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2015年06月12日

6月のマラヤーラム映画上映

まあやっぱ、まずはこのビジュアルには度胆抜かれたわな、マラヤーラム映画でさ。
Premam1.jpg

Premam (Malayalam - 2015) Dir. Alphonse Putharen

原題:പ്രേമം
タイトルの意味:Love

Cast:Nivin Pauly, Anupama Parameshwaran, Sai Pallavi, Madonna Sebastian, Krishna Shankar, Shabareesh Varma, Vinay Forrt, Soubin Shahir, Maniyanpilla Raju, Althaf Salim, Wilson Joseph, Renji Paniker, Hormis Paulachan, Alphonse Putharen, Anju Kurian, Eva Prakash, Jude Anthany Joseph, Risa Jacob, Vivek Vinod, Mahadev Ramakrishnan, Faisal, Manek Jose, Sandeep Varma, Viswajith Odukkathil, Vimal Pillai, Aishwarya Raghavan Nair, Zuhair Sait, Deepak Nathan, etc.

Music:Rajesh Murugesan

公式サイト(FB):https://www.facebook.com/Premamfilm
公式トレーラー:画期的な戦略(?)として、公式トレーラーが発表されなかった。プロデューサーのアンワル・ラシードの公式チャンネルにソング♪Pathivaayi Njanソング♪Premam Aluva Puzha がアップされている。
全曲ジュークボックス:https://youtu.be/VR4e2ViPWAM

■日時:2015年6月20日、15:00開映(開場は14:00ごろ、18:00前に終了)
■料金:大人2200円、5-15歳の子供1000円、5歳以下の子供は無料(座席なし)
■字幕:英語
■上映資材:DCP
■上映時間:ネット情報によれば約164分、途中で10分程度のインターミッションあり
■会場:千葉県市川市、イオンシネマ市川妙典(こちら参照)

■主催者公式サイト:http://celluloidjapan.com/
■参考レビュー集成:http://periplosjottings.blogspot.jp/2015/06/premam-malayalam-2015.html

※事前予約をお勧めします。申し込みフォームはこちら。万が一の直前の急な変更や今後の案内などもメールで受信できるようになります。

【粗筋】
コーチン北郊の町アールワに生まれたジョージ・デーヴィド(Nivin Pauly)の、15年に及ぶ成長と恋の遍歴の物語。2000年ごろのミドルティーン時代の、同級生メーリ(Anupama Parameshwaran)への幼い恋。2005年、血気盛んな大学生となったジョージが、講師として現れたマラル(Sai Pallavi)との間ではぐくんだロマンチックな交情。そして2014年ごろ、フォートコーチンでカフェを経営する30代のジョージが出会ったセリン(Madonna Sebastian)との、予期していなかった繋がり。粗筋を結末まで全部読んでおきたいという人向けには、ウィキペディアが詳しい。

【主要キャスト】イメージは本作のスチルからではないものも混じっている
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■ジョージ・デーヴィド(ニヴィン・ポーリ)
セルロイドの上映会でのニヴィンの出演作は、今回でもう4本目というのにはなんとも言えない気持ちになる。過去の上映作は Bangalore Days1983Oru Vadakkan Selfie。粗筋を読むと、本作もまた 1983 に似た、ノスタルジーに満ちたスローでしっとり系のおセンチ映画であるように思える。一人の男の思春期から中年の入り口までを彩った3人の女性の話というと、いやおうなしに Autograph (Tamil - 2004) を思い浮かべることになるが、10年前のタミル映画とどういう風に差別化をしてくるのかが楽しみだ。
■メーリ・ジョージ(アヌパマ・パラメーシュワラン)
ジョージが幼い恋心をいだき、あの手この手でアタックしようとする女学生。アヌパマは本作がデビューとなるニューフェイス。縮れ毛を厭ってストレートパーマをかける人も多い南インドで、この人の天然の超カーリーヘアは驚きのポジティブ・インパクトを持っていたようで、こんなクソコラまで出てくる始末だ(←自己責任でクリック、見た後での苦情は受け付けない)。公式サイトあり。
■マラル(サーイ・パッラヴィ)
大学生のジョージの前に、講師として登場するタミル・ナードゥ州コダイッカーナル出身の女性。演じるサーイ・パッラヴィはやはりデビュタント。3人のヒロインの中でもっとも演技が評価されている。訓練されたダンサーであるということで、本作中でもその踊りが見せ場となっているという。こちらに簡単な紹介記あり。
■セリン(マドンナ・セバスチャン)
カフェのオーナーとなったジョージの前に顧客として現れ、お互いに惹かれあうようになる。しかし実は彼との絆はその出会いよりずっと前に始まっていた、というセリン。演じるマドンナもまた本作がデビュー。もともとは歌手志望で、南インド古典と洋楽を学び、歌い手としてのチャンスをうかがいつつ、TVショーの司会などをつとめていたという。こちらにインタビューあり。

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前作 Neram のポスター&もしかしてニヴィンより男前なんでねえの?のアルフォーンス監督

【釣り書き】
監督のアルフォーンス・プトランは本作が第2作目となる新進。典型的なニューウェーブ派と言っていい。デビュー作の Neram (Tamil/Malayalam - 2013) は、タミル、マラヤーラムのバイリンガルで、両言語圏でスマッシュヒットとなった。特にタミルでのヒットは、デビュー監督+無名俳優(ニヴィンとナスリヤ)ということを考えると驚きだった。チェンナイの街で1日の間におきる波瀾万丈に振り回される主人公のドタバタを描く、スリラーともコメディーともつかない一本。間抜けさと楽天性という面で、マラヤーラムよりはタミルのニューウェーブに近い。特に Soodhu Kavvum (Tamil - 2013) と感じが似てるなと思ってたら、同作の監督のナラン・クマラサーミとは、セミプロとしてショートフィルムを作っていた頃からさまざまな形で繋がっていたようなのだった。プトラン自身が「映画史上最も新味のないデビュー第2作」と自信満々にdisった本作は、5月29日の現地封切り以降、驚異的な売り上げを更新し続け、Bangalore Days を既に超え、Drishyam に迫る勢いだという。快進撃のニュースに混じり、イケイケ状態のプトランが、Chennai Express [邦題:チェンナイ・エクスプレス ~愛と勇気のヒーロー参上~] のローヒト・シェッティ監督に喧嘩を売った(こちら参照)というエピソードもあり、事情はよく分からないながら何か興奮するのだ。

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投稿者 Periplo : 01:44 : カテゴリー バブルねたkerala
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