misfit in cinema. Now with a firm foot in the south, things have worked out for Bollywood as well," Trisha told IANS. (The Hindu 記事 Trisha forays into Bollywood, teams up with Akshay より)

「ラッキー監督」にはちょっと笑った。トリシヤのヒロインとしての本格的なデビュー作 Lesa Lesa (Tamil - 2002) Dir. Priyadarshan は鳴かず飛ばずだったし、それに続く何本かの出演作もヒットにはならなかったらしいんだけどね。だけど結局大リーグ行きチケットを約束してくれたプリヤン先生、人生なにが吉に転ぶかはわかったもんじゃない。

2000年代前半にボリウッドの看板を背負ってた女優さんたちも、多くは30代に入った。熟女好みからすればこれからが女盛りの開花期だと主張したいところなのだけど、確かにスクリーン上での存在感という面からすると、時として草臥れて擦り切れたイメージを与えてしまうことも確か。世代交代は徐々に始まっている。あまりの低レベルに論評する気も起きない幼稚園の砂場の喧嘩なんかが象徴してるわな。

トリシアだとてウィキペディアを信じるならば当年26歳、数字上では特別に若いというわけでもないんだけれどさ。サウスから引っ張ってくるのにも、ある程度の経験を積んで女優として成熟していて&なおかつピチピチ感も備えている、みたいなのが望まれるのかね。映画出演はせいぜい1,2本の、まだサウスのテイストに染まってない子を引き抜いて育てるっていうかつての悠長なやり方(最近の珍しい例ではこの子みたいな)ではもう追いつかなくなってるのかね、ボリウッドでは。

投稿者 Periplo : 18:14 : カテゴリー バブルねたallIndia
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2009年06月11日

たまには本も読もう7

今回読んだのは『怪奇映画天国アジア』(四方田犬彦著、白水社、2009)だ。

アジアとは銘打ってあるが、扱っているのはタイ、インドネシアを中心とした東南アジア。いや、蒙を啓かれたわ、両国の映画はいま凄いことになってるんだな。

中心となるテーマは、「なぜ幽霊は女性なのか。そしてなぜ弱者であり、犠牲者なのか」(P.10)。一気読みしてしまえば、当たり前の事実をただ述べただけに思えるような自然な論理、しかしこれまでこういう着眼をした論者はいなかった。それがパイオニアの仕事というもんだわな。

ただ、パイオニアワークだから雑なところもある。

 だが同じアジアであっても、ジャンルとしての怪奇映画の順調な成長が阻害されていたり、宗教や政治の理由から許容されてこなかった社会というものが存在している。今からそうした社会のことを考えてみよう。
 インドでは古代叙事詩に材を得た翻案メロドラマやミュージカルは盛んであり、往古の神々と英雄の武勲伝に基づくフィルムは一般的であるが、怪奇映画はそれと比較してきわめて周辺的な位置に置かれている。(P.52)

全然存在しない、と言い切らなかったところでギリギリのセーフか。でも少なくともこちらさんあたりをちょいと覗いて見るぐらいはしてもよかったんでねーの。まあ、ジェネラリストの目が届かなかった部分にこそ、スペシャリスト(=オタク)の活動の場があるということなんだろうけどね。

投稿者 Periplo : 05:20 : カテゴリー バブルねたothers
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