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2019年05月10日

5月のJ-テルグ

るるる~5月は田植えの季節~(調べてみたが、南インドじゃ本当に酷暑の5月に田植えをする地方もあるという)。

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Maharshi (Telugu - 2019) Dir. Vamsi Paidipally

原題:మహర్షి
タイトルの意味:「偉大なる聖仙」といった意味の、宗教的パーソナリティーへの称号だが、一般人の男子の名前としてもよくある
タイトルのゆれ:Maharishi

Cast:Mahesh Babu, Pooja Hegde, Allari Naresh, Jagapathi Babu, Prakash Raj, Meenakshi Dixit, Rao Ramesh, Jayasudha, Nasser, Rajiv Kanakara, Rajsekhar Aningi, R J Hemant, Kamal Kamaraju, Anish Kuruvilla, Thanikella Bharani, Mohan Bhagath, Joy Badlani, Vennela Kishore, Sreenivasa Reddy, Posani Krishunamurali, Prudhviraj, Vidyulekha Raman, Brahmaji, Mukesh Rishi, Sai Kumar, Kaikara Satyanarayana, R Bhakti Klein, Sonia Albizuri, etc.

Music:Devi Sri Prasad

公式トレイラー(英語字幕付き):https://youtu.be/ByjXIbg4hjw
全曲ジュークボックス:https://youtu.be/YLqUCNxg8HM

■開催日:2019年5月12日(日)
■時間:開映13:30(受け付けは12:30ごろから。映画は17:00すぎに終了の予定)
■料金:大人3000円(予約2800円)、12歳以下の子供1600円(予約1400円)、5歳以下の幼児は無料(シート無し)
■字幕: 英語
■上映資材:DCP
■上映時間:ネット情報によれば約178分
■会場:埼玉県川口市、SKIPシティ、彩の国ビジュアルプラザ http://www.skipcity.jp/visit/access/
※上映開始前12:30ごろから、インド弁当ランチの販売あり(要予約)。インターミッションにスナックの販売あり。

■映画公式サイト(FB):https://www.facebook.com/MaharshiTheFilm/
■主催者公式サイト:http://indoeiga.com/
■参考レビュー集成:https://periplosjottings.blogspot.com/2019/05/maharshi-telugu-2019.html

※事前予約をお勧めします。申し込みフォームはこちら。万が一の直前の急な変更や今後の案内などもメールで受信できるようになります。

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【粗筋】
ヴァイザーグの野心家の学生から、多国籍企業のCEOとなりNYに暮らし、そしてインドに戻り、大地とともに生きる——そんなリシの旅路を描く。リシ(Mahesh Babu)はヴィシャーカパトナムの工科大学大学院(IIET)の修士課程に学ぶ若者。クラスメートの中ではプージャー(Pooja Hegde)とラヴィ(Allari Naresh)と特に仲が良く、プージャーとは恋人同士となる。しかし修士の最終学年になり、リシとプージャーは破局し、ラヴィとの間にも誤解から溝が深まる。同じころにアメリカに本拠を置く多国籍企業からのオファーを受け、リシは一人ニューヨークに渡る。数年の間にその才覚を発揮したリシは、「オリジン」という名の有名IT企業のCEOに収まり、贅沢な暮らしを送るようになる。しかし、とあるきっかけから、渡米以来音信を断っていたラヴィのその後について知り、リシはインドに帰国する。成功を追求する過程で失った、人生で最も大切な三つのものに気がついたのだ。ラヴィの故郷であるゴーダーヴァリー地方のラーマヴァラム村で、彼は農民たちの窮状を知り、立ち上がる。そして「自らの成功の果実を他と分け合う者=マハリシ」として崇拝されるまでになる。

【主要キャラクター/キャスト】 ※イメージは本作のスチル以外のものも含む

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■リシ・クマール/マヘーシュ・バーブ
中産階級に生まれながら、常に上を望み、サクセスを求める男。本作のトレイラー発表後、四十代も半ばのマヘーシュが大学院生を演じるのはさすがにどんなものかという声も一部にはあったが、蓋を開けてみれば学園のパートが一番の見どころという評判も。
■プージャー/プージャー・ヘグデ
リシの大学院でのクラスメートで、リシのガールフレンドになる。リシの行動や考え方に対してしばしば批判的な意見を述べる。演じるプージャーは Duvvada JagannadhamAravindha Sametha Veera Raghava で既にお馴染み。
■ラヴィ(ラヴィシャンカル)/アッラリ・ナレーシュ
リシの大学院でのクラスメート。ゴーダーヴァリー地方のラーマヴァラム村出身で、貧しい農家の息子。リシが成功の階段を上るために、人知れず犠牲を払っていたことが後に明らかになる。演じるアッラリ・ナレーシュは、おそらく本作が日本初登場。2002年に芸名の由来となった Allari でデビューして以降、一貫して、しかもコンスタントにBクラス映画で主演を張ってきた。ここに来て、トップスターであるマヘーシュの主演作に助演というのはどういう意味があるのか、地味だが興味深いポイントの一つ。
■ヴィヴェーク・ミッタル/ジャバパティ・バーブ
精油関連企業のオーナーで大富豪。ラーマヴァラム村にオイルの巨大パイプラインを引くプロジェクトを押し進めており、そのためには計画用地から農民を追い出すこともいとわない。村にやってきたリシと対決する。
■サティヤムールティ/プラカーシュ・ラージ
リシの父親。中産階級(の下の方)の家庭人だが、リシからは人生に失敗した男として反面教師扱いされている。

【トリヴィア】
マヘーシュ・バーブの25本目の主演作ということで大いに注目を集めていた本作、やはり予想通り、ヒロイズムと社会との関りを模索したものになった。1999年のヒーローデビューからちょうど20年目、20年で25本というのは、マヘーシュの父の世代と比べれば半分以下の本数だと思うが、それだけ昨今のスーパースターが1本の作品に背負うものの重さを物語る数字でもある。各種レビューを読むと、マヘーシュの過去作品である SrimanthuduBharat Ane Nenu、ヴィジャイの Kaththi、はたまたSRKの Swades、あるいは『きっと、うまくいく』までの様々な先行作から影響を受けたモチーフが列挙されている。そうした中で一番気になったのは BehindWoods のレビューで、本作が「クリシュナ・スダマ神話の現代版」と評されているところ。スダマ、別名クチェーラは、子供時代のクリシュナの遊び友達で、長じてからは慎ましい婆羅門として暮らすが、家計の逼迫からドワーラカーの王となったクリシュナに会いに行ったという人物(そしてどうなったかはこちら参照)。現代版と言えば、マンムーティの Katha Parayumbol から始まり、ラジニの Kuselan、SRKの Billu に至るの一連リメイク作がある。マヘーシュがクリシュナ神にあたるだろう本作では、このエピソードがどのような形で変奏されるのかも楽しみなところだ。

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投稿者 Periplo : 23:41 : カテゴリー バブルねたtelugu

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