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2014年01月14日

【時刻確定】1月のJ-テルグ:その2

こりゃまた凄い武器を考え付いたもんだ。こちらは1月12日現地封切り。本当なら昨年の中頃にリリースされるはずだったのが、色んな事情から遅れに遅れてやっと開封されたリベンジ・アクション。

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Yevadu (Telugu - 2014) Dir. Vamshi Paidipally

原題: ఎవడు
タイトルの意味:Who?

Cast:Ramcharan Teja, Shruthi Haasan, Amy Jackson, Sai Kumar, Rahul Dev, Brahmanandam, Shashank, Murali Sharma, Vennela Kishore, Ajay, Kota Srinivasa Rao, Jayasudha, Subbaraju, L B Sreeram, Surekhavani, Scarlet Wilson, Allu Arjun (guest appearance), Kajal Agarwal (guest appearance), etc.

■日時:2014年1月25日、14:00(終映は17:00ごろ)、なお、13:40ごろから 1-Nenokkadine のソングシーン特別上映を予定している
■料金:大人2200円(前回上映1-Nenokkadineのチケットを提示すると1600円、それ以外の予約は2000円)、5歳以上12歳以下の子供1200円(同800円、それ以外の予約は1000円)、5歳以下の子供は無料(座席なし)
■字幕:なし(の予定)
■上映時間:ネット情報によれば約165分
■会場:埼玉県川口市、SKIPシティ、彩の国ビジュアルプラザ http://www.skipcity.jp/access/
※家族チケットなど上映に関しての詳細は、主催者公式サイトhttp://www.indoeiga.com/を参照のこと
※別料金でアーンドラ・キッチンによるインド料理ケータリングあり(上映前ランチとインターミッション中のスナック)

■映画公式サイト(FB):https://www.facebook.com/YevaduTheFilm
■公式トレーラー:http://youtu.be/m9h976hfKCc
■ソング全曲ジュークボックス:http://youtu.be/lKbZ8ITkww8
■参考レビュー集成:http://periplosjottings.blogspot.jp/2014/01/yevadu-telugu-2014.html

メールによる事前予約をお勧めします。
メールのタイトルは「Yevadu ticket booking」などとし、
1. Name:申し込み代表者のお名前をローマ字でここに記入
2. Number of tickets / adults:大人の人数を算用数字でここに記入
3. Number of tickets / children:子供の人数を算用数字でここに記入
以上の必要項目を埋めてmovieinfoアットindoeiga.com(アットを@に変える)までメールして下さい。支払いは当日劇場受付で。残席がある場合予約は上映前日まで可能、上映前に確約の折り返しメールが届くはずです。

【調子に乗ってかなりネタバレしてる粗筋】
舞台はヴァイザーグ(ヴィシャーカパトナム)。サティヤ(Allu Arjun)とディープティ(Kajal Agarwal)は相思相愛の恋人同士で結婚を考えていた。しかし、地廻りのヴィール・バーイ(Rahul Dev)はディープティに懸想し、彼女をつけまわす。サティヤはディープティを守るために戦おうとするが、彼女の懇願によって共にハイダラーバードに逃れることにする。しかし二人の乗ったバスをヴィール・バーイと手下たちが襲い、バスは炎上し、ディープティは焼死する。

ハイダラーバードのアポロ病院の外科医シャイラジャ(Jayasudha)は、顔面に大火傷を負いながら一命を取りとめたサティヤに大掛かりな整形手術を施す。全く別の顔に生まれ変わった彼はラーム(Ramcharan Teja)と名乗り、ヴィール・バーイへの復讐のためにヴァイザーグに戻る。外国人女性(Amy Jackson)の協力を得て仇たちを次々に倒していくラームだったが、やがて正体の知れない襲撃者(Subbaraju)と対峙することになる。彼はハイダラーバードのマフィアの親分ダルマ(Sai Kumar)の手下だった。

実はダルマが追っていたのは、大学生のチャラン(Ramcharan Teja)だった。チャランは無体な立ち退きを迫られているスラムの人々に救いの手を差し伸べる過程で、ダルマと対立するようになる。チャランとその恋人マンジュ(Shruti Haasan)の身に何が起こったのか。(粗筋了)

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【見どころなどの予想】
見どころはもちろん、一にも二にも、チランジーヴィのただ一人の息子ラームチャラン・テージャ(Naayak 上映の際にプロフィールは紹介した)。昨年は Naayak に加えて、アミターブ・バッチャンのクラシック Zanjeer のリメイクをヒンディーとテルグのバイリンガルでという意欲作にも挑戦し、さらには本作と、これまでのスローペースと決別するかのように動き出したチャラン君だったが、Zanjeer は興行的に撃沈し、本作は公開遅延と、あまりツイてなかったのも事実。しかし今年のサンクラーンティ・シーズンの目玉として、先日紹介の 1-Nenokkadine と二日の差で激突した本作は、当初マヘーシュ主演作に対して劣勢と予測されていたが、蓋を開けてみたところ予想外に健闘して(あるいは圧勝して?)いるという。

ヒロインは、シュルティ・ハーサン(上段左)とエイミー・ジャクソン(上段右)のツートップ。カマル・ハーサンの娘シュルティについてはこれまでの上映でも紹介してきたのでおなじみだと思う。英国出身のエイミー(タミル語読みだとイェーミ・ジャークサン)は、『神さまがくれた娘』のALヴィジャイ監督の Madrasapattinam (Tamil - 2010) で、英国植民地時代に下層のタミル人と恋に落ちる英国人令嬢のヒロインを演じて大当たりをとった。Madrasapattinam ではサウス人好きのする可愛らしく清楚な役作りだったが、本作ではビキニ要員としての役割も担っているようだ。

ストーリーにかなり重要に絡んでくる特別出演は、ラームチャランのイトコであるアッル・アルジュン(下段中)とカージャル・アガルワール(下段左)。アルジュンは、チランジーヴィの妻の兄弟にあたるアッル・アラヴィンド(有名なプロダクション会社ギーター・アーツの経営者である)の息子。2003年から主演格で活躍しており、芸歴的にはラームチャランの先輩格となる。もう何回J-テルグで出演作を上映したか数えることすら放棄してしまったカージャル・アガルワールさんについては、「サウス印度映画界の女王」的な形容をしてきたが、つい先日カンナダ映画に出演するという未確認情報が流れ、関係者に動揺が走っている(女王様がカンナダに?!)。

監督のヴァムシー・パイディパッリは本作でやっと3作目という若手だが、前作 Brindaavanam がスマッシュヒットとなって認められた。これまでの2作を見る限りでは、コマーシャルな諸要素をきっちり詰め込んだ、こてこて娯楽映画の作り手であるようだ。

またしても音楽はDSPことデーヴィ・シュリー・プラサード先生。スタント・マスターは数多くのタミル・テルグ映画でハードコアなアクションを振付けるピーター・へイン(タミル語読みピーッタル・ヒーン)、ベトナム生まれで現在はチェンナイを本拠地とするこの人の代表作といったら、やっぱり『ロボット(Enthiran)』ということになるか。

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エッシャーの騙し絵みたいなこのポスターは結構面白い。


【特別付録:ヴァムシー・パイディパッリ全作品ディスコグラフィー】
たったの2本だが、過去作品についても簡単に紹介しておく。

cvMunna.JPGMunna (Telugu -2007)

Cast:Prabhas, Ileana D'Cruz, Prakash Raj, Kota Srinivasa Rao, Posani Krishna Murali, Rahul Dev, Sukanya, Kalyani, Chalapati Rao, Sudha, Surya, Raghu Babu, Venu Madhav, Tanikella Bharani, Brahmaji, Rajiv Kanakara, GV, Shriya Saran (special appearance), etc.

原題:మున్నా
タイトルの意味:主人公の名前

DVDの版元:Sri Balaji
DVDの字幕:英語
DVDの障害:特になし
DVDのランタイム:約2時間46分
DVD 入手先:Bhavani DVD など。TouTube上に全編動画(字幕なし)もあり。

参考レビュー集成:http://periplosjottings.blogspot.jp/2013/12/munna-telugu-2007.html

■ 監督デビュー作。ヒットを快調に飛ばしていたプラバースを主役に据え、デビュー2年目にしてこちらも絶好調だったイリヤーナーをヒロインに配した、典型的なアクション映画。どういう訳かフロップとなってしまった。リベンジを基調にして、社会問題も取り入れ、新味はないもののよくまとまった一作だと思うのだが何がいけなかったのか。全体的に暗さが目立ち、父殺しのモチーフがあることが共感を拒んだのかもしれない。家族の価値を重んじるインド映画では、母殺しはまず絶対にない。父殺しは稀に現れることがあるが、取り扱いが難しいテーマであるようだ。現実感はないものの、非常に凝った振り付けで目を惹きつけるファイトシーンが印象に残る。

cvBrindavanam.jpgBrindaavanam (Telugu - 2010)

Cast:NTR Jr, Kajal Aggarwal, Samantha, Kota Srinivasa Rao, Prakash Raj, Srihari, Mukesh Rishi, Ajay, Tanikella Bharani, Brahmanandam, Venu Madhav, Sithara, Hema, Surekhavani, Raghu Babu, Brahmaji, Ahuti Prasad, etc.

原題:బృందావనం
タイトルの意味:物語の舞台となる邸宅の屋号。もちろん、神話中でクリシュナが牧女たちと戯れたとされるヴィシュヌ派の聖地を暗示している。

DVDの版元:Bhavani DVD, Aditya など
DVDの字幕:英語
DVDの障害:特になし
DVDのランタイム:約2時間49分
DVD 入手先:Bhavani DVD など。TouTube上に全編動画(英語字幕つき)もあり。

参考レビュー集成:http://periplosjottings.blogspot.jp/2012/09/brindaavanam-telugu-2010.html

■問題を抱えた大所帯に余所者がやってきて、いがみ合うメンバーの間に和をもたらすという、インド映画で昔から愛されてきたパターンのバリエーション。揉め事の解決が簡単すぎて拍子抜けするのだが、もうひとつ、これもまた好まれるシチュエーションである、恋人詐称というモチーフが加わり、二時間半超えの長尺となった。本作の結末は、若手スターであるNTRジュニアにしては大胆なもので、かなり驚く。こういうパターンが許容されるのはラジニカーントやチランジーヴィの世代が最後だと思われていたので。なお、本作からは西ベンガル州のベンガル語リメイク Khoka 420、バングラデシュのベンガル語リメイク Buk Fatey To Mukh Foteyna、カンナダ・リメイク Brindaavana が生まれている。

投稿者 Periplo : 00:46 : カテゴリー バブルねたtelugu
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2014年01月13日

1月のJ-テルグ:その1

よっ、昨日あれからちゃんと帰れたか~?みたいなさりげなさだが、実はソロ出演としては二年ぶりの新作じゃ(去年は SVSC があったけど)。1月10日に封切られた本作は、サイコ・スリラーというふれ込み。

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1-Nenokkadine (Telugu - 2014) Dir. Sukumar

原題:1- నేనొక్కడినే
タイトルの意味:I am alone
タイトルのゆれ:1, Nenokkadine, One-Nenokkadine, 1..Nenokkadine, etc. ロゴに現れるタイトルは「1」がメインで、これにふりがなとして「ネーノッカディネー」が付加されているようだ。

Cast:Mahesh Babu, Kriti Sanon, Nassar, Anu Hasan, Sayaji Shinde, Pradeep Rawat, Kelly Dorji, Vikram Singh, Posani Krishna Murali, Srinivasa Reddy, Anand, Surya, Gautham Krishna, Naveen Polisetty, Sophie Choudry, etc.

■日時:2014年1月18日、午後6:00開映(9:00頃終映予定)
■料金:大人2600円(予約2400円)、5歳以上12歳以下の子供1400円(予約1200円)、5歳以下の子供は無料(座席なし)
■字幕:なし(の予定)
■上映時間:ネット情報では約169分
■会場:千葉県市川市、イオンシネマ市川妙典(こちら参照)9番劇場
※当日券の購入および前売り代金の支払いは、イオンシネマ3Fの共通チケットブースではなく、5Fの9番劇場入り口にて。受付開始は17:30ごろから。着席は17:45から可能。上映は18:00きっかりにスタートする。インターミッション休憩なしの連続上映となる。
※家族チケットなど上映に関しての詳細は、主催者公式サイトhttp://www.indoeiga.com/を参照のこと。
※本上映入場者はイオン市川妙典の駐車場が3時間まで無料で利用できる。
※今回はインド・スナックのケータリングはなし。イオンシネマの売店でドリンク、スナックの購入が可能。

■映画公式サイト(FB):https://www.facebook.com/1Nenokkadine
■公式トレーラー:http://youtu.be/Gi2ukWXMMAA
■ソング全曲ジュークボックス:http://youtu.be/HJ3rF7PW7HA
■参考レビュー集成:http://periplosjottings.blogspot.jp/2014/01/1-nenokkadine-telugu-2014.html

メールによる事前予約をお勧めします。
メールのタイトルは「1-Nenokkadine ticket booking」などとし、
1. Name:申し込み代表者のお名前をローマ字でここに記入
2. Number of tickets / adults:大人の人数を算用数字でここに記入
3. Number of tickets / children:子供の人数を算用数字でここに記入
以上の必要項目を埋めてmovieinfoアットindoeiga.com(アットを@に変える)までメールして下さい。支払いは当日劇場受付で。残席がある場合予約は上映前日まで可能、上映前に確約の折り返しメールが届くはずです。

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【分かっている粗筋】
イギリス生まれで現在はインドで活躍するロックスターのガウタム(Mahesh Babu)は、孤児として育ち、その私生活は孤独だった。彼には幼少時の記憶があまりないのだが、両親が3人の男たち(Nassar, Pradeep Rawat, Kelly Dorji)に殺される映像だけが脳裏に刻み込まれており、それは成人した今も悪夢となって日々彼を苦しめていた。あるコンサートの最中に、彼は3人のうちの1人を目撃し、その男を追跡して殺す。復讐を遂げて警察に自首したガウタムだったが、その殺人は彼以外の誰にも認識されておらず、彼は現実と願望の区別が付かない精神疾患と診断される。混乱した彼は執拗なマスコミをかわすために一人でゴアに逃れる。ドキュメンタリーを撮るためにガウタムに接近していたTVリポーターのサミーラ(Kriti Sanon)は、彼を励まし、その疾患の原因とじっくり向き合うために今いる場所を離れることを勧める。二人は連れだってゴアにやってくるが、その情報をつかみ、特ダネをものにしようと彼を追い回す。そこで待っていたのはサミーラを攻撃する謎の男たちだった。(粗筋了)

【見どころなどの予想】
「マヘーシュ」の一言で終わらせたい気持ちをぐっとこらえて、トリヴィアっぽいことをちらほら書いておく。

ヒロインのクリティ・サーナン(テルグ語スクリプトから判断した読み)はデリー出身のモデル、本作がデビューとなる。当初はおなじみのカージャル・アガルワールがヒロインと決まっていたが、色々あって降版、オーディションによってクリティが選ばれた。今のところそれ以上の情報はなく、「モデルさんみたいですね」としか言いようがない。他に女優では、UKエイジアンのシンガーでボリウッド映画にも何本か出演しているソフィー・チャウダリーがアイテム・ダンスを披露するようだ。

その他のキャストでは、懐かしの『インディラ』でヒロインだったアヌ・ハーサン(カマル・ハーサンの姪で、シュルティ・ハーサンやスハーシニとはイトコにあたる)が久々に登場。ケリー・ドルジー、サヤージ・シンデー、ナーサル、プラディープ・ラーワトといった出ずっぱり悪役軍団(幾人かは Baadshah のときにプロフィールを紹介している)も。通な人向けには、マニ・ラトナムの Thiruda Thiruda (Tamil - 1993) などに出演してそれなりに評価されながらもなぜか芽が出ず、気がついたらマラヤーラム映画の悪役俳優になっていた(こちら参照、尤もTVで活躍してるらしいけど)アーナンドが顔を見せるというのが珍しいかも。コメディー・シーンがないということで封切り前に話題となった本作だが、コメディー的な役割のいくばくかを担うのは、異貌の人ポーサーニ・クリシュナ・ムラリであるようだ。また、マヘーシュの長男ガウタム・クリシュナが主人公の少年時代の役でデビューする。それでいきなりこれだ。家業であるスターの世襲に向けての準備はもう始まっているのだ。

そういや、マヘーシュに関しては、最近流行のシックス・パック開陳予測報道なんてのもあったっけ。ボリウッドとは対照的に、テルグ(というかサウス)では、数人の脱ぎ専キャラを除くと男優は「脚本に必然性がない限り」むやみと肌を晒さないし、筋肉信仰も比較的弱い。監督をはじめとしたスタッフが、嫌がるマヘーシュを説得して脱ぎのシーンを実現させようとした、ってんだけど本当かね。そっち方面の興味がある人は注目だ。

監督のスクマールは本作で5作目の、新感覚派と見なされている才人。これまでは一貫して若手俳優を使い、低予算でひねりの利いたラブコメを中心に撮ってきた。今回は、大スター・マヘーシュを使い(正確にはマヘーシュに起用され、だが)、2カ月のロンドン滞在を含む海外ロケを行うなど、これまでとはケタ違いの大作に挑む。こちらに最新インタビューあり。

撮影のRラトナヴェールはタミル・テルグを中心に活躍する中堅。これまで手がけた中での代表作は何と言っても『ロボット(Enthiran)』。

音楽はDSPことデーヴィ・シュリー・プラサード先生。上にリンクしたジュークボックスには♪O Sayonara Sayonara なんてのもあって興味を惹かれるが…なんというか、ロックスターの映画の割には、ちょっとその、ダサくないですかい?………まあその、映画音楽ってのは映像と合体したときに初めて評価されるもんだとは思うので、振り付け担当のプレーム・ラクシト先生のお手並みに期待したいところ。

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ロックしてる格好いいスチルも沢山あるけれど、やっぱこういう絵が一番嬉しいなあ。

【特別付録:スクマール全作品ディスコグラフィー】
蛇足っぽいが、凝った作風で知られるスクマールの過去作品についても簡単に紹介しておく。

cvArya.jpgArya (Telugu -2004)

Cast:Allu Arjun, Anuradha Mehta、Siva Balaji, Rajan P Dev, Subbaraju, Sunil, Venu Madhav, Devi Charan, Vidya, Babloo, Abhinayasri, J V Ramana Murthi, Sudha, etc.

原題:ఆర్య
タイトルの意味:主人公の名前

DVDの版元:KAD, Aditya
DVDの字幕:英語
DVDの障害:特になし
DVDのランタイム:約2時間30分
DVD 入手先:Bhavani DVD など。TouTube上に全編動画(字幕なし)もあり。

参考レビュー集成:http://periplosjottings.blogspot.jp/2013/04/arya-telugu-2004.html

■ デビュー作品。学園を舞台に、アーリヤ(Allu Arjun)、ギータ(Anuradha Mehta)、アジャイ(Siva Balaji)という3人の若者の間での三角関係を描いたロマンス。ほとんど脈がなさそうなヒロインに屁理屈と頓智をまくし立ててアタックを続ける主人公が、いわゆる「不思議ちゃん」キャラで、どうやって結末にもってくのかとハラハラしながらストーリーを追うことになる。少女マンガみたいな展開に唖然とする異色作。観客を選ぶタイプの作品と思えるのだが、ヒットしたという。ヒンディー語とマラヤーラム語の吹き替え版が作られ、ベンガル語、オリヤー語、タミル語のリメイクが生まれた(こちら参照)。

cvJagadam.jpgJagadam (Telugu - 2007)

Cast:Ram, Isha Sahni, Pradeep Rawat, Prakash Raj, A S Ravikumar Chowdary, Satya Prakash, Raghu Babu, Thanikella Bharani, Telangana Shakuntala, Venu Madhav, etc.

原題:జగడం
タイトルの意味:War

DVDの版元:Shalimar, Tolly 2 Holly など
DVDの字幕:英語
DVDの障害:特になし
DVDのランタイム:約2時間42分
DVD 入手先:Bhavani DVD など。TouTube上に全編動画(字幕なし)もあり。

参考レビュー集成:http://periplosjottings.blogspot.jp/2013/12/jagadam-telugu-2007.html

■ ここに挙げた中では最高傑作であると当網站筆者は考える。幼少時から暴力の格好良さにあこがれていた若者が道を踏み外し、大きな代償と引き換えに最後に過ちを悟る、という大変に教訓的で、しかも陳腐なストーリーライン。しかし、語り口が大変にフレッシュで、テンポもよく、ブラックなユーモアもある。特に、ヤクザのボスが、暗黒街映画で語られるようなスタイリッシュな奴でもなく、時に間抜けで、時に臆病ですらある、というリアリスティックな描写には訴えるものが大きかった。

cvArya2.jpgArya 2 (Telugu - 2009)

Cast:Allu Arjun, Kajal Agarwal, Navdeep, Shraddha Das, Brahmanandam, Mukesh Rishi, Srinivasa Reddy, Sayaji Shinde, Ajay, Duvvasi Mohan, etc.

原題:ఆర్య 2

DVDの版元:Volga
DVDの字幕:英語
DVDの障害:特になし
DVDのランタイム:約2時間42分
DVD 入手先:Bhavani DVD など。TouTube上に全編動画(字幕なし)もあり。

参考レビュー集成:http://periplosjottings.blogspot.jp/2013/04/arya-2-telugu-2009.html

■IT企業を舞台に、アーリヤ(Allu Arjun)、ギータ(Kajal Agarwal)、アジャイ(Navdeep)という3人の若者の間での三角関係を描いたロマンス。Arya との繋がりはまったくないが、登場人物の役名とともに、主人公が「不思議ちゃん」というのが共通している。前作よりも面白くなっているのは、後半部にラーヤラシーマ・ファクション映画のパロディを持ってきたところ。これはかなり笑える。相変わらず無理の多い展開なのだが、これのおかげで満足度はかなり高いものとなっている。


cv100percent.jpg100% Love (Telugu - 2011)

Cast:Naga Chaitanya, Tamannah, K R Vijaya, Vijayakumar, M S Narayana, Chitram Seenu, Dharmavarapu Subramanyam, Tara Alisha, Nandhu, Naresh, Satyam Rajesh, Tagubothu Ramesh, Meghna Naidu, Maryam Zakaria, etc.

原題:100% లవ్

DVDの版元:Aditya
DVDの字幕:英語
DVDの障害:特になし
DVDのランタイム:約2時間20分
DVD 入手先:Bhavani DVD など。TouTube上に全編動画(字幕なし)もあり。

参考レビュー集成:http://periplosjottings.blogspot.jp/2013/12/100-love-telugu-2011.html

■これもまた、少女マンガ路線大爆発の一作。学校の試験での点の取り合いという、インドの学園ものならではのエゲツない競争を通じて近づいていくヒーローとヒロインのやりとりが前半を占め、後半になって社会に出た後も持ち物や職業の格で優劣を競うという殺伐とした描写が結構刺激的。最後は DDLJ に絡めた洒落みたいなものでまとめる。同名のベンガル語リメイクがある。

投稿者 Periplo : 13:37 : カテゴリー バブルねたtelugu so many cups of chai
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