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2019年01月14日

1月のマラヤーラム映画

この二つのイメージは二コマ漫画になってるのか?
NjanPrakashan1.jpg

Njan Prakashan (Malayalam- 2018) Dir. Sathyan Anthikad

原題:ഞാൻ പ്രകാശൻ
タイトルの意味:I, Prakashan
タイトルのゆれ:Njan Prakasan

Cast:Fahadh Faasil, Nikhila Vimal, Devika Sanjay, Sreenivasan, Anju Kurian, KPAC Lalitha, Aneesh G Menon, Aparna Das, Sabitha Anand, Veena Nair, Jayashankar, Remya Suresh, Manjula, Manjusha, Munshi Dileep, M.G. Sasi, Al Sabith, etc.

Music:Shaan Rahman

公式トレーラー:https://youtu.be/PjCb4Jo4oVY
全曲ジュークボックス:https://youtu.be/GbGxr0EupFg

■開催日:2019年1月20日(日)
■時間:14:00開映(開場は13:00、映画は16:45ごろに終了予定)
■料金:大人2000円、5-15歳の子供500円、5歳以下の子供は無料(座席なし)
■字幕: 英語
■上映資材:DCP
■上映時間:ネット情報によれば約131分
■会場:埼玉県川口市、SKIPシティ、彩の国ビジュアルプラザ http://www.skipcity.jp/visit/access/
※インターミッションには、ワダ、チキンカツレツ、お茶の販売あり。下記の予約フォームからチケットとともに予約可。

■主催者公式サイト:http://celluloidjapan.com/en/home/index
■参考レビュー集成:https://periplosjottings.blogspot.com/2018/12/njan-prakashan-malayalam-2018.html

※事前予約をお勧めします。申し込みフォーム入口はこちら。万が一の直前の急な変更や今後の案内などもメールで受信できるようになります。

【粗筋】 
プラカーシャン(Fahad Faasil)はお気楽で怠惰な若者で、努力せずに安逸な生活を送ることをぼんやり夢見ている。看護師の資格を持っているのだが、激職である看護師として就職することを嫌がり、何とかして海外に移住したいと考えている。また、古風なプラカーシュ(光、輝きなどを意味する)という自分の名前が気に入らず、PRアーカーシュ(アーカーシュは天空を意味する)と名乗ったりしている。ある日、彼は元彼女のサローミ(Nikhila Vimal)と再会する。過去には、彼女が思っていたほど裕福ではなかったという身勝手な理由から彼女と別れたプラカーシャンだったが、看護師としてドイツで働くためのヴィザを取得した今の彼女は以前とは違って見えた。彼は再びサローミにアタックを開始する。

【主要キャラクター/キャスト】 ※イメージは本作のスチルではないものも含む

NjanPrakashanCast.jpg

■プラカーシャン/ファハド・ファーシル
教師の息子で、自身は医者になることを夢見ていたが、学力不足から看護師としての教育を受けることになった。看護師という職業は、男である自分にとっては見栄えがせず、カーストや家格にもそぐわないと感じている。先進国に移住しさえすれば全ての道が開けると信じ、その第一歩としてコーチンに出てドイツ語教室に通い始める。
■サローミ/ニキラ・ヴィマル
プラカーシャンの元彼女。プラカーシャンから一方的にフラれた後、看護師としてドイツに渡って働くためのヴィザを手に入れる。
■ゴーパールジー/シュリーニヴァーサン
ケーララに出稼ぎにやってくるベンガル人を仕切る手配師。プラカ―シャンの父のかつての教え子で、父に恩義を感じており、息子のプラカ―シャンの相談に乗ったりしている。演じるシュリーニヴァーサンはベテラン性格俳優兼脚本家。本作でも脚本を共同執筆している。過去には出演作『チダンバラム』が映画祭で上映されてもいる。
■ティナ/デーヴィカ・サンジャイ
裕福なクリスチャン家庭に生まれた少女。15歳。介護が必要な難病に罹っている。
■シュルティ/アンジュ・クリヤン
ティナの近所に住む野菜売り。父親に代わって一家の生計を支える苦労人。
■ポーリ/KPACラリタ
ティナの家の住み込みメイドで、いつもティナの世話をしている。

【トリヴィア】
人情映画の巨匠と言われているサティヤン・アンティッカード監督の最新作。Ennum Eppozhum から5年近くたって、再び日本のスクリーンに戻ってきた。80年代から活躍している大ベテランのサティヤン監督は、新作公開のたびに「同じテーマの焼き直し」と散々に言われるのだが、それでも愛されている人。今作も、利己的で甘えのある青年の、大人へのイニシエーションという、幾度となく扱ってきたテーマを、ファハドと組んでユーモラスに展開しているという。

実は上の粗筋はもう少し細かく書くこともできたのだが、やめておいた。見せ場のすべては主演のファハドにあるといわれているこの作品、その主人公は典型的な今どきのマラヤーリーの若者(といってもその若者像は昔からあまり変わってないらしいが)で、現地の観客にとっては「いるいる、こんな奴」「これって自分じゃん」というものらしい。

しかしそのどこにでもいそうなユルい奴っていうのが、実はかなりクズい。若い男だけじゃなく、女性が主役の How Old Are You? (Malayalam - 2014) などを見た時も若干似たような感想を持ったが、こういう主役を提示されて、日本の観客は「欠点はあっても憎めない奴」と思うことができるのかどうか、最終的な改心と成長に納得して劇場を後にすることができるのかどうか、それとも文化ギャップに打ちのめされるのか、これはやはりファハドの芝居にかかっていると思う。「可愛い顔してあんなスゴいこと」するファハドを見に行こう。

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投稿者 Periplo : 20:13 : カテゴリー バブルねたkerala

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