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2016年06月09日

6月のJ-テルグ

田舎を舞台にした爽やかラブコメという話だ。

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A Aa (Telugu- 2016) Dir. Trivikram Srinivas

原題: అ ఆ
タイトルのゆれ:A..Aa.., etc.
タイトルの意味:テルグ語の(というかほとんど全てのインド語の)アルファベットの最初の2文字。ヒロイン(アナスーヤ)とヒーロー(アーナンド)の頭文字を並べたもの。

Cast:Nitin Reddy, Samantha, Anupama Parameshwaran, Naresh, Nadhiya Moidu, Hari Teja, Ananya, Rao Ramesh, Srinivas Avasarala, Ajay, Srinivasa Reddy, Easwari Rao, Posani Krishna Murali, Giri Babu, Raghu Babu, Sana, Praveen, etc.

Music:Mickey J Meyer

公式トレーラー:https://youtu.be/t_FtkvfgYUo
全曲ジュークボックス:https://youtu.be/GWv8uq-JMw4

■開催日:2016年6月12日
■時間:14:30開映(13:00頃からチケット引き換え・販売開始、映画は18:00頃に終了予定)
■料金:大人2400円(予約2200円)、6-15歳の子供1200円(予約1000円)、5歳以下の子供は無料(座席なし)
■字幕: 英語
■上映資材:DCP
■上映時間:ネット情報によれば約154分
■会場:埼玉県川口市、SKIPシティ、彩の国ビジュアルプラザ http://www.skipcity.jp/access/
※インターミッションに別料金でスナックの販売あり。下記のチケット予約フォームから予約も可。

■映画公式サイト:http://www.aaatelugumovie.in/
■主催者公式サイト:http://indoeiga.com/
■参考レビュー集成:http://periplosjottings.blogspot.jp/2016/06/a-aa-telugu-2016.html

※事前予約をお勧めします。申し込みフォームは、こちら。万が一の直前の急な変更や今後の案内などもメールで受信できるようになります。

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【粗筋】
ハイダラーバードの裕福な家庭の子女アナスーヤ(Samantha)は、不足のない暮らしを送りながらも専横な母マハーラクシュミ(Nadhiya Moidu)の干渉に酷い圧迫感を感じ、自殺未遂を起こしてしまう。理解ある父親のラーマリンガム(Naresh)は、マハーラクシュミの故人となった兄弟の家がある、ヴィジャヤワーダ近郊のカルヴァプーディ村に彼女を送り込む。彼女の精神状態を慮った父は、目的地までの道づれになるようアーナンド(Nithin)に頼む。彼もまた家族が村に住んでいる。二人はやがて愛し合うようになるのだが、それぞれには決められた婚約者がすでにいたのだった。

【主要キャラクター/キャスト】イメージには本作のスチルからではないものも混じっている。
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■アーナンド・ヴィハーリ/ニティン・レッディ
日本初登場のニティンは、2002年デビューで10年以上のキャリアをもつ中堅ヒーロー。表情に乏しい顔立ち、バランスが微妙におかしい奥目、巨漢ぞろいのテルグ映画界にあっては目立たない地味な体型、なぜこいつがヒーローを続けられているのかというと、答えは簡単、親爺がプロデューサーだからなのだ。とはいえ、アクション映画には向かないボンボンでも、ニッチな役柄を与えられると良い味を出すこともある。ハヌマーン神への帰依者を演じた異色のファンタジー Sri Anjaneyam、ヒロインを輝かせる引き立て役に徹した Ishq など、忘れがたい佳作も幾つかある。ニザーマーバード生まれで生粋のテランガーナっ子、数年前から「テルグ映画界での唯一のテランガーナ・ヒーロー」のように持ち上げる動きもある。
■アナスーヤ・ラーマリンガム/サマンタ
Theri からこっち3ヶ月連続4回目の登場となるサマンタ。本作では事実上の主人公はこのサマンタであるらしい。吹き替えに頼っている点には変わりないのだが、円熟味を増したこれまでのベスト演技と賞賛されている。
■ナーガヴァッリ/アヌパマ・パラメーシュワラン
カルヴァプーディ村の地主の娘。アーナンドの婚約者であるが、アナスーヤとアーナンドの仲の良さを見せつけられて嫉妬する。演じるアヌパマ・パラメーシュワランは昨年上映のマラヤーラム映画 Premam でインパクトのあるデビューをした新人。演技よりも何よりも圧倒するカーリーヘアに目を奪われたのだった。しかし今回はその髪の毛をひっつめにして、テルグ語台詞のセルフダビングも敢行し、攻めの姿勢。
■マハーラクシュミ/ナディヤ・モイドゥ
アナスーヤの母。会社経営者でもある。娘に対して独裁者として振舞う。演じるナディヤは、1980年代後半のヒロイン女優で、ブランクの後2000年代後半からお母さん役として復活。現代的で若々しく、気の強さマックスの母親という本作でのキャラはまさに嵌り役。
■ラーマリンガム/ナレーシュ
アナスーヤの父。母の支配に苦しむ娘をやさしく見守り、助けの手を差し伸べる。ナレーシュは1980年代から地味~に活動を続けるテルグ俳優。ヴィジャヤ・ニルマラの最初の結婚によって生まれた息子で、マヘーシュ・バーブの血の繋がりのない兄ということになる。

【その他のキャラクター/キャスト】
■バッラム・ヴェンカンナ/ラーオ・ラメーシュ
ヴィジャヤワーダ近郊のカルヴァプーディ村の地主。ナーガヴァッリの父。
■マンガンマ/ハリ・テージャ
アナスーヤの付き人。
■バーヌマティ/アナニンャ
アーナンドの妹。
■シェーカル・バナルジー/シュリニーヴァース・アヴァサラーラ
マハーラクシュミによってアナスーヤにあてがわれた婚約者。

【トリヴィア】
2013年のメガヒット Attarintiki Daredi、そして昨年の S/O Satyamurthy でおなじみになったトリヴィクラム・シュリーニヴァース監督の新作。大スターと組んだアクション映画の中でも、恋愛や家族センチメントにも気を配り、味わい深い作品群を送り出してきた。今作は、1973年に女性監督ヴィジャヤ・ニルマラによって手掛けられた Meena という作品のリメイクではないかと噂されてきたが、蓋を開けてみると、確かに Meena を十分に意識してストーリーラインの基本をなぞりながらも現代的なリアリティを加えて細部を改変した、微妙なものであるようだ。この「オリジナル」作品は、明らかに女性が主役の作品で、なおかつ主演女優が監督も兼ねたという大変に珍しいもの。また一方で本作は、シッダールトが過保護・過干渉な父親からの自立を求めてあがく青年像を演じた Bommarillu を女性版にしてみたもの、と評する人もいる。緑豊かな田園風景をバックにした、繊細なロマンス+コメディに期待したい。

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投稿者 Periplo : 01:25 : カテゴリー バブルねたtelugu
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