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2017年01月19日

1月のJ-テルグ

BOSS IS BACKだ、61歳で、150本目で、9年ぶりで!それにしてもこの↓イメージを見たときは、息子が代理で写ってるのかと思っちまった。
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Khaidi No. 150 (Telugu - 2017) Dir. V V Vinayak

原題:ఖైదీ నెంబర్ 150
タイトルの意味:Prisoner No. 150
タイトルのゆれ:Khaidi Number 150, KN150, Kathilantodu(製作中の仮称), etc.

Cast:Chiranjeevi, Kajal Aggarwal, Tarun Arora, Brahmanandam, Posani Krishna Murali, Ali, Prudhviraj, Raghu Karumanchi, Raghu Babu, Jayaprakash Reddy etc.
Guest Appearance:Lai Rakshmi, Ram Charan, V V Vinayak, Devi Sri Prasad

Music:Devi Sri Prasad

■開催日:2017年1月29日(日)
■時間:13:30開映(チケット引き換えは13:00頃から)
■料金:大人2400円(前売り2200円)、5-12歳の子供1200円(前売り1000円)、5歳未満の子供は無料(座席なし)
■字幕: 英語
■上映資材:DCP
■上映時間:ネット情報によれば147分
■会場:埼玉県川口市、SKIPシティ、彩の国ビジュアルプラザ http://www.skipcity.jp/access/
※別料金で軽食・スナックの販売あり。

映画公式サイト(FB):https://www.facebook.com/KhaidiNo150/
公式トレーラー:https://youtu.be/UwYfxVlwy64
全曲ジュークボックス:https://youtu.be/Q72z0d6M9Ks

■主催者公式サイト:http://indoeiga.com/
■参考レビュー集成:
http://periplosjottings.blogspot.jp/2017/01/khaidi-no-150-telugu-2017.html

※事前予約をお勧めします。申し込みフォームは、こちら。万が一の直前の急な変更や今後の案内などもメールで受信できるようになります。

【粗筋】
コルカタの刑務所から脱獄したコソ泥のカッティ・シーヌ(Chiranjeevi)は、偽パスポートでバンコクに高跳びしようとするが、空港で出会ったラクシュミ(Kajal Aggarwal)に一目惚れしたため国外脱出を取りやめ、相棒(Ali)とともにハイダラーバードに潜伏する。あるとき、彼は何者かに銃撃され重傷を負ったコニデラ・シヴァ・シャンカラ・プラサード(通称シャンカル、Chiranjeevi)とめぐり会い、彼と自分との間の他人の空似に驚愕する。この瓜二つを利用して警察の追っ手をかわし、なおかつ金儲けをしようと考え、シーヌはシャンカルと入れ替わることにする。やがて彼は、シャンカルが水文学者であり、ラーヤラシーマ地方アナンタプラムの小村ニールルで、無辜の農民たちのために巨大企業のトップ(Tarun Arora)と戦っていたことを知る。

【主要キャラクター/キャスト】
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■カッティ・シーヌ/チランジーヴィ
テルグ人なのになぜかコルカタでお縄になって服役していたコソ泥。職業に有利な特殊能力として、建築物の見とり図を見ただけでその立体構造を脳内で透視できるというのがある。
■シャンカル/チランジーヴィ
シーヌと瓜二つの赤の他人。水文学者(hydrologistのことを日本語でこういう)で、ラーヤラシーマの寒村の農民たちが良質の水源を利用できるよう援助している。隠し切れない知性は眼鏡に現れている。
■ラクシュミ/カージャル・アグルワール
シーヌが一目ぼれする相手。『バードシャー テルグの皇帝』などでお馴染みのカージャルは、ただのダンス要員とも評されているが、メガスターの復帰作でヒロインをつとめるというのは、テルグ映画界の女優としては頂上を極めたということで、目出度い限り。
■アグルワール/タルン・アローラー
多国籍企業である清涼飲料水メーカーのトップ。上質な地下水を求め、ニールルを村ごと手中に収めようとする。タルン・アローラーはモデル出身のボリウッド俳優。本作をきっかけに南インド映画での出演が増えそうだ。

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【トリヴィア】

“As actors we all want to act till we die, provided people accept us. ANR lived and breathed cinema till he passed away.” (The Hindu 記事、Chiranjeevi: There’s a time for everything より)

3年前に日本でも上映されて大好評だった Kaththi (Tamil - 2014) Dir. A R Murgadoss の(かなり忠実だと言われている)リメイク。Shankar Dada Zindabad (Telugu - 2007) を最後に映画界から遠ざかり、どちらかと言えば実りのない政治活動に従事した9年のブランクの後に、テルグ映画界最大のスターであるチランジーヴィが送り出した復帰作。監督は、過去にもムルガダース作品のリメイクをチランジーヴィ主演でヒットさせた(Tagore)VVヴィナーヤク。撮影は「ロボット」のラトナヴェール。一番気になるダンス・マスターは、少なくともローレンスとジャーニー・マスターが手がけていることが分かっている。1月11日の現地封切り以降、キャッシュ・レジスターは鳴り続け、封切り週に100カロール越えを達成、150に向けて邁進中という。

上に書いたように、ストーリーは Kaththi とほぼ変わらない。最大の変更点は舞台をチェンナイからハイダラーバードにしたこと、それに原作にないブラフマーナンダムのキャラを加えたこと、なるほどこれをやればテルグナイズは完了と言っていいかもしれない。その代わりということでもないだろうが、チランジーヴィがメガスターと呼ばれるようになった所以である過去のヒット作、特に Khaidi (Telugu - 1983) や Khaidi No. 786 (Telugu - 1988) などからの引用がふんだんに盛り込まれているという。

それにしても、記念すべき節目の作品がリメイクというのはどんなものか(これに限らず、最近のテルグの大スター出演作はリメイクが目立つようになって来ている)というのは当然の疑問として湧き上がってくるのではあるが、一方でリメイクのネタ元に Kaththi を持ってきたというのは、「そうは言っても政治家兼業」のチルさんにとっては、やはりクレバーな選択であったという気もしている。メガスター自身はこうした問いに涼しい顔で答えている。政治活動によるブランクのあとのトップスターの復帰ということで、アミターブ・バッチャンを思い浮かべた人もいるかもしれない。バッチャン翁の場合、ちょうど良いクッションを置いて、トップでしのぎを削るヒーロー俳優から一歩引いて、重厚かつ自由なご老公様として見事に返り咲いたわけだが、チルさんの場合それはなかったようで、プロデューサーである息子ラーム・チャランのアドバイスのもと、若返りのためのトレーニングをみっちり積んで、年齢不詳の見事な仕上がりにしてきた。たぶんネ申は歳をとることを許されないんだと思う。

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投稿者 Periplo : 19:23 : カテゴリー バブルねたtelugu

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