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2009年09月27日

ディスク情報0909-5

Mohanlal Discography で、立て続けに1992年と1982年の2作を紹介。

cvNaadody.jpgcvKelkathaShabdham.jpg

Naadody (Malayalam - 1992) Dir. Thampi Kannanthanam

Alternative transliterations:Nadodi, Naadodi, etc.

タイトルの意味:放浪者

Cast:Mohanlal, Mohini, N N Pillai, Jagathy Sreekumar, Pappu, Silk Smitha, Suresh Gopi, Babu Antony, Chitra, Rupini, Sangeetha, Jose Pallissery, Pratap Chandran

ディスク版元Moser Baer

字幕:英語

DVDの障害:特になし

寸評
実は名門の血を引く流れ者とか、悪漢に付狙われるヒロインを危機一髪で救うとか、高原の大邸宅に住まう孤独な資産家とか、そーゆー定型パーツだけでできた平均作。スレーシュ・ゴーピの悪役・脇役時代の末尾の方に来る作品でもある。豪華だね。

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お次はラルさんの悪役時代。実はこれ、ちゃんとした字幕つきで観られるモーハンラール出演作の一番古いものになるみたいだ。Manjil Virinja Pookkal (Malayalam-1980) Dir. Fazil でデビューしてからまだ二年目、ちょースリム。

Kelkkatha Sabdam (Malayalam - 1982) Dir. Balachandra Menon

Alternative transliterations:Kelkatha Sabdam, Kelkkatha Shabdam, Kelkkatha Shabdham, Kelkaatha Sabdam, etc.

タイトルの意味:聞いてはならない音(?)、自信なし。なお同名の2007年作品とは無関係(これはタミル映画Satham Podatheyの吹き替え版。しかし1982年と2007年のこの2作にはある共通のモチーフが登場する、それをここで書くと無数のスパムTBが舞い込みそうなので止めておくが)。

Cast:Balachandra Menon, Ambika, Mohanlal, Nedumudi Venu, Poornima Jayaram, C I Paul, Jagathy Sreekumar, Jagannatha Varma, Shantikrishna, Nandita Bose, Rajam K Nair, Baiju

ディスク版元Moser Baer

字幕:英語

DVDの障害:特になし

寸評
ケララのバギャラージと密かに呼んでいるバーラチャンドラ・メーノーンの出演&監督作。最近は俳優としても監督としても冴えない二番手という感じだが、この時代のBMは気鋭の中堅監督にして、人情コメディに才能を発揮する役者でもあるマルチタレントだった。本作では、一貫して観客の同情を呼ぶのはヒロインのアンビカー(その2の方)で、男優に関しては誰が主役となるのかがよくわからない。つまり娯楽映画としてはやや据わりの悪いストーリーということになる。しかし、初っ端から漁色三昧を繰り返すモーハンラールがいつ懲罰を受けるのか、あるいは改心するのか、そのあたりがサスペンスで飽きさせない。

そうなんだよ、悪役っていっても、シリアルキラーだとか銀行強盗とかそういうんじゃなくて、女誑しのプレイボーイ(うう、我ながら古臭い言い方だ、だからって肉食系とかじゃ意味違うし)なわけよ。ウルトラスリムではあっても基本的にラルさんはラルさん、ぽちゃぽちゃ丸っこい人の好さそなボンボン顔に変わりがあるわけじゃなし、心配しながら見てるわけだが、このキャラクターがだんだん本性を顕してくるに従って、凄い迫力で卑劣なケダモノが立ち上がってくる。感動だ。

同じことを感じた人は少なくなかったようだ。ポンナンマお母さんもその一人。

Right from his very first film, I knew he has this extraordinary talent. I told many people, "This boy will be the next Prem Nazir." Then I happened to see him in Balachandra Menon’s film, Kelkatha Sabdam. I told Menon the same thing.(rediff.com 記事'Mohanlal is my son!' より)

ストーリーは敢えてここでは書かない。うふふっ、これから100人目のスケこ●し~♪なんて言いながら鏡の前でウットリするラルさん、これだけで充分でしょう。

kelkkatha2.JPGKelkkatha.JPG

投稿者 Periplo : 05:08 : カテゴリー Mohanlal Discography
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2009年09月24日

レビュー:Billu

billu.JPG

先日は外れディスクを掴まされて地団駄踏んだりしていたが、久々のプリヤン先生の佳作、フテ腐れてもいられない、2本目を購入して何とか最後まで鑑賞。

Billu (Hindi - 2009) Dir. Priyadarshan

Alternative transliterations:Billoo, Billu Barber

Cast:Shah Rukh Khan, Irfan Khan, Lara Dutta, Rajpal Yadav, Om Puri, Deepika Padukone, Kareena Kapoor, Priyanka Chopra, Asrani, Mitali Mayakar, Pratik Dalvi, Jagadeesh, Rasika Joshi, etc.

ディスク版元Eros Entertainment

DVDの障害:再生できず(1枚目)、危なっかしいが何とか再生できた(2枚目)

リメイク輪廻
Katha Parayumbol (Malayalam - 2007) Dir. M Mohan
Kuselan (Tamil - 2008) Dir. P Vasu
Kathanayakudu (Telugu - 2008) Dir. P Vasu
カンナダ版:ラメーシュ・アルヴィンド監督で制作のがあったが、立ち消えか。
ベンガル版:今のところ情報はないが、しれっと公開済かもしれない、もしかしたら。

簡略粗筋
UP州の片田舎で床屋を営むビッルー(Irfan Khan)は、妻(Lara Dutta)と二人の子供からなる所帯を構えていたが、生活は苦しく、ライバルのモダンパーラーとの鍔迫り合いでも押され気味だった。ある日その田舎にボリウッドのキング、サーヒル・カーン(Shah Rukh Khan)が映画の撮影にやってくることが明かされ、村は沸き返る。ビッルーはふとしたことから自分とサーヒルが幼馴染であることを家族に漏らす。その話はたちまちに村中に広がり、これまで彼に見向きもしなかった人々が、何とかサーヒルと近づきになろうとしてビッルーを持ち上げる。スーパースターとなった旧友に会うことを頑なに拒んでいたビッルーだったが、周囲の圧力に抗いきれず、サーヒルとのコンタクトを試みることを余儀なくされる。

billu2.JPG

寸評
プリヤン先生にしては珍しく、マラヤーラムのオリジナル、先行するPヴァース監督の2バージョンを充分に研究したようで、まとまりの良い脚本になっている。それに加えて俳優のアンサンブルが素晴らしい。スーパースター役として一番説得力があるのはやっぱりシャールク・カーンだと感じた。基本的にはマ映画&サウス映画贔屓ではあるものの、マンムーティは地に足がつきすぎて別の惑星の人には見えなかった。ラジニカーントにいたっては「なんでこのオッさんがスター?」という原初の疑問が湧きあがってきてしまって困惑した。ラジニのスッパルさを納得させるカッコいい出演作はもちろん多数ある、しかし Kuselan/Kathanayakudu では不発感があった。

床屋の妻役としてはマラヤーラム版のミーナーのたおやかさが忘れがたい。それから、放浪のヘボ詩人役もマラヤーラム版のサリーム・クマールが漫画みたいな可笑しさで抜きん出ている。そうはいうもののヒンディー版でのラージパール・ヤーダヴの「森の変な生き物」的な見せ方も悪くなかった。どうもこの人に関してはバナナの皮で滑るようなお笑いしか見てなかったので、これまでの評価は最低だったのだが。

オリジナルからの変更点としては、SRKの華麗なダンスシーンを増やしたことを改悪として非難しているレビューが多いが、ストーリーの流れを損なっているとは思わない。いずれも念入りに振り付けされアトラクションとして価値が高いものだし、サーヒル・カーンの常人離れしたありかたをビジュアルに説明するのに効果的だったと考える。

それよりも大きかったのは、マラヤーラム版でムケーシュが演じた私塾の先生のエピソードをばっさり切って、代わりに Atul Parchure による舞い上がったホテル支配人のコメディを持って来たことではないか。

スターとファンの間の関係には切ないものがある。ファンにとってスターは唯一無二の変えがたい存在、心の中で時には肉親よりも大きなウエートを占めていたりする。一方でスターにとってのファンというのは、大抵の場合、顔のない抽象的な概念でしかない。この絶望的なまでのベクトルの落差を埋め、一個人としてスターの目に留まろうとしてようとして、ファンは時に奇矯なまでの行動に駆り立てられたりする。ホテル支配人のエピソードはその滑稽さをどぎついまでに浮かび上がらせている。しかし、スターの旧友である床屋はそれがどうしても嫌なのだ。群集から頭ひとつ抜きん出ようと試みて、スター(とその側近)から手酷くあしらわれたくない。それに仮にスターが彼を思い出したとして、たかりにやってきた縁者の類として冷たく拒絶しないと誰が保証できるだろう。かつての友人が別人になってしまったことをそういう形で確認したくない。だから彼は周りの人間の狂躁に加わることを意志的に拒否する(結局負けてしまうのだが)。この意志的な部分がヒンディー版のイルファーン・カーンの芝居には強く打ち出されていたように思う。だからこそラストのハッピーエンドが共感を呼ぶのではないか。Pヴァースによる2バージョンでは、床屋がただもう受身一方で、結局スーパースターの恩寵がものを言う、というような成り行きがどうも気に喰わなかった。

V Manikandan のカメラ、サブちゃんの美術、ポッラーッチの田園風景を活かしたビジュアルもいつもながら素晴らしい。『ムトゥ 踊るマハラジャ』 (Tamil - 1995) Dir K S Ravikumar といい、Thenmavin Kombath (Malayalam - 1994) Dir. Priyadarshan といい、これまでの印度映画人生で大きなマイルポストとなった作品の多くがポッラーッチで撮影されているものだから、やはりこのロケ地には特別な感傷を抱いてしまう。本作DVD付録のメイキング動画では、主要キャストの面々がポッラーッチについてコメントしているのが興味深かった。

投稿者 Periplo : 04:33 : カテゴリー プリヤン旧作
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2009年09月23日

注目のオムニバス

タイトルは Kerala Cafe だそうだ。中堅監督ランジットが音頭をとって、マ映画の生きのいい監督10人が「journeys」というテーマで短編を競作。ゴアで催されるIFFI(International Film Festival of India)に出品するという。

A team of 10 directors - Lal Jose, Shaji Kailas, Anwar Rasheed, Shyamaprasad, B.Unnikrishnan, Revathy, Anjali Menon, M.Padmakumar, Shankar Ramakrishnan and Uday Ananthan have made 10 short films featuring Mammootty, Suresh Gopi, Jayaram, Prithviraj, Rahman, Kalabhavan Mani, Jagathy and Jayasurya.(Sify 記事 Kerala Cafe ready for release! より)

野郎どもに混じってレーヴァティお母様までが監督してるところが頼もしいじゃあないですか。ジャガティ先生の旅路ってのも気になる。

投稿者 Periplo : 22:29 : カテゴリー バブルねたkerala
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2009年09月22日

ディスク情報0909-4

1998Kanmadam.jpgcvKanmadham.jpgmanjuwarrier.jpg

Kanmadam [Kanmadham] (Malayalam - 1998) Dir. Lohithadas
Cast:Mohanlal, Manju Warrier, Lal, Siddique, Mala Aravindan, KPAC Lalitha, Cochin Haneefa

なにをどうやっても再生できなかった Surya 製の腐れディスク(上左、しかしここにはキャプチャ画像があげられている、やはりロットではなく個体の問題だったのか)に代わって、Moser Baer から新たにDVDが発売されていた(原盤は Saina)ので、入手して早速鑑賞。

先日急逝したローヒタダースが監督を手がけている。田舎が舞台で、(娯楽的な範囲内での)リアリズムを基にしている、やはり今日のマ映画では稀となった風格ある作品。ただ鑑賞後の後味は今ひとつ。「脚本家としては最高峰なのに監督としては冴えなかったローヒタダース」を実証してしまっている。しかも最大の問題点がストーリーにあるのだから解らないもんだ。友情とロマンスの二本立てが、どっちつかずで終わってしまい、スッキリとしたカタルシスを与えてくれない不完全燃焼。撮影、演出は一流、俳優の演技は超一流だってのにさ。

ネタバレ度30パーセントの粗筋
大都会ムンバイで最底辺の暮らしを送りながらも、弱いものを助ける心を失わない骨のある男シヴィシュワナーダン(Mohanlal)は、ある日不運な同郷者が命を落とす現場に居合わせてしまう。死んだ男の所持品や手紙から、その家族が困窮状態にあることを知り、ケララのその家へとやってくる。老いた母親を前にして息子の非業の死を伝えることができず、ドバイに出稼ぎに旅立ったと嘘をつくヴィシュワ。息子の友人として歓迎を受け、ずるずると居座るヴィシュワを次女のバヌー(Manju Warrier)だけは猜疑の目で眺める。男手を欠いた一家を必死に守ろうとするバヌーは、採石場の荒くれ男をすらたじろがせるほどの気丈さだが、その心の奥底に潜む脆さをヴィシュワは見抜く。時がたち二人の間の距離が縮まった頃になって、ヴィシュワを追って女衒のジョニー(Lal)がムンバイからやってくる。


この1998年作品でのモーハンラールはなんだか異様に横に広がってるな。ここから Kilichundan Mambazham (Malayalam - 2003) Dir. Priyadarshan のあたりまで、膨らむ一方だったのかもしれん。しかしそれが作品にブレーキをかけるところにまでは至っていない、幸いなことに。

Kaliyattam (Malayalam - 1997) Dir. Jayaraj で俳優デビューしてから間もないラール(ツイン監督・シッディク=ラールの片割れ)も既に芸風を確立している。地に足の着いた暮らしへの憧れとスラムで生き抜くために身に付けた狡猾との間を揺れ動く根無し草を好演。

しかし何を措いても本作の一番の見どころはヒロインのマンジュ・ワーリアーだね。化粧気ゼロの鉄火娘と、恋の予感に上気して山野を彷徨う乙女、触れ幅の激しいキャラクターをいとも軽々と演じている。名花とうたわれながらも共演男優(ディリープ)とさっさと結婚してあっさり引退してしまった万寿ちゃん(いつものシリーズ中で紹介しようと思いながら果たせず)、1995年から1999年までの出演作僅か20本のうちDVDで見られるのは7本ぐらいしかない。今回リリースのこの1本は貴重だ。

ともかく、前世紀末のマ映画若手トップ女優の実力と愛らしさを知りたければ躊躇せず見るべし、作品の出来不出来とは無関係にだ。

投稿者 Periplo : 04:22 : カテゴリー Mohanlal Discography
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2009年09月21日

ディスク情報0909-3

cvManuuncleDVD.jpg以前VCD情報として紹介した Manu Uncle (Malayalam - 1988) Dir. Dennis Joseph が、またしても Moser Baer から字幕付きDVDとしてリリースされていることを確認。

Cast:Mammootty, Lissy, M G Soman, Pratap Chandran, KPAC Lalitha, Aziz, Mohanlal, Kuriatchan, Sandheep, Anoop, Kareen, Baby Sonia, Thyagarajan, Suresh Gopi

この版元のディスクはすごい勢いで増殖してるみたいで、オフィシャルサイトですら全点がアップしきれていないようなのだ。おまけにここのは原則として印度国外での販売がないから、たまに印度に行ったりするともう大変なことになる。ほとんど仕入れ旅って感じだよ、最近。

以前のポストの繰り返しになるが、本作はマ映画ヒストリーにおける最後の児童映画とされている。キャスティングのトップにマンムーティが来ているが実際の主演は子供5人。トリヴァンドラムの博物館パドマナーバプラム宮殿から盗まれたトラヴァンコール王家の秘宝を、ちびっ子5人組が力を合わせて取り戻す、というもの。

モーハンラールは自身の役で特別出演。フルコーラスではないものの、マンムーティに代わって華麗に踊ったりもしている、これぞ友情出演ってやつだ。

ストーリーは単純だが、5人の子供たち以外の人間関係は曖昧摸糊としている。マンムーティとリシーが兄妹なのか夫婦なのかもハッキリしない。おそらくは兄妹と思われる。スレーシュ・ゴーピがコメディアンとして特別出演してるのも珍しいか。力みすぎの頓馬なお巡りの役。セルフパロディってやつだね。

今日的基準からすれば豪華な三大巨頭共演映画、でもやっぱ俺的にはチョー可愛いリシーたんが眺められてウレチイ、それに尽きるわ。これを見よ!

さして活躍もしないけど、Mutharam Kunnu PO (Malayalam - 1985) Dir. Sibi Malayil (ヒロイン)、Adiverukal (Malayalam - 1986) Dir. Anil (セカンドヒロイン)に続く、お勧めリシー映画のディスクと言っていいでしょう。

投稿者 Periplo : 23:55 : カテゴリー Mohanlal Discography
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2009年09月20日

ディスク情報0909-2

Aye Auto (Malayalam - 1990) Dir. Venu Nagavally は以前VCD情報として紹介し、また主演女優の紹介の中でも画像をあげたりしていた。最近Moser Baerから字幕つきDVDが発売になっていることを確認。

ayeautoVCD.jpgcvAyeAuto.jpg

先日紹介の Sagar alias Jackie Reloaded (Malayalam - 2009) Dir. Amal Neerad なんかと比べるとあれだすね、この映画のラルさんは可愛い盛りって感じだ。

純情オート運ちゃん(Mohanlal)がお金持ちの孤独な令嬢(Rekha)と心を通わせる、というストーリー。意表をつく逆転劇も派手な見せ場もなくしみじみと訴えかける、今日のマ映画からはほぼ失われてしまっている風合い。

これはそのうち別に項目を立てて書こうと思ってはいるのだが、マラヤーラムの娯楽映画では社会的に低層の主人公というのはとても珍しいのだ。一方で、由緒ある家柄の子弟が故あってオートの運転手をしてる、というのはとても好まれている設定なんだけどね。

ここでのラルさんは正真正銘のロウワークラス出身者。英語の知識がないということが、そのステータスを示すモチーフとして脚本に組み込まれている。おそらくこの状況は今日でもあまり変わっていないのではないだろうか。

しかしその英語コンプレックスの運ちゃんが、数字に関してだけは立て板に水で英単語を並べ、絶対に間違えない、ってのもあるんだけどね。あ、映画と違う話になっちゃった。

投稿者 Periplo : 23:35 : カテゴリー Mohanlal Discography
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2009年09月16日

ディスク情報0909-1

cvSagarAJ.jpgSagarJackey.JPG

Sagar alias Jackie Reloaded (Malayalam - 2009) Dir. Amal Neerad

Alternative transliterations:Sagar alias Jacky Reloaded, Sagar alias Jackey Reloaded

Cast:Mohanlal, Shobana, Bhavana, Jagathy Sreekumar, Nedumudi Venu, V K Sreeraman, Manoj K Jayan, Vinayakan, Jothirmayi, Bala, Guruvayoor Shivaj, Sona Nair, Sumit Naval, Anu Anand, Suman, Sampath, Rahul Dev, Ganesh Kumar, Pranav Mohanlal

ディスク版元Central

字幕:英語

ディスクの障害:今のところ特になし

Big B (Malayalam - 2007) が衝撃的だったんで動向を注目していたアマル・ニーラド監督の第二作目。往年の名作 Irupatham Noottandu (Malayalam - 1987) Dir. K Madhu(ディスク情報はこちら)の続編を謳っているが、別に前作を知らなくても鑑賞に支障はない。

本作では、ドバイの暗黒街のドンとなったサーガル(またの名をジャッキー)が訳あってケララに帰還し、在地のギャング団と抗争することとなる。ストーリーはこれだけだね。

前作 Big B の評判はいわゆるミクスト・レスポンスってやつだったが、今回はけっちょんけっちょん。非難の矛先はただひとつ、「スタイリッシュなだけで内容がない」ってとこに向かっている。

でもなあ、そりゃあ無いものねだりってやつじゃねえかい。眉間に皺、額に縦線、聖徳太子髭に加えて、ケララじゃ蒸焼きになっちまわねえかいってくらいの重ね着のラルさんが、キメキメにキメてくれる、それだけで充分じゃねえか。おらあ断固として推したいね。

それにしてもニーラドさんは、単なるスタイリッシュ志向というだけじゃなくて、ころころ丸い愛嬌満点の椰子國中年を苦みばしった顰め面に演出するのが大好きみたいだね。次作はジャヤラームかなそれともディリープかな?

投稿者 Periplo : 00:04 : カテゴリー Mohanlal Discography
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2009年09月15日

祝辞

ちょっとタイミングを逸してしまったが、書かない訳にはいかない。第55回印度国家映画賞(2007年度)が9月7日に発表された。

priyadarshan.jpgprakashraj.jpgouseppachan.jpg

長編劇映画部門での受賞者でここに書いときたいのは以下の3人。

最優秀作品賞:Kanchivaram (Tamil) Dir. Priyadarshan
最優秀主演男優賞:プラカーシュ・ラージ=Kanchivaramでの演技
最優秀作曲賞:アウセパッチャン=Ore Kadal (Malayalam) Dir. Shyamaprasad でのサントラ

ノミネーションも含めた全リストはこちら

苦節25年(だったっけ?)、ついに憧れの殿堂入り、プリヤン先生良かったね。

プラカーシュ・ラージは Iruvar (Tamil - 1997) Dir. Mani Ratnam での最優秀助演男優賞に続く快挙。

マラヤーラム映画界のベテランMD・アウセパッチャン(Ouseppachan)は職人肌の仕事人。いわゆる「ソング」だけではなく、BGMも多く手がける。この人がやっと認められて嬉しい、プリヤン先生受賞よりもずっと嬉しい。ただし、受賞作の Ore Kadal は典型的な作風とは言いがたいけどね。なんでも Subha Panthuvarali というラーガで本作の劇中歌5曲を全て統一したことが玄人受けしたらしい。

アウセフ先生の本領はHarikrishnans (Malayalam - 1998) Dir. Fazil とか、Megham (Malayalam - 1999) Dir. Priyadarshan とかの、ハッピーでメロディアスな能天気ソングにこそあると思うんだけどね。

ともかくこれまでせっせと集めて溜めてあったアウセフ先生の記事をここで放出しとこう。
The Hindu 2005:Scoring on melody
The Hindu 2008:Scoring on melody
Sify 2005?:"A music director has to constanly reinvent himself"
The Hindu 2009:Scoring a winner

投稿者 Periplo : 01:03 : カテゴリー
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2009年09月13日

ぼちぼち再開

VictoriaMemorial.jpg

脳内デトックスのしすぎでへろへろだけど、来週から再開しようと思います。ネタはギッチギチ。あとは時間のやりくりだけ。

投稿者 Periplo : 21:41 : カテゴリー miscellaneous
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