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2016年10月29日

10月のタミル映画:その2

どうしたってナヤンに目が行くのは人情だけんど、カールティの日本初登場でもあるんだぜ。
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Kaashmora (Tamil - 2016) Dir. Gokul

原題:காஷ்மோரா (カーシュモーラーと読む)
タイトルの意味:Deadly Spirit
タイトルのゆれ:Kashmora

Cast:Karthi, Nayanthara, Sri Divya, Vivek, Sharath Lohitashwa, Madhusudhan Rao, Siddharth Vipin, Jangiri Madhumitha, Muruganantham, etc.

Music:Santhosh Narayanan

公式トレーラー(英語字幕付き):https://youtu.be/AJpED8zJlzo
全曲ジュークボックス:https://youtu.be/xhxLHzn0ks8

上映1:2016年10月30日(日)
■時間:14:00開映(チケット販売・引き換えは13:30から)
■料金:大人2300円(予約1800円)、5-15歳の子供1000円、5歳以下の子供は無料(座席なし)
■会場:埼玉県川口市、SKIPシティ、彩の国ビジュアルプラザ http://www.skipcity.jp/access/

上映2:2016年10月30日(土)
■時間:15:00開映(チケット販売・引き換えは14:30から)
■料金:大人2300円、5-15歳の子供1000円、5歳以下の子供は無料(座席なし)
■会場:神奈川県海老名市、イオンシネマ海老名 http://www.aeoncinema.com/cinema/ebina/

【共通】
■字幕: 英語
■上映資材:DCP
■上映時間:ネット情報によれば164分

■映画公式サイト(FB):https://www.facebook.com/Kaashmora/
■主催者公式サイト:http://www.spaceboxjapan.com/
■参考レビュー集成:http://periplosjottings.blogspot.jp/2016/10/kaashmora-tamil-2016.html

※事前予約をお勧めします。申し込みフォームは川口海老名とで別々にあり。万が一の直前の急な変更などもメールで受信できるようになります。

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【粗筋】 
カーシュモーラー(Karthi)は黒魔術師かつ除霊師を名乗るイカレた若者。人々の迷信や不安感につけ込み、ありもしない怪異をでっちあげては金を毟り取る。彼の両親、祖母、妹も一緒になって、家族ぐるみで芝居をして荒稼ぎをしていた。大学生のヤーミニー(Sri Divya)は、卒論で魔術について書こうとしており、情報を得ようとカーシュモーラーに近づく。ある日彼は、家族やヤーミニーと共に、封印された700年前の宮殿に入り込むことになり、閉じ込められてしまう。そこで彼が見たのは、戦乱期の武将ラージ・ナーヤク(Karthi)の異様な姿だった。

【主要キャラクター/キャスト】
■カーシュモーラー/カールティ
黒魔術師・除霊師を名乗るペテン師で、口の立つ男。
■ヤーミニー/シュリーディヴィヤー
魔術について卒業論文を書こうとしている学生。
■カーシュモーラーの父/ヴィヴェーク
カーシュモーラーのペテン芝居では道場の導師役を演じる、強欲な父親。
■ラージ・ナーヤク/カールティ
700年前のヴィクランタカ国の王。麾下に13人の土候を従え、戦争に明け暮れる。武勇をもって知られているが、王国は傾きつつある。一方では大変な漁色家でもある。
■ラトナ・マハーデーヴィー/ナヤンターラ
復讐に燃える王女。ラージ・ナーヤクに言い寄られても毅然としている。剣術、魔術に長じている。

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【その他のキャラクター/キャスト】
■大臣/シャラト・ローヒターシュワ
汚職に明け暮れる大臣。税務署の手入れが自分の家に襲来することを知り、カーシュモーラー一家に助けを求める。
■大臣の側近の導師/マドゥスーダン・ラーオ
大臣の取り巻きの導師。ケララ出身(タミル映画の中では、オカルティスト=ケララ人というお約束がある)。

【トリヴィア】
まあ、まずは何と言ってもカールティの初登場だ。1977年生まれの39歳、往年の二枚目俳優シヴァクマールの息子にして、タミル四天王の一人であるスーリヤの弟。当初は監督業を志していたというが、2007年に衝撃作 Paruthiveeran でデビューして以降は、順調にスター街道を歩んでいる。Paruthiveeran では、野性的な田舎の荒くれ男を演じたが、以降の出演作ではイタズラ坊主的な軽めのキャラが目立っていたように思える。しかし、2014年の Madras では、大都市近郊に住む鬱勃とした青年像を活写して、演技者として高い評価を得た。本作では、前半はいつものコミカルな演技(詐欺師というと過去の Siruthai が思い起こされるが、どんなものだろう)で攻めてくる。特にインターミッション前には、20分近い長大なコメディ・シーンが用意されているそうだ。後半には、がらりと趣を変えて、猛々しくも好色な戦国武将として登場し、こちらでも圧倒するという。ファースト・ルックがお披露目された時点では、南インド映画界の「レディ・スーパースター」ナヤンターラと並ぶと坊やに見えたりはしないのかという危惧もあったが、どうやらその心配はなさそうだ。監督のインタビューによれば、カールティは三役を演じるそうだが、三つ目のキャラについては一切明らかにされていないのも期待をそそる。

ゴークル監督は、本作で三作目となる新進。第二作目の Idharkuthane Aasaipattai Balakumara (Tamil - 2013) では、ソングシーンの撮影で大阪にも来ているはずだ。

甲冑姿のカールティのイメージが先行して、Baahubali - The Beginning (Telugu - 2015) のような歴史ファンタジーなのではないかという憶測が飛び交ったが、蓋を開けてみればタミル映画お得意のコミック・ホラーの豪華版であるとのことだった。お祭りシーズンにふさわしい娯楽大作、難しいことを考えずに楽しみたい。

カッコいいのか田舎臭いのか、判断に苦しむようなソングシーン。
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投稿者 Periplo : 04:09 : カテゴリー バブルねたtamil

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